61.9月上旬の活動記録
 1日は午前中にHPの更新を行い、昼から雨が降る中、平野明彦前富津市議会議長の親族の葬儀に参列する。午後からは市役所で執務を行い、その後に浜田事務所や農協に移動して打合せを行う。農協を出るときに、目前のイオンタウンの状況が気になって中を覗くとイオンの部分は覆われていたが想像以上に多くの専門店が営業をしており、来客者数も少なくなかった。市内で各種の打合せや調整を済ませてから帰宅し、翌日からの議会質問に備え早めに就寝した。
 
 2日より議会が再開され、代表質問が始まる。日程の調整でこの日は朝9時から最初の質問が始まる。その前に副議長の執務をするため8時半に登庁して書類決裁の後、各自の質問を聞くことになる。では今回も個人的に印象に残った答弁を記載する。
自由民主クラブ代表 荻野一男議員
 大綱7点の質問の中から産業支援センターの質疑をピックアップする。これは経営や創業について中小企業に寄り添い支援する組織であり、先進地である富士市では委託料6千万円で12人のコーディネーターを揃えているとの報告があった。街の活力はイベントや自治に協力する中小企業を育成であり、大型商店に人が集まればよいというものではないという荻野議員の意見には賛同する。木更津という地域を知り経済に精通した優秀なコーディネーターの発掘に期待するところである。
羅針盤代表 斉藤高根議員
 いつもの通り多くの傍聴者が集まっていた上にオスプレイの質問があるためか記者席にも3人が座る中で大綱6点に渡る質問があった。その中から巌根駅について記載したいところでもあるが庁舎整備の質疑をピックアップする。議場は会議室として使用できる部屋を活用するという考えには賛同できるが東口の駅前連絡所の移転を考えていないという事には疑問を持つ。窓口機能が東口のイオンタウンに移るなら連絡所は西に持ってくるべきではと思った次第である。
 昼食直後は私が進行を行うため議長席に登壇する。代表質問なので対象も幅広く、答弁者も多いのでノートを取りたいところではあるが議長席でゴソゴソするのも如何なものかと思い最小のメモで対応する。
一新の会代表 篠崎哲也議員
 私は災害時の初動を速めるため他市との災害協定を結ぶべきという持論を持っていたが、今回の質疑で渡辺市長が属する『
全国青年市長会』の災害相互応援に参加したことの説明があった。これは現在の所、木更津市を含む45市で構成され、県内は東金市が加盟している。構成市の一つである陸前高田市を多くの自治体が援助している事を考えると我が市も誰かを応援に出し、研修を積ませるべきだと個人的に考えた。
公明党代表 住ノ江雄次議員
 大綱6点の質問の中からオリンピックと地域振興の質疑をピックアップする。首相官邸が「
ホストシティ・タウン構想」を発表する中で2020年の東京オリンピックをどの様に活用するかの問に対し、本市をPRする絶好の機会と捉え受け皿造りと近隣市との連携を進めるという回答があった。単独では貧弱でも四市が集まれば力になると私も前から思っていた。
 初日の4人で大綱の合計が22項目にも成る質問が終わり、答弁の中身で理解不足の点を執行部に確認してから帰宅。久しぶりに晴れたので自宅周辺を少し走って汗をかき、早めに床に着いた。
 
 3日からは個人質問が始まる。開始時刻は通常の10時に戻った。
一新の会 國吉俊夫議員
 質疑の中で近隣市より施設数の少なさが明らかになった。またスポーツ施設総合計画の質問に対し、笹川スポーツ財団をアドバイザーに「スポーツ推進計画」を作成中という回答があった。今後は市民アンケートが取られるようだ。施設は多い方が良いという意見が多くなるだろうが、近隣市の施設を相互利用できるような協定を結び、全体での管理コストを抑える智恵が必要なのではと個人的には考える。
市民ネットワーク 田中紀子議員
 いつもながら労力を必要とする資料作成には頭が下がるが、もう少し整理されると良いのにと思いながら質疑を聞く。質疑の中で買い物が困難な状況、いわゆる「買物難民」が健康に与える影響を調べるため東京大学が木更津市でフィールドワークを行う事を知り、詳細を調べた所、便利な住宅地(太田)、不便な住宅地(大久保)、便利な農村(馬来田)、不便な農村(中郷)を比較する調査のようだ。結果が気になる話である。
羅針盤 平野卓義議員
 市民の健康推進を行う部署が市民部・福祉部・教育部と別れている現状の改善を求めながら本市の健康寿命の質問が有った。平成25年の男性の平均寿命80.09歳に対し推計される健康寿命は79.91という回答であったが、これでは殆どの人が「ピンピンコロリ」状態である。原因は計算法が国と異なるためで、比較するなら65歳における平均余命と健康寿命である。今後は国に併せた集計とするようだが基本的数値を把握しないと施策も立てないだろうと思った。
共産党 鈴木秀子議員
 特別養護老人ホーム待機者473人に対するアンケートを行い241人から回答を得たところ、将来の入所を検討しているが当面は現況のままで良いという人が41.1%であった。直ぐに入所したいという人は27.8%であり施設が不足している状況に変わりはないが、今まで言われていた待機者の全てに対応できる施設が必要ではない事が明らかになった。
共産党 佐藤多美男議員
 高柳(西山)にある銚子塚は南関東最大級の前方後円墳なので復元させてはどうかという質疑があった。隣席の鈴木議員にJRの線路で無理だと説明していたら岩小の先輩の初谷教育長が答弁してくれた。質問後に「声が地元から出ているの」と聞かれたので佐藤議員の趣味でしょうと答えた。
 質問が終わり、市内で所用を行いながら帰宅する。途中で佐藤議員の質疑を思い出し銚子塚を撮影してきたものが上の写真である。通称二子塚というのは戦時中の高射砲陣地になった結果の形状による。
 
 4日も個人質問の日である。早朝からHPを更新し、市役所に行く。
新栄会 白坂英義議員
 市内には5箇所の交番が有り担当人口は最大の小浜(27,550人)と最小の巌根駅前(11,740人)で約2.4倍の開きがある。同様に6箇所の派出所では最大の波岡(16,540人)と最小の中郷(3,030人)で約5.5倍である事の報告があった。質問の中でこれらを地図に落とすと請西が空くと有ったが、ここまで調べたら地図と表を資料配付してもらいた。
新栄会 座親政彦議員
 防災体制制への質問に対し、第一小学校では毎日129[ton]を供給できる井戸が設置されている事の報告が有った。他は全て耐震水槽なので断水で使い切ってしまえば終わるが井戸は津波で塩水が入らない限り使用できる。マンホールトイレも井戸のような水源がないため普及していないと答弁があったが、それなら何故、防災用の井戸を増やさないのかと議論が進まなかったのが残念である。
羅針盤 鶴岡大治議員
 学校の屋根貸し事業に対し、千葉市での実績や固定資産税で自治体が如何に有利に成るのかが解る質問が行われ、何故屋根貸しを始めないのかと思わされた。これは2年前の9月議会で
私が質問した事の後を受ける形になっているが、刺激が強いためか、毎年30万円程度しか儲からないことや償還には60年以上かかる事などは引用されなかった。「優しくなった質問では鶴岡議員らしくない」とは会派の声である。
一新の会 大村富良議員
 金田公民館・地域交流センターの用地は社会資本整備総合交付金を使用しており、その事業期間が平成28年度までであるため、それまでに建築事業も終えるべきではないかという質疑が有り、副市長は交付金を返すような事態にならないように基本計画に位置付けたいという答弁があった。基本的にはその考え方は正しいが、肝心な事業費が示されていないのは如何かと思う。今後の一般会計負担額が巨費になる場合は踏み止まる判断も重要ではないだろうか。
元気力発電所 高橋てる子議員
 袖ケ浦市の塚本副議長が傍聴に来ている中、両市の共同事業として位置付けられている火葬場に対する質疑が行われた。執行部より現在の火葬場の老朽化を考えると、たとえ木更津市の単独事業になったとしても平成33年4月には新施設を供用する予定であり、その為には平成28年度の前半までに用地を決定する必要があるという答弁があった。事業を後押しするためにも、両市議会の所管委員会による合同会議を設ける時期ではないかなと考えた
 一般質問が終わった後、祇園小学校体育館の耐震事業の契約事案を追加議案として上程するための議会運営委員会が開催された。前回の委員会の時には入札が成立していなかったので議案第66号として追加議案となったのである。委員会終了後、建設常任委員会の視察日程の相談に乗り、書類決裁等を終えて帰宅した。
 
 5日は個人質問の最終日である。2日連続で早朝のHP更新を行い、それから市役所に登庁する。
自由民主クラブ 重城正義議員
 岩根公民館の老朽化と駐車場不足を考え、現在教室に余裕がある岩根中学校に公民館を一時的に併設したらどうかという質問が行われた。学校や公民館と言った教育財産は市の建築物の半分を占め、その効率的利活用が今後の課題という点で私も同様の考えであるが、市ではその様な考えはなく、今後公民館整備計画を作成するようだ。増やすばかりの計画に成らないことを願うばかりである。
公明党 渡辺厚子議員
 認知症サポーターの講習は現在団体向けに限られているが市民が個人的に受けられるように体制を戻すようだ。市役所でも窓口職員約30人が毎年受講しているようだが、イオンモールでは約500人が受講する予定と回答があった。社会の高齢化に伴い、通常の生活の中に認知症の人が増えてくる状況ので正しく理解して見守る事の重要さを感じた。
一新の会 大野俊幸議員
 厚生省からの所在不明児童の調査の結果、木更津市では一時48人が対象となり県内の278人に比べ大きな割合を占めていた。この原因に対する質問で、母子検診の46人が移動等で一時的に把握できなかった事が原因で8月20日現在で全ての所在を把握したという回答であった。既に亡くなっている児童が居なかっただけ良いと思うが、個人情報保護の元で行政が把握することが困難になっているとしたら、そのツケは何処に向かうのかと考えながら質疑を聞いていた。
 全ての質議が終わり、追加議案の上程の後、大綱質疑が行われた。3人の質問が行われる中で、議案は委員会付託が行われることが前提でありながら細かい質疑が行われた事に対し、そもそも大綱質疑とは何であるかという定義や、大綱質疑は必要なのかという疑問を設けさせる事態に成った。質議が終わり各議案を委員会に付託され議会は休憩になった。直ちに決算審査特別委員会が別室で開催され正副委員長の選任が行われたようだが人事案件であったので入室せず、議長室で書類を決裁し、様々な事務処理や打合せを行って帰宅した。
 
 6日から友人と1泊で登山ツアーに行くため群馬県を経由して新潟県に足を伸ばした。夕方の
弥彦山を登って、今年の1月15日に視察に行った長岡市に泊まり、夜の市役所を見学した。もっと明るいかと思ったが、駅前に暗がりが広がるような感じになっていた。それでも雰囲気は良く、若者がくつろいでいた。
 
 7日は柏崎と上越の境界に聳える
米山に登り、下山して柏崎に戻ると海浜公園では砂浜に大勢の人がおり、去りゆく夏を惜しんでいるようだった。振り返ると登ってきた米山が聳えていた。海岸の温泉で汗を流し、帰りは群馬県から埼玉県を経由して、立ち寄りながら帰ったので自宅に着いたのは深夜になっていた。
 
 8日は午前中に自宅の仕事を片づけ、昼からHPの更新を行った。市内で雑務を片づけた後、夕方のバスで東京に移動し、所要を済ませて夜遅いバスで木更津に帰ってきた。
 
 9日
から委員会審議が始まる。午前中は経済環境常任委員会で、委員会と協議会に示された議案は下表の通りである。
区分 番号 内容(件名とは異なる) 関係部
委員会 議案43 一般会計補正予算(第2号) 環境・経済
- 行政視察(米沢市・上山市・新庄市・鶴岡市) -
協議会 No.1 まちをきれいにする条例の一部改正に係る意見公募 環境
No.2 霊園設置・管理条例の一部改正に係る意見公募 環境
No.3 小櫃川水道水源保護条例の一部改正に係る意見公募 環境
 補正予算では残土条例違反で是正勧告に従わない悪質な3箇所(久津間2箇所と西山)の告発を前提に面積と量の測定作業を行う案件や農地集約事務のために臨時職員を雇用する案件、台湾で開かれる千葉県の観光イベントに市長と部長が参加して木更津を売り込んでくる案件、冬の観光客誘致のために12月20日から8回の土曜の夜に花火を打ち上げる案件などが議論された。花火は毎回約5分間で2号玉を約100発打ち上げる計画のようだが、警察が警備や交通規制などの条件を付けると更に補正予算が必要になりそうな話だと思って聞いていた。
 協議会で話し合われた環境部所管の案件3本は全てパブリックコメントを行おうとするもので、まちをきれいにする条例の中に空き地管理を追加すること、霊園条例の中に合葬式墓地の利用に関する規定を加えること、水源保護条例の規制項目を見直すこと等が主な変更点で、10月上旬には全ての案件に対し意見を述べることが出来るようになる予定だ。
 
 午前中の委員会終了後、傍聴していた会派のメンバーで屋上喫茶に上がって昼食を済ませ、昼休み時間に議長室で書類決裁を行い、午後からの傍聴に備える。総務常任委員会及び協議会に示された議案は下表の通りである。
区分 番号 内容(件名とは異なる) 関係部
委員会 議案43 一般会計補正予算(第2号) 財務・総務
議案57 付属機関条例の一部改正 総務
議案58 情報基本条例の一部改正 総務
議案63 一部事務組合消防指令事務協議会規約の改正協議 消防
- 行政視察(近江八幡市・川西市) -
協議会 No.1 全国青年市長会災害相互応援への加盟 総務
No.2 行政手続条例の一部改正に係る意見公募 総務
No.3 第4次行政改革大綱の平成26年度行革推進計画 総務
No.4 工場立地法準則条例の一部改正に係る意見公募 企画
 補正予算ではBAYFMで市のコマーシャル番組を持つ案件や庁舎を民間ビルに移転させるための設計費を計上する案件、金田東の換地処分にともなう賦課の対応業務の案件、金田中学校の屋上に太陽光発電システムを全額県費で設置するための設計の案件などが議論された。太陽光発電は全て補助金で市の負担がないとはいえ屋根貸しなら借地料や税金が入る上に現計画より大きな発電量になることが推察されるのだから税金で設置するのは如何なものかと思って聞いていた。
 議案57号は庁舎整備検討委員会を廃止するもの、58号はいわゆるマイナンバー法の施行に伴い関係条文の整備をしようとするもの、63号は地方自治法改正に伴い事務組合規約の文言を改正しようとするものであり、それぞれ大きな議論もなく採択された。
 協議会で話し合われた案件のNo.1は代表質問でも出された防災協定に関する件で、No.2とNo.4はパブリックコメントを行おうとするもので行政手続条例の中に行政指導の中止を求める手続きや第3者が違反を発見したら是正処理の指導を行うよう求められる手続きを追加すること、工場立地法準則条例の規定の内、臨海部の緑地立等の規定を下げることで設備投資を促し経済の活性化を図ろうとすること等が主な変更点で、10月上旬には両案件に対し意見を述べることが出来るようになる予定だ。No.3は今まで事業毎の数値目標としていたものを進行管理に簡素化したもので報告がされた。昨年度までの資料は膨大なもので職員が資料造りに追われていたことや、中には単に前年のペーストコピーで資料を作る手抜きのものも見られることなど疑問が有ったことも事実であるが、簡素版でしっかり把握が出来るか、今後を見守ろうと思う。
 
 10日は午前中に建設常任委員会が開催される。委員会及び協議会に示された議案は下表の通りである。
区分 番号 内容(件名とは異なる) 関係部
委員会 議案43 一般会計補正予算(第2号) 財務
議案45 公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 都市
議案61 地区計画区域内の建築制限条例の一部改正 都市
議案62 業務委託契約の締結(下水道事業団) 都市
議案64 平成25年度水道事業会計利益剰余金の処分 水道
- 行政視察(嬉野市・久留米市・福岡市) -
協議会 No.1 市街化調整区域における土地利用方針の見直し 都市
 一般会計補正予算では廃止した駐車場特会の余剰金を繰越金に入れる案件、労務単価の上昇による配水施設の維持費の追加及び修繕箇所の追加による補修費の追加、及び波岡と馬来田で歩道設置を行う工事費を追加する案件などが議論された。通学路の歩道設置がわずかずつしか進まないの歯がゆく思いながら議論に加わっていた。下水道特会の補正予算は国の内示額が予定より少なく工事の展開を一部見直したことによる減額補正で、事業内容は議案62号で審議するものであった。
 議案61号は都市計画決定された金田西の地区計画を条例化することにより届け出制から審査対象とするよう根拠付けを行うもの、62号は下水処理場の長寿命化を下水道事業団に委託するもの、64号は昨年度の水道会計の余剰金を建設改良積立金等に繰り入れようとするものである。下水処理場の長寿命化は全体額が35億円になるもので、今回の契約は約8億円であった。消費税引き上げ前に大きな契約を結ぶことで節税効果を考えるべきと提案した。行政視察は市長公約にあった雨天時の運動場所や中心市街地活性化施策等の先進地で学ぶため九州に飛ぶもので、日程は来月の8日から10日である。内容の詳細はその時に。
 協議会の案件は目的が定まらず調整ゾーンとしていたエリアの内、鎌足と波岡で具体的な相談があって見直しを行おうとするものである。特定企業のため制度を変えると考えると良い印象ではないが、都市計画自体が区画整理や大規模商業開発などの事業を後追いする傾向があるので、個人的には制度を活用し地区計画を立案するものがいれば柔軟に対応するべきだと考えるし、都市計画決定等の手続きの中で再度審議されるものだから制度の見直しがフリーパスでは無いので問題ないと思ったが委員会では議論が白熱する結果になった。
 
 午前中の委員会は12時半近くまで係ったので、会派のメンバーと急いで1階の食堂に降りて昼食を済ませ、午後からの傍聴に備える。教育民生常任委員会及び協議会に示された議案は下表の通りである。
区分 番号 内容(件名とは異なる) 関係部
委員会 議案66 工事請負契約の締結(祇園小体育館) 総務・教育
議案43 一般会計補正予算(第2号) 市民・福祉・教育
議案44 介護保険特別会計補正予算(第1号) 福祉
議案54 地域型保育事業等の基準を定める条例 福祉
議案55 家庭的保育事業等の基準を定める条例 福祉
議案56 放課後児童健全育成事業の基準を定める条例 福祉
議案59 ひとり親家庭等の助成条例の一部改正 福祉
議案60 保育の実施に関する条例等の一部改正 福祉
- 行政視察(嬉野市・久留米市・福岡市) -
協議会 No.1 市民活動支援センター設置の取組み 市民
No.2 新型インフルエンザ等対策行動計画に係る意見公募 市民
No.3 平成25年度教育委員会の執行状況報告書 教育
No.4 中郷小中学校の施設整備状況 教育
No.5 江川総合運動場施設改修事業の状況 教育
 一般会計補正予算では空き家対策事業の案件や障害者自立支援給付事業や予防接種事業が大幅増加に成る案件、学校の耐震補強工事で多くの市債を発行し財源を組み替える案件などが示され、介護保険特会では繰越金・返還金・基金積立等の会計処理の案件が示され議論がなされた。議案54,55,56,60号は子供・子育て支援法や児童福祉法の改正に伴い今までの保育園や学童保育だけでなく多くの保育的環境を公的な対象に取り組もうとする関係条例の整備である。横浜の自称ベビーシッターの男が幼児を死亡させた事件のような介護に相応しく無い者を市が認定してしまう危険性などが指摘されたが、今後の運用は大変なことだろうと私も考える。59号は法改正による文言を整理するものある。
 協議会の案件のNo.1は県内外の先進地を調べた結果と町内で会議を設けた事の報告であったがスケジュール感は示されなかった。No.2はパンデミックのような危機的状況への対応計画をパブリックコメントにかけようとするもので、10月上旬には意見を述べることが出来るようになる予定だ。No.3は法律に基づく議会への報告で昨年までは市の全ての事業の達成状況報告の一部としていたが進行管理に簡素化したために案件が独立して報告されるものに成った。No4は先の中郷における説明会の報告でNo.5は約1億円を投じる既存江川運動場の施設整備計画の説明であった。教育部署間の3案件については色々と思うところがあるが後日別に記載したい。
 
 
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2014年9月中旬の記録