X7.12月中旬の活動記録
 11日はHPをアップしてから駅前庁舎に行き、地方創生特別委員会が10時から開催されるので傍聴する。議題は下記の通りである。
区分 番号 内容(件名とは異なる) 関係部
協議会 1 まち・ひと・しごと創生総合戦略等(素案)について 企画
委員会 1 行政視察(秦野市・富士宮市の公共交通システム) -
 協議会では将来における人口減少を阻止するため@安心できる子育て環境で出生率を向上、A若い世代の転出抑制、B移住・定住の促進、といった重点項目を進めるために総合戦略を描き、具体的な重要事業評価指針(KPI)を設定して具体的数値目標に向かって行動を進めようとしている事の説明が行われた。目標年次の平成31年度に出生数1,150人、社会増1,400人等の数値を達成できる体質を造るための具体的行動指針が示された素案の提示が行われた。情報発信やイメージアップといったソフト戦略が重要だろうと考えながら議論を聞いていた。
 協議会終了後に翌週月曜日の基地対策特別委員会の進行方法や総務常任委員会の審査報告などを事務局と打ち合わせてから帰宅する。その後に市内で所要を済ませて回ると夕焼けが綺麗なので強風で波が高い江川海岸に行って写真を撮り、夜は再度HPの更新を行った。
 
 12日は朝から
インターネット動画を見ながら質問原稿の修正を行った後にHPに全文アップを果たしてから昼飯も取らずに中央公民館に行き「木更津ロケーションサービススタートアップセミナー」としてロケによる地域活性化事例の講演を聴いた後、商工会議所青年部主催の「木更津CMフェスティバル」を観る。
 投票を終えて結果を聞く前に退席し、自宅で荷物を積んで横浜に移動し、現地集合した妻と結婚1周年のささやかなお祝いをした。赤レンガ倉庫で開催されているクリスマスマーケットは大変な賑わいで、木更津でも何か出来ないものかと考えさせられた。
 
 13日は妻の母校である東洋英和女学院で年に1回開催される「All Japan English Speech Contest for The Ryoko Mizukami Cup」を聴く。今回で21回目となるこの大会の第1回を企画した想い出などを妻から聞きながら、肝心のスピーチを理解しきれない自らの語学力を心の中で嘆いていた。
 帰宅して翌日の委員会に先立ち『沖縄の不都合な真実(新潮新書)』を読み終える。沖縄は被害者というだけの視点では駄目だなと改めて考えさせられる内容であった。
 
 14日は私が委員長を務める基地対策特別委員会が開催される。議案は下記の通りである。
区分 番号 内容(件名とは異なる) 関係部
協議会 1 ハワイで発生したMV-22の事故調査結果について 企画
委員会 1 基地対策関係施策に関する要望書について -
2 行政視察(宜野湾市・沖縄防衛局) -
 協議会には防衛省等から7名の方が来所され、5月17日に発生した着陸失敗事故に対してアメリカが発表した調査結果の報告をされた。原因は2回に渡り砂煙を巻き上げた結果、エンジン内に砂を吸い込んで出力が落ちて落下したもので、60秒以上砂塵の中に留まっては成らないと言うルールを違反しているわけではないが複数回の規定がなかった事や、そもそもパイロットがその様な悪条件の場所に着陸を試みた事の問題という事である。木更津で整備される場合、離発着はコンクリートの上と成るため同様の事故は想定されないが、仮に事故発生の場合は日米地位協定での対応となること等が確認された。
 1時間を超える質疑の後、委員会に入り4日に委員から意見を聞いていた要望書の発議とオスプレイの常駐する普天間への行政視察について決定がされた。委員会終了後、佐藤議員から観てもらいたいと申し出のあったオスプレイの映像を有志で鑑賞したが、片寄った視点からの編集である感覚が目に着いた。午後からは翌日の発議に向けた原稿等を事務局と打ち合わせて帰宅。自宅の雑務を片づけた後に年賀状の準備などをしていたらHPを更新する時間が無くなった。
 
 15日は議会最終日である。9時半から発議案の追加に伴う日程変更のための議会運営委員会が開催され、全議案の議決後に発議案13号として上程されることが決まる。
 10時から本会議が開催され、最初に総務委員長として委員会審査報告を行い、他の2委員会からの報告の後に質疑が無く討論を行い採決された。その後に付託を省略した人事案件の採決がされ、最後に基地対策特別委員会委員長として発議の趣旨説明を行った(
発議書の内容は思う事に記載)。高橋議員からオスプレイと他の基地関係要望がバーターであるようなメッセージを市民に送るからと反対討論があったがそれ以外の全議員の賛同を得て発議案が可決され12月議会は終了した。
 引き続き議会全員協議会が下記の内容で開催された。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部 意見公募
1 まち・ひと・しごと創生総合戦略等(素案)に係る意見公募 企画
2 中期財政計画の見直し 財務
3 第3次健康きさらづ21に係る意見公募 市民
4 火葬場整備運営事業に関する覚書の締結等 環境
5 第2次環境基本計画に係る意見公募 環境
6 水産振興計画に係る意見公募 経済
7 下水道事業の企業会計移行 都市
8 市有建築物等の基礎杭 都市
9 水道部所管建築物等の基礎杭 水道
 各常任委員会や特別委員会で説明を受けているものであるが、上表のように意見公募(パブリックコメント)が行われものが多い。正月休みの間にせっせとパソコンに向かうとしようか等と考えながら話を聞いた。
 午後までかかるかと思われた議員全員協議会が午前中に完了したので会派室で昼食をとりながら行政視察や会派報の打合せをして解散。帰宅して議会だより用の原稿を仕上げ、夜は自民クラブと2会派合同で議会終了の打ち上げを行った。
 
 16日は車のタイヤを冬仕様に交換し、議会だよりに使用する写真を千束台区画整理組合の協力を得て撮影し、夕方からは木更津港にクルーズ船を誘致しようと動いている中山さんの話を会派で聞く。夜は議会野球部の納会で、二日連続となる宴席であったが、話が盛り上がり、気持ちの良い夜であった。
 飲んでいる所で、この日に最終日を迎える富津市議会が定数を2名削減して16名とし、更に来期の4年間は議員報酬を2割減の月36万円とする事が決まったという情報が届く。4月17日投票の富津市議選挙に向けて新人として準備をしている知人を始め現職にも厳しい情報だろうと思いながら聞き、思い切った事をしたなと考えていた。
 
 17日は私的な仕事を片づけながら翌日からの東北旅行の準備や計画を練る。夕方に農協岩根支店で岩根地区支部長会議に出席する。議題は年末恒例の事業報告とともに来春の総会における役員改選に向けて選考委員を選ぶというものである。もう3年が経過するのだなと思いながら聞いていた。
 
 18日は朝から議会事務局で基地対策要望書の提出について調整する。11時からは農協の理事として市長と議長に対して『農業施策に関する要望書』の提出に立ち会う。昨年は私的な行事と重なり副議長であったの不参加であった。今年は建設経済常任委員会と農協役員で情報交換を行えればと思う。
 帰宅後はスーツを私服に着替え、車で東北に向かった。日没後に到着した仙台では第30回の『光のページェント』が開催され、多くの市民で賑わっていた。このイベントはLEDが普及する前から行われていたと言うことを考えると、改めて先進性に敬意を覚えるばかりである。
 
 19日は石巻・南三陸・気仙沼・陸前高田などの被災都市の現状を見て回る。詳細は
最近思う事に記載する通りである。夜は遠野市の中心街に宿を取るが、静かな街であった。
 
 20日は遠野まで伸びた高速に乗って西に向かい、夏油高原スキー場で今年の初滑りを楽しむ。雪不足でまだ営業中が少ないため東北中のスキーヤーが集結しているようでリフトやゴンドラは長蛇の列である。混雑に飽きて3時間も経たずにゲレンデを去り、寄り道しながら木更津に帰った。
 
 
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2015年12月下旬の記録