63.9月下旬の活動記録
 21日は決算審査の2日目で、民生費、国民健康保険特会、後期高齢者医療特会、介護保険特会、衛生費、労働費、農水費、商工費、公設卸売市場特会、土木費の一部の審査であり、10時から午後5時58分まで審査が続いた。傍聴には高橋・鈴木・渡辺・竹内という4名の女性議員が出席していたが夕食の準備が有るためか、最後まで傍聴を続けたのは私だけであった。質疑の内容も福祉会館の稼働率が低すぎる問題や、市役所への危機管理官の配置、子ども医療費助成による国保会計へのペナルティ、パソコン使用料の照査、水稲有機栽培の除草ロボットやフーデックスジャパンへの補助の効果、観光案内所の移設等、勉強になるものも多く楽しませていただいた。
 
 22日は決算審査の3日目で、土木費の残り、下水道特会、消防費、教育費、公債費、予備費及び議案第64号の水道事業会計の審査が行われた。午前中の審査はスムーズに進んだが午後の教育費で伸び、終了は予想通りに午後4時20分に成っていた。質疑では来年度からの用地買収に外部委託を導入することや、親子方式の給食コストの問題と第二給食センターの検討、公民館のまちづくり協議会への働きかけや水道事業における小水力発電設備の導入など今後に繋がる議論もあった。
 水道事業会計の審査が終わったところで傍聴を終了し、会派室で帰り支度を終えてから篠崎議員と田中議員の賛成討論を隣の控室のモニターで見る。その後は自宅に車を置きに戻り、駅まで送ってもらい、決算審査の連続傍を個人的に打ち上げる飲み会に出席して夜遅くに帰宅した。
 
 23日は朝から雨が若干残るが天気は回復する方向なので、昼前に出島で開催されるみなと木更津うみ祭りを見学に娘を連れていこうとするが、駐車場の様子や足元の確認を指摘され、まずは一人で出かける。
 出発で遅れたため開会イベントを見損なったが、例年と比べ人も少なく足元はぬかるんでいる事を確認して帰宅した。午後3時から始まる音楽系のイベントに娘を連れていこうとするが直前で昼寝を初めてしまった結果、WaKaNaさんや松本佳奈さんのコンサートを聴きそびれてしまった。それでも夕焼けを観るために妻子を自宅に残して、またも一人で会場に向かう。FeeLのイベントによるヨガの中、まさに夕日が富士山に沈もうとしていたが西の空に雲が多く、残念ながらダイヤモンド富士を撮影することは出来なかった。
 帰宅するまえに会場に寄ると、知人から焼きそばの売れ残りが多いと言われて大量購入を行う。従ってこの日の夕食は娘を含め、家族全員で焼きそばパーティを行った。
 
 24日は岩根西地区敬老会である。会場である岩根小学校へ行くと市長の到着とほぼ一緒であった。市内では太田地区が同日で、他の地区はこれから毎週のように展開されることを知る。岩根西地区で77歳を越えた人の数は1,088人で、そのうち184人が敬老会に参加していた。会場の運営に留まらずここまでの準備をしてきた地区社会福祉協議会の関係者や実行委員会の皆様に敬意を表したい。
 開会セレモニーの後、岩根西中の生徒のハンドベル、岩根小学校の児童による合唱に続き、地区の方々の歌や詩吟、隠し芸などが披露され、木更津高校のジャグングを見たところで午前の部が終了となる。その後、警察等の話しもあったのであるが午後からの仕事があるので会場を後にして自宅に戻る。
 作業の出来る服装に着替えて太田山公園に行き、来月21日に予定されている木更津あかり祭夜灯で設置される予定の太田山産竹による竹灯籠の加工作業を手伝う。会場で準備した御飯が余ったので大量におにぎりを作成したと言われて持ち帰りを行う。しかしこの夜はおにぎりパーティは出来なかった。
 午後3時に会場の清掃も終えて帰宅し、朝の服装に着替えてから徒歩で巌根駅前に行き、敬老会のスタッフの打ち上げに参加する。様々な意見交換が出来て有意義な夜であった。
 
 25日は特別委員会を傍聴するために登庁する、まず10時からは平野委員長の地方創生特別委員会が下記の項目で開催される。
区分 番号 内容(件名とは異なる) 関係部
協議会 No.1 総合戦略に係る取組結果の検証 企画
No.2 地域公共交通網形成計画・バス路線の廃止 企画
No.3 行政視察の結果報告について -
 地方創生の取組状況について報告があり、No.1では幾つかの指標で既に計画年度の平成31年目標値を達成してしまったので目標の補正をする事、No.2では地域公共交通活性化協議会がメンバーを年度当初の12人から25人に増やして議論を進めている事等の説明があったが、多くの委員から加速化交付金の使い道についての質問や意見等が出され、お昼を回るまで議論は続いたようであるが、私はNo.3の協議の前に退席させていただいたので詳細は解らない。
 昼食のお弁当を食べ、午後1時になり草刈委員長の広域行政等特別委員会が下記の項目で開催されるので引き続き傍聴する。
区分 番号 内容(件名とは異なる) 関係部
協議会 No.1 広域市町村圏事務組合の概要及び予算 企画
委員会 - 行政視察について -
 広域市町村圏事務組合に出向している木更津市・袖ケ浦市・君津市の職員(それぞれ事務局長・総務課長・企画財政課長)が委員会に出席して説明していただく。事務組合の平成29年度予算は約8億22百万円となる規模で、木更津市も2億18千万円を負担するが事務内容の細部まで話を聞くことは少ないので改めて事務事業と予算を聞くことは大変勉強になった。議長会から受けた組織改善の提案を受けて「在り方検討会」も開催されたようだ。なお県内には他に7つの広域市町村圏事務組合が有り、消防を管轄する所があるなど機能はバラバラなようである。委員会案件は10月31日から11月1日にかけて小諸市と長岡市に行政視察を行うことの決定であった。
 午後の委員会が早めに終わったので自宅に戻って私的な仕事を片づける。気が付けば夕日が綺麗なので江川海岸でダイヤモンド富士が見えるかと期待して自転車で行くと駐車場には多くの車が停まっていた。残念ながら富士山は雲の中で期待の風景は見られなかった。
 
 26日は
最近思う事に記載したように市川市まで消防艇の写真を撮影に行き、その帰り道には船橋市のIKEAと千葉市美浜区のCOSTCOに立ち寄る。帰宅してから市内で所用を済ませていると妻から保育園に迎えに行くよう依頼の電話が入る。娘を連れに行って帰宅し、風呂上がりにHPの更新を行った。
 
 27日は請西千束台の街びらき式典が10時半から開始され来賓として出席する。他の組合に比べ市からの補助金と人的支援が多かったことより議員全員が招待され17名が列席していた。この区画整理事業は5年前に『
千束台に光が射す』として記載したように数多くの困難を乗り越えてこの日を迎えたものである。組合設立から25年もの歳月は地権者の皆様には厳しい道のりであったと思う。業務代行の叶V昭和はよくぞここまで頑張っていただいたものだと感謝したい気持ちになる。
 
 まだ一部の供用開始であるが、年内には住宅建築の鎚音が響き始めるだろう。そして昨年の1月に『
千束台の人口を考える』として記載したように平成34年頃には1200人近い人の住む街に成ると推定している。
 式典が終了して昼食を食べてから駅前庁舎に登庁し、午後1時になって基地対策特別委員会を開催する。議題は次の通りである。
区分 番号 内容(件名とは異なる) 関係部
協議会 No.1 名護市沖におけるオスプレイ不時着水の調査報告 防衛省
No.2 基地対策関係施策に関する要望活動の報告 -
委員会 - 行政視察について -
 昨年の12月13日に発生した事故について本年9月11日に米軍より発表があった事故報告書について北関東防衛局の池田企画部長を始めとした3人が木更津市に説明に来られた。委員会の前には市長へ説明を行っており、議会では市民が傍聴する中で経過や原因、その後の対策等について詳しく説明された。なお、質疑の最後に木更津での試験飛行の日程を確認したが作業が遅れ気味でまだ様子は見えてこないとのことであった。防衛省の退出後に要望活動の返答についての報告を行い、行政視察は10月26日から10月27日にかけて三沢市と三沢基地に行政視察を行うことを決定した。
 委員会終了後、時間があったので石井議員の案内で矢那の水田から栗畑に移動したスーパーモンスターウルフの見学に行く。現地では農協職員が設置中で、太陽光発電装置、バッテリー、スピーカー、センサー等のシステムであることがよく解った。どの程度役に立つのか今後に注目したい。
 夜は帰りが遅くなる妻に代わって娘を保育園に迎えに行き、食事やお風呂の世話をしたが布団にはいると泣いてなかなか寝てくれず、子育ての大変さを身をもって経験する毎日である。
 
 28日は朝6時7分に大雨洪水警報が発令される程の豪雨であったが娘を保育園に連れていく頃には雨足も弱まった。10時からは9月議会最終日の本会議が開催される。久しぶりに委員会報告として私が登壇しなくて良い議会である。付託案件の採決では、委員会で私だけが賛成であった陳情6号について、本会議では他の委員会に属する多くの議員が賛成してくれたが賛成者少数でやはり否決となった。人事議案の採決も終わり市長提出の全議案が可決され9月議会は閉会となった。引き続き下記の議題で議員全員協議会が開催される。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部
No.1 公共施設再配置計画実行プラン策定の市民説明会 総務
No.2 補助金・負担金の見直しに関する基本方針 総務
No.3 総合戦略に係る取組結果の検証 企画
No.4 道の駅 木更津「うまくたの里」の開業 経済
No.5 空き店舗情報登録制度の運用開始 経済
No.6 景観形成推進事業補助金交付要綱の制定 都市
 案件については委員会審査で聞いたとおりの内容である。会議の最後に大雨に関する情報が総務部長より報告された。記録的短時間大雨情報が気象庁から発表され、茅野七曲では55.6[mm/hr]を記録する中、小櫃川の水位上昇に伴い富来田町の流域に避難準備・高齢者等避難開始が11時05分より始まったことを知る。この解除は15時45分であったようだ。木更津市でも市道の道路被害は生じたが、幸い県内で人的被害はなかったようである。
 昼食の時間は会派室でテレビを視聴し、国会の解散をリアルタイムで見届ける。民進党が独自に擁立せず希望の党で出るという奇策も展開され、野党の施策が見えなくなってさながら自民党の信任投票の様子を示していると感じるが、思う事は告示の頃に記載したい。
 午後1時からはタブレット端末の使用基準と申し合わせ事項の変更を議題として議会運営委員会が開催される。補正予算が本会議を通過したので事務局は契約手続きに入るとともに各種のルール策定に取り組まなければならないのだが、嘉麻市、壱岐市での視察が役に立つ。取り敢えず運営を進めながらルールは適宜見直そうという事になる。
 委員会終了後、市長応接室に移動し会派羅針盤の要望活動を行う。
 
 要望内容については『
会派要望を提出する』に記載したとおりで、昨年度と同項目であるが内容に追加や修正が加えられている。
 要望提出で解散になった後、陳情6号について朝日新聞の取材を受ける。どうやら私のHPの『
入札制度を再度考える』の内容について確認のようである。本日の採決で賛成者が結構居ましたねと言われるので、傍聴席に記者は居なかったようだがと聞くと、インターネット中継を見て、録音する方が確実だということである。議場内の録音・録画は禁止されているが、その制度の是非は再度考える必要がありそうだ。
 夜は議会の終了と次回への期待を込め、少人数で反省会を行った。
 
 29日は良く晴れた朝を迎えた。議会中に溜まっている仕事もあるが、議会で鈍ってしまった足慣らしに鋸山ロープウェイの山頂駅まで麓から歩いて往復した。前夜の雨で国道は一部交通規制があり登山道に土砂も有ったが、爽やかな汗を流して山頂で風を浴びた。
 帰路で朝日庁舎に立ち寄り所用を済ませ、自宅に戻って仕事を片づけ夜中になってからHPの更新作業を行った。
 
 30日は午前中に家の片付けをするという妻のため娘を連れて小櫃堰公園に行き遊具で遊ばせる。午後からは市内で所用を済ませて帰宅するとFacebookで午後1時から千葉大生による木更津市への提案発表があったことを知る。知らなかったことが残念であった。
 夕方から町内の常会に幹事として出席する。総選挙に向けた選対会議が開催さていたが、残念ながらそちらも欠席させていただいた。
 
 
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2017年10月上旬の記録