64.10月上旬の活動記録
 1日は午前中に書類整理や事務処理を済ませ、昼から蘇我まで車を走らせ映画『はやぶさ』を見てくる。上映初日のうえファーストディで鑑賞料金が千円であったためか非常に混んでいた。
 
 2日は岩根西地区の敬老会と陸上自衛隊の航空祭が同時に行われる日である。最初に敬老会が開催される岩根小学校体育館に行き来賓として壇上で式典に臨む。岩根西地区では75歳以上を招待しているが、前年より1割増えているという事である。
 式典を終え、小学生と中学生の合唱を聴き終えたところで会場を後にして陸上自衛隊に移動する。航空祭の一般駐車場は江川の海上自衛隊から引き入れているので長々と渋滞している道路を脇目に吾妻の来賓駐車場に車を停めて会場に入る。申し込んでいる式典まで若干の時間があるので航空祭の会場を見に行く。他の多くの議員が壇上の席に座っているが、私は場内を歩き回りながら展示物や航空ショーと供に、人の入り具合や中野畑沢線工事に伴って撤去されるクラブハウス等を見る。
 
 12時15分より第39回航空祭の式典が行われ、清田指令や浜田代議士等の話を聞き、会食を楽しんだ後、体験搭乗として宮木議員と供に東京湾上空に行く。金田のアウトレットの進捗などが見られるかと期待していたがコースが海側に寄りすぎて細かいことが解らなかった。
 航空祭の会場を後にして、市内で買い物や打合せを済ませた後、午後5時から行われる敬老会のスタッフ慰労会に出席して地域の方々と意見交換を行う。巌根駅快速停止の実施時期の見込みや駅前広場の工事スケジュールを聞かれるが、諸般の事情で明確に答えられないことが辛い酒席を経て夜7時に帰宅し、HPの更新作業を行う。
 
 3日は午前中に事務所で書類等の片付けを行い、昼から市内で所用を済ませた後、昨日購入してきたデジカメのセットアップなどを行う。5年前の2月に購入した『μ DIGITAL 600』(上)も激しい使用環境のためか露出判断機能が故障したようなので、新たに同じOLYMPUS製の『Tough TG-810』(下)に更新したのであるが、今まで生活防水機能だった物が10m防水になるので、今後は大雨の中でも気を使わなくても良いばかりでなくシュノーケリングではハウジングも不用である。
 
 4日も終日内業に明け暮れる。夕方にはアカデミア音楽コンクールの運営委員会の開催が予定されていたが、早朝に入った電話で、近所の長老の通夜が行われることを知り、委員会を欠席した。旧軍の近衛師団に所属し、その後は大手商社で活躍した方を送る御前様の言葉の重さが心に沁みた通夜であった。
 
 5日は朝から雨なので、事務所の片付けや清掃を行う。本棚に収まらない物が増えていたので読み直す事は無いだろうと思う本を考え、25冊を古本屋に売却に行く。また翌日からの東北に備えて、荷物の準備等も進める。
 昼から市役所に行き、来月に計画している研修の打合せや書類の準備を行い、庁舎内の各所で打合せをして帰宅し、遅くまで事務処理を行った。
 
 6日は早朝に自宅を出て高速道路を北関東横断道路の宇都宮上三川まで走り、そこから一般道路で福島を目指す。天候が早めに回復したら額取山に登ろうと思って、登山口の駐車場でシートを倒して読書を行っていたが雲が切れず、早めに福島市内まで行き信夫山に登った。
 夜には日本道路公団上田工事事務所時代に同僚だった2名が福島管理事務所に勤務しているので、旧友再開を楽しみながら現在のJHの状況や震災後の福島の状況など、ためになる話を聞いた。
 
 7日は夜行バスで福島に来た木更津の知人を福島駅前で拾い、宮城県の
泉ヶ岳を登る。登山口で愛車のメーターを見ると走行距離が20万kmを越えていた。下山後は南三陸町を経て震災後3度目になる気仙沼に入る。
 夜には施設不足でサンマの水揚げが制限されている放送を聴きなら、居酒屋で美味い塩焼きを食べていた。
 
 8日は大島でボランティアを行った。詳細は
思うことに記載する。
 作業を終え、まだ船が撤去されていない鹿折地区を通り抜けて、国民宿舎からくわ荘に泊まる。目前に有る津波体験館では沢山の写真が掲示してあったので見せていただく。案内嬢が親族と分かれた人達が亡骸を探し続けた姿の辛さを話し「まずは生き残って下さい」とお願いされ胸が痛くなった。
 
 9日は宿の前にある昭和時代に出来た『津波体験館』で映像と振動の体験をしてから出発し、陸前高田や大船渡の市街地を見て、
五葉山に登り、津波浸水地域で営業を再開している釜石市のビジネスホテルに泊まる。外食に行ける店が無い状況が痛々しかった。
 
 10日は海岸沿いに下北半島の六ヶ所村まで北上してから一気に木更津まで走ってきた。連休最終日のため宮城県内の東北道で25kmの渋滞に巻き込まれ、自宅に帰ったのは翌日の午前2時になっていた。
 
 
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2011年10月中旬の記録