18.6月下旬の活動記録
 21日は午前中に自宅の所要を片づけ、昼から市役所に行き、各所の打合せを終えてから第2庁舎に行き、農業委員会第24回総会に出席する。転用に関する案件で議論が白熱した後、夜からは「さなぶり」と称する農業委員会の懇親会に出席する。議論の背景にあった事務方の対応について遅くまで語り続けた。
 
 22日は午前中に書類を片づけ、昼よりHPの更新を行う。市内で所用を済ませた後、夕方から地元の方々とともにホテルオ−クラの平安の間で開催される『渡辺よしくに後援会 総会・懇親会』に出席する。人数も500人を超えており、組織の結束力を目の当たりにし、近づく参議院選挙を肌に感じてきた。
 
 23日は午前中に東京ベイプラザホテルに行き、木更津ロータリークラブの60周年記念行事として開催された講演会を聞きに行く。
 「木更津のことをもっとよく知ろう〜むかし・いま・これから〜」と題して、歴史に詳しい道案内人の川島氏、水越木更津市長、青年会議所の大森理事長がそれぞれの立場から報告する形で、参考になることも多かった。昼食を食べて帰宅し、午後はHPの更新を行った。
 
 24日は午前中に私的な所要を済ませ、午後から市役所に行き委員会審査報告書の作成や担当部局との打合せを行う。夕方は地域で打合せを行った。
 
 25日は午前中に事務所で仕事を済ませ、午後から農協本店に行き理事会に出席する。不良債権の処理は順調に進んでいるがまだまだ安心できるレベルではない。理事会後は市役所に行き、21日の農業委員会における課題を担当部局と打ち合わせた。
 
 26日は議会最終日である。議案第48号の取り下げが正式に決められた後に委員会審査報告が行われた。大綱質疑では佐藤議員より「実質的に経営が一緒である会社が別に入札に参加して工事を受注している」というような意見も出されたが、陳情4号(君津市内の産業廃棄物処分場増設に反対する陳情)の審議についても質疑が行われた。質疑終了後に陳情4号に対して三上議員より「再付託」の動議が出され、賛成多数で可決された。従って、この陳情は議会終了後、引き続き経済環境常任委員会の審査事項となった。それ以外の案件は全て可決され、陳情に対応して次の発議案が上程された。
番号 内容(件名とは異なる)
発議03 義務教育国庫負担堅持に関する意見書
発議04 国の教育予算拡充に関する意見書
 発議案の採択をもって6月議会は全て終了となったが、引き続き全員協議会が開催され、下記の9案件についての報告が行われた。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部
No.1 地方公務員の給与削減問題について 総務
No.2 平成25年度行政評価結果について 企画
No.3 土地開発公社経営健全化計画の見直しについて 企画
No.4 「(仮)イオンモール木更津」の開発計画について 企画
No.5 国保負担金の減免等の取扱要綱(案)について 市民
No.6 子宮頸がん予防ワクチン定期接種の対応について 市民
No.7 市立保育園の民営化について 福祉
No.8 ふくた保育園新設工事について 福祉
No.9 公共案内看板条例の一部改正の意見公募について 都市
 No.3と4以外は全て1週間前の常任委員会協議会で説明があったことなので、記載はそちらを参照して頂きたい。No.3は国が本年2月に「土地開発公社経営健全化対策措置要領」を作成したことに対応し、本市の簿価総額を基準財政規模の1/10以下にするため現在の約31億77百万円から平成29年度末に22億77万円にする第4次健全化計画の説明である。財政の余力があって返却するので有ればよいが、極めて低い金利となっている負債を返すため、それより高金利の負債を負うことが無いように気を配りたい。No.4は「最近思う事」に記載したので一読して貰いたい頂きたい。
 昼食後、午後1時から庁舎整備特別委員会が開催され、事業手法や建築計画、窓口機能等について6人の議員から質疑が行われた。答弁の中では高層建築をPFI事業で建てる方向のようであるが、自治体の庁舎をPFI事業で建設した事例は岩手県紫波町しか無いようなので、果たして公平で安価な発注が可能なのかという疑問を多くの議員が抱えている様子であった。
 午後3時からは木更津港まつり資金部会が開催される。本年度は今まで5万円を負担していた袖ケ浦市の資金を始め市政70周年で関係団体からの分担金も百万円減少する一方で、安全対策費などは毎年増え、今年の木更津市からの負担金は前年より4百万円多い19百万円と成っている。それでも資金が不足するので、9百万円の寄付金が予算化され、それを集めるのも議員の仕事なのである。他には150万円の市民協賛金や観覧席の売上が大きな収入で、約4千万円の予算と多くのボランティアで港まつりは実行されるのである。
 午後6時からは議員会の主催による永年在職者表彰祝賀会が開催され、中には昭和の時代から議員をされている大先輩達に慶祝の意を表するのであった。
 
 27日は午前中に自宅の仕事を済まし、午後から市内で所用を済ませた後、市役所に行き、打合せや資料入手をしてくる。久々にカラッと晴れた爽やかな日で、夕刻に犬の散歩とHPの更新を終えて、深夜に車に布団を積んで家を出た。
 
 28日は群馬県と新潟県の境界にある野反湖に行き、
八間山[1935m]とエビ山[1744m]に登り、往復で八場ダムの建設状況を見てくる。天気は朝のうちだけが晴れ、昼前から曇ってしまったが、真夏の日差しに焼かれなくて良かったと好意的に解釈する。
 
 29日は午前中に事務仕事を片付け、昼に知人と打ち合わせを行い、午後2時から岩根公民館で開催されるタウンミーティングに出席する。
 重城・鈴木の両市議を含め20名の住民が参加する中で、基本構想の取りまとめに向けた地域の意見が多く寄せられた。多くの住民から岩根は30年間以上大きな変化が無い中で木更津駅周辺には投資を続けているという声が出されていた。議員としては痛い話である。
 2時間弱の議論を終えて、重城市議とともに君津のホテル千成に向かい、四市の60歳以下の市議による「U60」に出席する。
 ベテランといわれる年齢に達していない議員による研鑽の場として今回初めて開催される会合で、木更津と富津を中心に20名の議員が参加したが、異論が出された市もあり、参加を見送った人が居たことは残念である。
 各市の議会の状況について、それぞれの代表より発表があり、意見交換を行った。議会広報誌だけを見ても袖ケ浦市では議案に対する賛否および欠席者が明示されているかと思えば、君津市では質問者の顔写真を掲載しないなど、対応がマチマチである事とその理由を聞き、今後の参考になることが大いにあった。
 
 30日は福祉会館で青年会議所が開催する「まちづくりディスカッション」を見学に行く。OB特権で会場内の写真も撮らせてもらい、JH木更津の平田所長による圏央道の交通状況報告を聞いた後、議論が開始された会場を後にして農協本店に向かう。
 農協本店では「夏のふれあいフェア」と題して農機具や農産品の販売が行われており、理事として見に行きながら他の役員と意見交換をした後、スイカ等を購入して帰宅した。人から借りた「海賊とよばれた男」を読んでいるうちに外が暗くなり犬の散歩と夕食を終えても深夜まで読書にいそしんだ。
 
 
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2013年7月上旬の記録