18.6月下旬の活動記録
 21日は議会質問の全文アップのために朝からパソコンに向かい続ける。昼過ぎに気分転換と委員会付託案件の調査を兼ねて市役所に行く。話を聞けば、委員会で言わねば成らないことが心に溜まってくる。市役所の帰りに一昨日の19日に木更津法人会が『鳥取方式』で芝生化を実施した岩根4丁目の公園を見に行くと養生の囲いがされていた。
 友人がこの事業の担当副委員長なので、地元の公園という事もあり作業に誘われていた。20日にも青年会議所の後輩から『市民討議会』の傍聴案内も届いていたが、どちらも当事者で無いためお断りをして町内会の旅行を優先させてしまった。身体が二つないのが残念である。
 
 22日より委員会が始まる。
議会質問をアップして市役所に行く。初日は総務委員会と教育民生委員会で、それらの傍聴に行く。
 10時からの総務常任委員会には8件の議案が付託されている。最初の議案である専決処分の承認について、なぜ4月上旬に議会を開催して遡及する処置を執る事が出来なかったかという質問に対し、地方自治法で先決が認められているからという回答があった。それ以上深い議論にならなかったが、先進市での通年議会のような対応を取れば臨機応変に本会議を設定できるので、例えば4月8日の議員会主催の新職員紹介の時に議案処理をすればこのような問題も解決できるのに、と傍聴席で思っていた。他には利用率が低い駅前ホールを売却に伴って廃止する案件や職員の育児休業制度の変更、個人情報保護条例や市税条例、火災予防条例の一部改正などの案件が審議されたが、個人的には10月からのタバコ税アップにより本年は1億2千万円、来年度は3億円近くも税収が増える見込みである事を知ったことが大きな収穫だった。
 委員会終了後、協議会が開催され、路線バスに対する取組状況や第4次総合プランの策定方針などの報告があった。路線バスの話などは傍聴しなければ知ることのない話であるから、やはり他の委員会を覗くことは大変勉強になる。
 
 13時からは教育民生常任委員会を傍聴する。この委員会には陳情2件と議案3件が付託されている。陳情は2件とも毎年6月議会に出てきて可決され国に要望書を送る案件である。ただ、その審議の中で執行部と議論する中、市内小学校全224学級のうち30人以下の教室は52%になる127学級もあり、全体の90.5%が35人以下で授業が行われているという事を知った。小子化の影響で既に多くの学校で少人数学級が結果的に実施できているという訳である。議案の中で後期高齢者広域連合の規約を変える協議の案件があった。午前中の総務委員会で市町村総合事務組合の規約を変える協議の案件も有ったが、どちらも印旛村と本埜村が合併により消滅したことの変更であり、木更津市議会として異論を鋏むような余地のない案件である。このような事案なら委員会付託しても意味がないと傍聴席で思っていた。
 委員会終了後、協議会が開催され子ども手当の支給状況の報告があった。担当職員の事務量の増加は大変だったろうと思う案件である。個人的には消費税議論をする前にこの見直し議論を国会ではやって貰いたいものだ。
 この日は傍聴を終え市役所内で打合せを行い帰宅後は議会広報に掲載する原稿などを作成しながら肝臓を休ませた。
 
 23日の10時からは自分の所属する建設常任委員会である。5件の議案が付託されているが現場のあるものについては、事前に現地調査を行っている。案件の中で、金田西区画整理事業範囲内の下水道幹線を区画整理事業者にではなく県の下水公社に委託するものがあった。@周辺関係者への説明の一元化、A道路工事等の工程調整の容易さ、B合併施工による工事価格の削減等、どう考えても組合に委託することが自然であり、市の担当課もその意向であったが県に断られたとの話である。区画整理経験者として見ても県の意欲と能力の低さは目に余る。部長を攻めても仕方ないので議案には賛成したが賛同というわけではない。今後の展開で同じ様な対応をした場合はどうすべきか考えるところである。道路廃止と認定については現場調査で事前に問題提起していた件が処理されていたので納得して賛成する。
 委員会終了後、協議会で金田東西の状況の報告があった。関連公共事業費の削減が進んでいると聞いていたが、当初より20億円近い改善が進んでいる事には敬意を評したい。このようなコストカットを行った技術者はもっと評価されることが有っても良いのにと思うところである。ただし委員会協議会が説明のみで質疑が禁止されることは残念である。
 協議会も終わり屋上の喫茶で早めの昼食を取り始めると強く雨が降り始める。凄いなと思っていたら2時半に大雨洪水警報が発令された。
 
 警報が発令される前の13時に始まった経済環境常任委員会であるが、今回は付託案件が無いため最初から協議会である。ゴミ処理の現状、市営霊園の今後、口蹄疫と言う3案件なので勝手に1時間で終わるものと判断し、14時から広報委員会編集会議を設定し、それまでの傍聴のつもりだったが意見が続出して終わらない。編集会議の時間に呼び出され傍聴は中止される。
 広報委員会は議会終了後に行いたいものだが、今回は30日まで会期が有るので時間的に厳しく、レイアウトだけでも先行して決める為に開いたものである。草案は議会事務局と供に考えていたが、やはり大勢で議論すると良い案が浮かんでくるものである。
 編集会議終了後、30日に会派で行う金田視察の打合せに加わり議論をする。そんなこんなで夕方に帰宅すると、直ぐに折り返すように建設常任委員会の意見交換会に出席する。8日続く初日にも関わらず議論が弾むので、遅くまで飲んでしまった。
 
 24日は議会休会日である。書類の整理や仕事の片づけを済ませ、夕方に巌根駅から電車に乗り海浜幕張に行き、友人と待ち合わせて千葉ロッテの試合を見てくる。勝ちゲームに喜んで祝杯を上げ、電車で帰宅すると、そのまま徹夜でテレビに向かう。
 
 25日は午前3時半から始まるサッカーワールドカップのデンマーク戦をビール片手に見る。予選突破を喜ぶ頃には夜が明けていたので少し寝る。8時半頃に起床し、シャワーを浴びて朝食を取り、メール等の処理や雑務を終えたら巌根駅から午後2時台の電車で東京へ向かう。都内で何箇所かの用事をすませ、少し時間があったので定点観測のスカイツリーを見るために浅草まで行く。
成長する東京スカイツリー
時々の写真集(その1)
 
吾妻橋から見た写真(左)と
墨田区役所からの写真(右)

2009年08月25日

2010年01月29日

2010年01月29日

2010年06月25日

2010年06月25日
 その後、八重洲地下街まで行き、群馬大学で同じ研究室だった友人達と久々の懇親を行う。上場企業の事業本部長や工事部長、県庁の班長や政府系会社の課長など充実し安定した人生を送っているようで、政治の道を進む自分を振り返るには良い時間だった。ただ寝不足が堪え、帰りの電車はよく眠ってしまった。
 
 26日は午前中に人と打合せを行い、午後から渡辺県議の事務所に顔を出し、夜にはバカの会のHP作成の打合せに行く。潤滑油も入り話が活性化したが、方向性が上手く決まったか、微妙である。
 
 27日は国体の百日前イベントが市民会館で行われるので、仕事を一時中断し、10時の炬火採火式を見に行く。生憎の雨のため室内開催になったが、フリマと一緒になって賑わっていた。子ども達が摩擦熱で発火させた灯火が大会に引き継がれていく事は良い思い出になるだろうと思った。
 式典終了後、自宅に戻り地元の調整を済ませた後、再度午後1時からの推進大会に出て、総合高校の太鼓や東高校のダンスなどを鑑賞して中座。自宅に帰り3時から江川区と西山区の合同懇親会に参加する。昼間の酒は妙に効くことを改めて確認した。
 
 28日は前夜のイングランドvsドイツの余韻で寝不足の中、HPの更新を行い、午後から地元の役員から要望を受けている現場の調査や市役所での聞き取りなどを行う。夕方から参議院議員選挙対策会議に招集され、選挙区は椎名、比例区は臼井という意識を浸透させる議論が行われる。今回は新聞毎に中間予想が大きくブレている。投票率はどうなるのかなど気になる点が多い。告示から4日も経ってやっと掲示板に候補者のポスターが勢揃いしたので写真を撮り掲載することが出来た。
 
 
 29日は市内で所用を済ませ、午後3時に巌根の茂寿司で斉藤高根議員とバカ料理の試食を行う。毎年あきれるほど食べてきたバカ貝であるが、プロの手に掛かるとここまで美味に成るのかと感動する。多くのメニューを提案していただき感謝するところであり、バカの会への思いも含め、詳細は
思うことに記載する。
 その後、地元の役員の元を回ってから午後7時の自然Gr会合に参加する。今年は活動10周年に当たるため、自然観察モデルコースを造る事を千葉県環境財団に申請したところ、88,000円の補助金が受けられることになった。今後は様々な関係者を含めて具現化に向けた対応が必要となってくる。
 会議後は友人数人で市内の中華料理店でサッカーパラグアイ戦の前半を見る。自宅に帰って後半を見るが延長戦突入で寝てしまい、PK戦で敗退したことを知ったのは翌朝であった。
 
 30日は議会最終日である。委員会付託案件の採決、委員会に付託されない人事案件の採決が行われ一時休会。議運の会合が入り、採決された陳情2件に対応する意見書を提出する発議案が提出し採択され議会は終了した。その後、全員協議会で総務委員会でも説明があった第4次3カ年プランの方針の説明が行われ実質的な議会は全て終了した。
 議会終了後、会議室で基地対策特別委員会が開催され、7月21日の大和市の
厚木基地周辺整備の視察を決定する。重要なのは担当部局や議会が同じ認識に成ることであり、職員も同行する視察を通じて江川運動公園拡張事業が前進する契機としたい。
 特別委員会終了後、直ぐさま議会広報委員会編集会議が行われ、活発な意見交換を行い、次回8日の編集会議につなげることに成った。
 午後からは会派で金田事業の視察に行く。交通手段はレンタカーのマイクロバスで、大型の免許を持つ平野卓義議員が運転してくれる。事務所で事業概要の説明を受け、その後雨水ポンプ場の建物に登る。施工業者は千束台で裁判中の森本組と知り、複雑な気持ちになりながら視察を終えた。
 夕方は今議会で全国議長会から15周年表彰を受けた議員の祝賀会に出席する。メニューの濃い1日が終了したのは深夜遅くだった。
 
 →
2010年7月上旬の記録