44.3月中旬の活動記録
 11日は寒いが空は晴れ渡り、震災から3年が経過した事を考えながら、朝から岩根西中の卒業証書授与式に出席する。卒業生の内訳は男子31名、女子18名とバランスが悪い年である。この日の午後には岩根中に出席した重城市議に会ったが、そちらでも男子が多いと言うことなので、気になって翌日に調べ物をした。
 午後は連日となる選挙意識高揚活動を行いながら、中郷や富来田を走る。街中には相変わらず右翼の街頭宣伝車が大音響で走り回り、市民が選挙戦に嫌悪感を招き、投票率が下がらないかと気になる。
 
 12日は午前中に農協で欠席した理事会の内容について打合せを行い、その後に市役所に行って調べ物や各種調整を行った。
 その後、市内各地で
定点観測写真を撮影しつつ、先月末に開通した長浦駅も見に行く。自由通路と駅舎整備で約25億円を投入しており、完成が27年3月予定という事であった。次に袖ケ浦駅に行くと、こちらも建築工事に着手しており、岩根側では立体交差工事も着手されていた。
 木更津市では木更津駅西口広場の再整備に続き、来年度は金田バスターミナルの整備と、高速バスを中にした整備を進めているが、市街地の賑わいを検討するので有れば駅についても考える事が重要であろう。
 定点写真を撮影する途中で、吾妻保育園の改修が終了している事にも気が着いた。今回の改修では子どもたちを久津間に集約していたハズなので、これだけの施設を再供用するにあたり保育士さんを確実に採用し、待機児童解消に努めて貰いたいと思った。
 その後も、市内で所用を済ませ、夜には青年会議所の同世代で懇親を深めた。木更津以外のメンバーも多く、今回の木更津だけでなく、秋の君津市長選挙の話題などで盛り上がった夜になった。
 
 13日は朝から雨が混じる天候の中で、昨日は休ませて頂いた選挙意識高揚活動に参加する。雨の中で地元を走り回り、その後事務所で打合せを終えて帰宅する途中、内房線の踏切で停車したら走行距離が3万キロ丁度に成ったところだった。1年9ヶ月での達成であった。
 
 14日は3月議会の最終日である。この日は執行部から追加上程が有るため9時半より議会運営委員会に出席し10時からの議会の日程変更を決定する。そして10時になり、水越市長が出席する最後の議会が開催される。議案審議に先立ち議員定数等調査特別委員会の白坂委員長より議員報酬については様々な観点から現状が相応しいという委員会の調査報告が出され、委員会への調査付託事項が全て終了したので特別委員会の任務が終了し、消滅することになった。議案審議では付託がなかった私以外の常任委員長及び予算審査特別委員会委員長から審査結果の報告が行われ、討論の結果、議案13号から28号及び請願1号について全て可決された。なお、議案24号については本則の5%を下回る3%とはいえ地域手当を来年も加算する案件なので私以外にも多くの議員が反対を表明したが多数決で可決されている。この反対討論を行っていないし議員個人の賛否を公表しないため、後日議事録を読んでもこの事は分かり難いであろう。これらの議案が可決された後、執行部と議会より次の議案が上程された。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部 担当委員会
議案29 手数料条例の一部改正 総務
発議01 容器リサイクル法を改正する意見書の提出
 議案29は法改正による文言の修正、住民基本台帳カードの普及を目的に発行手数料を徴収しない期間の延長、及び消防法に基づく石油タンク等の保安検査手数料を消費税の変更と検査事務の実状に会わせて変更しようとするものである。発議01は請願の可決にともない経済環境常任委員会の委員より国の関係機関に向けて意見書を提出することの議員発議が行われたもので、双方とも可決され審議事項は全て終了した。最後に水越市長より3月議会だけでなく、12年に及ぶ市長としての日々に対して議会に感謝する挨拶が行われ、それに対して市長と同級生でもある滝口議長より議会を代表して市長に感謝の言葉が述べられた。
 この様に感動的な形で3月議会は終了したのであるが、直ぐさま全員協議会が開催され、下記の案件について執行部より報告があった。
No 内容(件名とは異なる) 関係部
1 企業誘致方針(素案)に係る意見公募について 企画
2 平成26年度地方税法一部改正の概要について 財務
3 空き家等の適正管理条例(案)の概要について 市民
4 臨時福祉給付金事業費について 福祉
5 子育て世帯臨時特例給付金事業費について 福祉
6 空き缶等散乱防止条例の一部改正について 環境
7 火災予防条例の一部改正に係る意見公募について 消防
 No2と7以外は各常任委員会にて説明があったことの報告である。この様に全員協議会で説明が行われない重要事項の一つとして私が感じたのは、本会議配付資料として翌年度の組織改正が示されていた事である。真舟小学校の開校に伴い学校数が増えることや開校準備室が廃止されること、及び消費税対応の臨時福祉給付金支給が行われることからその担当者を置くことは異論ないが、みなと再生推進課と産業立地課を統合してみなとまち推進課とする事には何とも違和感が残る。
 ともあれ、全員協議会の終了後に議会主催の執行部退職者紹介が行われる。前例はないが、議論を交わした職員の退職を議会として見送るという行為は重要で、翌年度以降も続けたいことだと思う。7級職以上の退職者は総務・経済・水道の各部長を含む14人で、全員が議場にて議員より大きな拍手で見送られた後、正副議長と市長・副市長・教育長とともに記念写真が撮影されたので、会派室にカメラを取りに帰り横からそっと撮影した。現業職を含んだ職員全体では52人の退職であり、多くのお世話になった職員の退職は寂しいものである。
 昼食後に明日からの市長選挙で渡辺候補を押す市議会議員で役割分担について会議を行い、資料不備を追求されたため、午後は資料作成に付き合うことになった。その後、市内で所要を済ませ、執行部と議会の情報交換会に出席する。この日の夕方には農協の理事として、地元の岩根支店で総代座談会もあったのだが、水越市長との最後の情報交換会になるため、そちらは欠席させていただいた。
 
 15日は朝から知人の親族の告別式に出席し、帰宅後は翌日に行われる地域の溝払い(水路清掃)が市長選挙出陣式に出席するため参加できないので、せめて自宅の前後は綺麗にしておこうと考え、礼服から作業着に着替え、長靴を履いてドブを浚う。
 自宅で昼食を取り、スーツに着替え、渡邊事務所に行って翌日以降の打合せを行い、午後3時からは翌日の出陣式の会場に行き準備に加わる。夕方にリハーサルがあると聞いたが、それは欠席させて貰い、自宅に帰って普段着に着替え、町内の集まりに参加した。
 
 16日はいよいよ市長選挙告示の日である。早朝から国道端で通る車にアピールした後、アクア木更津の地下に設けた会場に行き、設営の準備や来客対応に務める。そして午前10時に出陣式が始まる。
 
 多くの代議士や県議会議員、近隣市だけに留まらない市長や市議会議員の臨席の元で、奥の方まで立ち見が溢れる出陣式には『渡辺芳邦』という個人が、如何に多くの人々から信頼されていたかが解り、こちらまで感激する。ただ、市内には先週までのネガティブキャンペーンの影響も少なからず残り、選挙には気を引き締めないと成らない。
 午後からは渡辺候補が県議時代に青年局の同志であった臼井正一(千葉市美浜区)、小池正昭(成田市)、関政幸(千葉市緑区)、武田正光(流山市)、中沢裕隆(柏市)といった県議会議員の先生方をチーム木更津にお招きし、ゲリラ街頭に繰り出す。
 雄弁な各先生方の県議会における渡辺候補の活躍を聞いていると、知らない一面に応援して良かったと改めて感じた。
 なんだかんだと慌ただしく初日が終了し、翌日の修正点を打ち合わせてから帰宅したのは夜9時を回っていた。
 
 17日は朝6時に事務所に集合し、会派羅針盤のメンバーを中心に木更津駅西口で通勤の市民に渡辺芳邦への支持をお願いする。その後、遊説車の手伝いや地域への支持拡大などを行い、夕方に選挙事務所に戻ってから選挙戦終盤の打合せを実施する。この日の帰宅は前夜より若干早かった。
 
 18日は早朝に木更津市役所や市民会館近傍に支援する市議の多くが集結し、自動車通勤する市民に支持をお願いする。しかし、この日は市内の第一小学校を除いた全小学校が卒業式と成るため、私も早々に退席して地元に帰る。
 8時40分に岩根小学校に入り、9時に会場である体育館に入って、第105期生48名の卒業を見守る。小学校では「仰げば尊し」と秩父で作られた方の「旅立ちの日に」等の合唱を聴いた。毎年の事ではあるが、人生の節目を迎えた子どもたちの気持ちが伝わり、胸を打つ。外に出ると春一番が吹き荒れていた。
 選挙に関する確認団体の掲示物の補強に走り回り、HPを若干更新してから選挙事務所に行き、運動を手伝った後、夕方から事務連絡で市内各所を回っていたところ、木更津駅西口で石川さんの街頭演説を行っているところに出くわした。離れた場所で耳を澄ませて聞いていた。感想は
思う事に記入する。そして夜に選挙事務所に行き明日の日程を確認する。帰宅は前夜よりも若干遅かった。
 
 19日は朝7時前から齊藤・重城市議と関県議(千葉市緑区)、他多くの岩根地区周辺の支援者で市長選挙のPRを巌根駅前で行う。その後、チーム木更津の車両に乗って明日の街頭演説の案内の指示する。昼に車を降り、「スクラム宣言」の立て札を自宅周辺に設置してから市役所に行く。
 午後3時から行われる農業委員会総会に出席し、会議が終わると営繕課が待っており、三上市議とともに庁舎建設に応札表明していた業者が辞退したことの説明を受ける。事実なので全市議にFAXで知らせるととともに庁舎整備特別委員会をどの様に進めるか打合せを行う。結果としては新市長の意向を受けてから再度総務部と特別委員会の正副委員長で詰める事となった。その後、議会事務局に行き、人事の内示日程を聞くと、明日発表だと知る。選挙が終わってからにすればとも思うが、仕方がない。市役所から選挙事務所に行くと、直ぐに木更津駅東口で街頭演説を行うからと駆り出され、なんだかんだと夜まで動き回って帰宅した。
 
 20日は午前中の選挙応援を休み、溜まっている仕事を片付け、HPを更新する。天気予報で解っていたが、この冷たい雨の中での選挙は辛いものがあるだろうと思いつつ、3時の中郷の街頭に駆けつける。夕方に選挙事務所に行き、翌日の役割分担の打合せをしようとすると怪文書が郵送されているという情報。
 我が家にも電話してみると、届いているという事なので帰宅後写真を撮影する。
前にも書いた事なので繰り返さないが、余程渡辺候補に市長に成られたら困る人が居るようだなと思いつつ、木更津市民はこんな怪文書に踊らされるほど馬鹿なのか、試されているようで気も引き締まる。この様な闇の勢力を使ってしまった人が、闇に取り込まれ、血の一滴までもしゃぶり尽くされる事が無いように祈るばかりである。
 
 
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2014年3月下旬の記録