62.9月中旬の活動記録
 11日は朝から娘を病院に連れていき中耳炎が完治したことを確認してから保育園に送り、その後、議会事務局に行き特別委員会の行政視察等の調整を行う。その後、市内で所用を済ませていると国道沿いに鉄骨が高く組まれていた。ホテルになると聞いているが木更津の活気を感じる話である。
 夕方は葬儀に参列してから帰宅し、夕食後にHPの更新を行った。
 
 12日から委員会審査が始まり、初日は私の属する総務常任委員会である。委員長を退いたので今まで以上に自由に発言させていただく。なお、当委員会に付託された案件と協議会案件は下記の通りである。
区分 番号 内容(件名とは異なる) 関係部
委員会 陳情06 入札参加資格に関する陳情 -
議案67 一般会計補正予算(第2号) 総務・財務・企画
議案82 工事請負契約の締結(消防本庁舎:建築工事) 消防
議案83 工事請負契約の締結(消防本庁舎:電気工事) 消防
議案84 工事請負契約の締結(消防本庁舎:設備工事) 消防
議案87 広域市町村圏事務組合規約の一部改正協議 総務
- 行政視察について -
協議会 No.1 公共施設再配置計画実行プラン策定の市民説明会 総務
No.2 補助金・負担金の見直しに関する基本方針 総務
 陳情6号については別途最近思う事に記載するが入札制度の見直しを行う機会になれば良いと思う。議案67で水道広域統合化の調印に先立ち2019年から2028年までの出資金として7億8340万円の債務負担が上程された。袖ケ浦市は9億8560万円、富津市は30億6060万円、君津市は34億3800万円という額がそれぞれの議会に上程されているはずである。財政力の弱い富津市はその他に拡張分として2億5290万円も有るので厳しい話であるがこれも将来の健全化に向けた苦しみである。議案82は陳情との関連がある話で金田地域交流センターと併せて21億円という受注額になる。前渡金だけでも8億円となるので工期に間に合わない場合のリスクなどを確認した。行政視察は10月10日から12日にかけて埼玉県戸田市・岩手県紫波町・青森県八戸市へ行く事を決めた。視察内容等は報告の併せ記載する。
 協議会の案件は再配置計画の説明会を来月末に行うことと補助金等の見直しの基本方針の説明であった。具体的な補助金等の見直し結果は来年の6月議会で示される事に成る予定だ。会議終了後にアカデミアパークへ虹鱒の完全養殖施設が立地されることの説明文書を受け取った。来年7月頃より稼働予定である。内容は面白そうだが従業員5名という規模には寂しいものがある。
 その後、知人に誘われて会派の石井議員とともに発達障害の子どもたちが通う放課後デイサービスの視察に行く。この日はギター教室であったので邪魔にならないように管理室より見学させてもらう。施設の様々な問題点や苦労など、色々と勉強させていただいた。
 車を自宅に置きに戻り、直ぐさま総務委員会の情報交換会に出席するため街中に戻る。中之島大橋越しの富士山のシルエットが綺麗に見えている事に喜んだが、会場に着いた頃には空に大きな虹が架かっていたよと、家に帰ったら妻に教えられ見逃したことが残念である。
 
 13日は教育民生常任委員会を傍聴する。委員会に付託された案件と協議会案件は下記の通りである。
区分 番号 内容(件名とは異なる) 関係部
委員会 議案67 一般会計補正予算(第2号) 市民・福祉・教育
議案68 国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 市民
議案69 介護保険特別会計補正予算(第1号) 福祉
議案78 介護保険条例の一部改正 福祉
議案80 公民館設置条例等の一部改正 教育
議案85 工事請負契約の締結(真舟小学校増築校舎) 教育
議案81 工事請負契約の締結(金田地域交流センター) 市民
- 行政視察について -
協議会 No.1 サウンディング型市場調査の実施 総務・教育
No.2 平成28年度教育委員会の執行状況の報告書 教育
No.3 国保広域化に伴う標準保険料の試算結果 市民
 補正予算は民間の保育士の処遇改善や来年度から開業予定の中郷の民間保育園に関する助成など保育環境改善に向けたものの額が大きかった。今月当初で199名の待機児童が居る現実の改善は急務である。他には公民館の管理人の月額の低さ等が議論となった。議案80条は公民館等の使用料を徴収する案件であるが今後は減免の統一が論争に成りそうだと感じる。個人的には博物館の特別使用料を無くした事が評価できるが、写真撮影等を教育委員会の許可制に留めたことや、この改正も来年度からにする対応が残念である。行政視察は10月25日から27日にかけて静岡県藤枝市・愛知県小牧市・岐阜県高山市へ行くようだ。視察内容も面白そうだが帰ってきてから内容を聞くことにしよう。
 協議会の案件の最初はタイトルでは解りにくいが、富岡小学校と中郷中学校を廃止した後でどの様に活用するか方針が決まる前に民間から聞き取り調査を行うという事である。国保の件は千葉県に広域化する中で木更津市の保険料が上がるようだ。四街道・船橋・浦安の上昇率が高い一方で御宿町・芝山町・東庄町等では下がるようだ。郡部救済という統合の性質が解る結果であった。
 委員会が想定より早く終わったし天気も良いので矢那川の彼岸花の状況を見に行くと、除草作業が成されておらず、僅かな花が草の間から咲いているだけであった。県が維持管理費を削減しているようだが、せめて公園前ぐらい頻度を上げて欲しいと願った。
 自宅に帰り、前日の陳情に関する解説を最近思う事に記載しているうちに夕方になり、仕事で遅くなる妻の替わりに娘を迎えに行ってそのまま子守を続け、夜中にHPのアップを行った。
 
 14日は建設経済常任委員会の傍聴を行う。委員会に付託された案件と協議会案件は下記の通りである。
区分 番号 内容(件名とは異なる) 関係部
委員会 議案67 一般会計補正予算(第2号) 都市
議案86 業務委託契約の締結(下水処理場長寿命化) 都市
議案79 土砂等埋立条例の一部改正 環境
議案88 平成27年度水道事業会計利益剰余金の処分 水道
- 行政視察について -
協議会 No.1 都市計画臨港地区の変更 都市
No.2 景観形成推進事業補助金交付要綱 都市
No.3 道の駅 木更津「うまくたの里」の開業 経済
No.4 平成39年度農業施策に関する要望 経済
No.5 空き店舗情報登録制度の運用開始 経済
 委員会のメンバーは早朝から矢那地先において「改良土」の視察を行ってから委員会に望んでいる。それに関する議案79を聞くためなのか市民が4人傍聴する中で始まった委員会は長引き、10月4日から6日にかけて北海道滝川市とニセコ町で行政視察をする事を決めたら午前中が終わってしまった。
 協議会の2番目は学校と都市公園を除く公共施設で花を植えたりペンキを塗ったりする場合、材料費などに最大5万円の補助金を出すというものである。個人でも対象となるとの事だが、今後殺到するのではないかと個人的には心配になる事業である。4番目は毎年農協から出されている要望であり、委員会には梅澤組合長を始めとする5人の方が来られて意見交換を行った。少し前まで理事であった私にとっては双方の立場に立って話を聞いていた。5番目は8月から運用を開始したとの事であるが
市のHPを見たがまだ登録物件は無いようだ。実際の空き店舗は50を越えていながら活用しない地主の問題や、富士見通りではアーケードの処理など数多い課題もありそうだ。
 委員会は4時を回らずに終了しれたので午後5時から始まる木更津法人会の第15回公開講座を聞きに君津文化ホールに行く。青木会長の原稿のない法人会紹介に感心し、講師のゴルゴ松本氏による漢字を使った熱い講演を聴き、終了後は東北復興支援として蒲鉾を購入して木更津に戻りスタッフと懇親会をした。
 
 15日は娘を保育園に送り、朝日庁舎で各種の打合せを行ってから帰宅してHPの更新を行い、その後、保育園へ娘を迎えに行った。休会中はその他にも様々な雑務処理が多く、貴重な平日は助かる。
 
 16日より連休が始まるが台風18号の影響で天気が悪く午後から雨である。袖ケ浦市では氣志團万博2017が開催されるが天候に恵まれなかったようだ。私は袖ケ浦駅の様子を見てからコストコ川崎店のチラシに誘われ、金田に出来るという噂が叶えばと願いながらアクアラインを渡って買い物をしてきた。
 帰宅後に
一般質問の録画を見ながら自分の質問の全文をアップした後に11月発行の議会だよりの原稿を仕上げて議会事務局に送付していたらすっかり夜になってしまった。
 
 17日は朝から雨なので、日常品の買い物をしてから翌日のクルーズに向けて荷物の準備をしたり読書をして穏やかな日曜日を過ごした。夕方になり翌朝の集合時間が9:30から10:30に変更となり、さらに夜9時の電話で12時に繰り延べになるなど、今回のツアーを企画した日東交通の方々や市役所の職員は台風の影響でご苦労されていたようだ。
 
 18日に日付が変わる頃、台風の中心が富山沖を通過しているというのに風雨ともに強くなり、流石に大型だと感心していたが、朝にはすっかり晴れ渡って、港まつりに続く気象運の強さを感じさせた。
 イオンモールに設けられた駐車場に車を置き、シャトルバスで公共埠頭に向かうと優雅な船体が泊まっていた。個人的には舳先からの写真を撮りたかったが立入禁止となっていた居たので右のような中途半端な写真である。出航前の係留中に昼食が出され、船内散策を十分楽しんでから木更津港を後にした。
 今回のクルーズには渡辺市長や数名の部長、商工会議所の鈴木会頭を始めとする関係者の皆様、森県議や高橋・白坂・大村・國吉・草刈市議も参加していたが、多くの市民が予約当日に電話が繋がらず、キャンセル待ちも叶わないなど悔しい思いをしたと聞いている。木更津市にクルーズ需要が高いとは思えないが、初めての入港である今回は経験したいと思った方が多いのであろう。
 浦賀水道通過時には第二海堡を見て、船上から熱海市内を背景とした花火を満喫し、食事やジャズなど船内のイベントも味わい、気持ちの良い一夜を過ごさせていただいた。
 
 19日に目覚め、昨夜の花火の後にそれなりに航行していたようだから現在地点は何処まで進んでいるかと気になってデッキに上がると、小田原市が遠望できる熱海の近くであった。後ほど聞いてみると相模湾内を回っていたようだ。船の安定性を保つためには波に揉まれているより走っている方が良いことは解っているが、何か勿体ないように感じる。
 船は伊豆半島に沿って南下を始め、城ヶ崎海岸の崖や天城の万太郎山等の展望を味わってから伊豆大島の南を回り帰路に着いた。
 船内では木更津商工会議所創立70周年記念事業として娘の通う社会観保育園の宮崎園長による講演会が開催されるなど、充実した時間を過ごしているうちに浦賀水道に進入した。荷物を整理してから昼食を楽しんでいると窓の外にタッグボートが横付けされて木更津港に入港した。下船は部屋の番号順で最後になり、シャトルバスで既に車が殆ど居なくなった駐車場に戻ってツアーは終了となった。
 船を遠くから見るために木材港に架かる赤い橋を回って帰路に着くと数台の車が停まって写真を撮っていた。この辺りに駐車場のある展望公園が有れば良いのにと考えさせられる。自宅に戻って事務所で各種の片付けを行い、留守番をしてもらった父を外食に誘って、夜中にHPの更新を行った。
 
 20日より決算審査特別委員会が開始される。3日間開催の委員会に付託された案件と協議会案件は下記の通りである。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部
議案70 平成28年度歳入歳出決算の認定 水道部以外
議案89 平成27年度水道事業決算の認定 水道
 私は平成21年9月議会で決算審査特別委員会に選任されて以来、副議長で出席した平成26年も含めると8年連続で委員席に座り続けてきたし、最近の2年間は委員長も務めてきたが、今年は9年ぶりに傍聴議員としての出席である。初日の午前中は現地調査からなのでオープニングセレモニーには出席せず、9時10分にバスに乗車する。

▲総合窓口民間活力導入事業

▲道の駅等交流拠点整備事業
▼東京湾漁業総合対策事業
▼市民会館施設整備費
 昨年度は大きな工事等が無かったので総務部と経済部が所管する4箇所の施設を見てくるだけであったが、馬来田から金田まで移動したこともあり午前中は現地調査で終了となる。昼食後に書類審査が始まり、総体的事項、歳入(特定の歳出を伴わないもの)、議会費の審査が早く終わったので、今年は早いかと思っていたが総務費の審査で長引き、初日の審査はやはり午後5時42分まで続く、白熱したものとなった。
 

 
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2017年9月下旬の記録