98.9月中旬の活動記録
 11日は娘を保育園に送ってから駅前庁舎に登庁し、10時から総務常任委員会に出席する。議案は下記の通りである。
区分 番号 内容(件名とは異なる) 関係部
委員会 議案63 一般会計補正予算(第2号) 財務
議案71 手数料条例の一部改正 総務
議案72 人事行政運営状況公表条例の一部改正 総務
議案73 行政不服審査施行条例の一部改正 総務
議案75 選挙ビラ公費負担条例の一部改正 選管
議案76 製造請負契約の締結(ハシゴ車) 消防
議案77 広域市町村圏事務組合規約の一部改正協議 企画
- 平成30年度行政視察について -
協議会 No.1 消防本部庁舎建設事業のスケジュールと署所の統廃合 消防
No.2 地域防災計画の見直し 総務
No.3 ベトナム社会主義共和国ダナン市との覚書の締結 企画
 補正予算では相続人の居ない滞納者の不動産を差し押さえるための法定費用が計上された。市税を払っていないのに担保に成っていない土地があるというのも不思議な話である。余程税金だけは払いたくなかったのだろうと思った。予算の審議が終わったところで三上議員より「ゴルフ場利用税の存続に係る要望書」を提出しようと云う発議が有り、詳細な文面や相手先についてを決める前だが方向性については委員会が一致したので議会最終日に急遽委員会が開催されることに成りそうだ。他の議案では、77号の削減効果を聞いたところ、広域市町村圏の教育費として計上している約1600万円が翌年度以降は計上されなくなるが、職員を削減するまでの間は急に減るわけではない事を確認した。最後に行政視察として10月24日から26日まで静岡県の磐田市・富士市・島田市に行くことを決めて委員会は終了した。
 協議会ではダナン市との職員レベルでの人的交流を検討するべきだという意見もあり、検討する旨の答弁があったが、韓国・台湾・フィリピン・インドネシアの友好都市も含め、交換が出来たら国際化は進むだろうと感じていたし、議員も積極的に出かけて交流するべきだと思う。2020年にダナン市にホテル三日月がオープンしたら行ってみたい。
 午後2時半に会議は終了したので自宅に帰ると自民党総裁選の投票用紙と自民党の広報紙が届いていた。そう言えば北海道胆振東部地震で選挙戦を自粛していたのだなと思いながらざっと記事を読み、その後は事務所に籠もってHPの更新を行った。午後6時からは総務常任委員会と担当部課長による情報交換会を行った。議場では憚られる質問を行って制度の背景にある考えや、遂行上の問題など、様々な事を知ることが出来るので、有意義に活用すれば情報交換会は成果が大きい。
 
 12日は前夜の情報交換会の疲れも見せず、10時より教育民生常任委員会の傍聴を行う。議案は下記の通りである。
区分 番号 内容(件名とは異なる) 関係部
委員会 請願01 精神障害者を助成対象とする意見書の請願 福祉
陳情08 臓器移植の環境整備を求める意見書の陳情 子供
議案63 一般会計補正予算(第2号) 財務
議案64 国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 市民
議案65 介護保険特別会計補正予算(第1号) 福祉
議案74 放課後児童健全育成事業条例等の一部改正 子供
議案80 工事請負契約(陸上競技場舗装工事)の承認 子供
- 平成30年度行政視察について -
協議会 No.1 金田地域交流センターの工事期間の変更 市民
No.2 教育委員会の権限に属する執行状況の報告 教育
No.3 小中一貫教育に係る意見公募 教育
 補正予算では6月の大阪北部地震を受けて教育施設のブロック塀を点検した結果、岩根小・富岡小・第二中・金田中で改修が必要になった予算として合計1,066万円が計上されていた。今後、富岡小学校のプールは学校教育で使われる事はないのにフェンスを造るのかと思ったが誰も質問するものが居なかった。他の議案では、80号の陸上競技場を維持するため、5年後に2千万円、10年後に5千万円、15年後に1億円の改修費が想定されているという報告があった。陸上競技場はコストが係るなと思ったが、今後の野球場やサッカー場のコストも気になる点である。最後に行政視察として10月2日から4日まで兵庫県加古川市・大阪府箕面市・愛知県碧南市に行くことを決めて委員会は終了した。
 協議会では金田交流センターの工期が2ヶ月遅れるという報告があったが、葦の除去工事として別途随意契約で3,780万円を支払うとか、工事を安く請けて追加工事を貰い工期も遅れるという状況は遺憾である。一貫校に関する意見公募で具体的な事例として富来田学園が示されていた。今後、金田や鎌足にも波及するのかと思いながら聞いていたが、一貫校のデメリットが示されていないという意見には賛成であり、私も義務教育学校についての記載が無いことが気になった。27日の全員協議会までに資料の修正が間に合うのだろうか、気になる点である。
 午後3時に会議が終了したので自宅に帰ってHPの更新を行い、夕方は遅くなる妻に代わって娘を保育園に迎えに行くと増築部分の地縄が張ってあった。こちらの工事は順調に進むことを願いながら自宅に戻って子守をした。
 
 13日は朝から議会事務局前で某人と面会をした後、10時より建設経済常任委員会の傍聴を行う。議案は下記の通りである。
区分 番号 内容(件名とは異なる) 関係部
委員会 議案63 一般会計補正予算(第2号) 財務
議案66 公共下水道特別会計補正予算(第1号) 都市
議案62 専決処分の承認 都市
議案78 かずさ水道広域連合企業団規約の協議 水道
- 平成30年度行政視察について -
協議会 No.1 金田西特定と地区閣整理事業の計画変更 都市
No.2 市営住宅用途廃止団地入居者移転事業 都市
No.3 新火葬場周辺市道整備事業の進捗状況 都市
No.4 木更津産米食味分析コンクール 経済
No.5 アクアコインの本格稼働 経済
 補正予算の審議では、新火葬場の事業費の変遷や第2期広域廃棄物処理の事業室を木更津市役所に置くことなどについて議論が出たが、何よりパークベイプロジェクトの計画名称の変遷や決定までに至る経緯、英文で書かれた構想図の監督責任などで議論が長引き、何と午前中に一つ目の議案を議決することが出来なかった。昼食後に急遽協議会を挟んで事業の説明が行われてから採決に進んだのだが、議会に対する情報開示は進めるべきと思いつつ、カラーの膨大な資料を一斉に配布できるタブレットの効果を改めて実感しながら傍聴していた。専決処分は道路の僅かな陥没まで市の責任に成ることは解せないが、相手が骨折すると最近の裁判では勝てないのだろう。広域水道企業団規約については、別途に最近思う事記載したので確認いただきたい。最後に行政視察として10月23日から25日まで福島県南相馬市・秋田県横手市に行くことを決めて委員会は終了した。
 協議会のNo.1は金田西土地区画整理事業の事業費の増加により市の負担が約17億円も増えるというものだが、どんなに事業費が増えても減歩率が上がらないので痛みが伴わず、地権者の要求が高くなっているのではと気になる。No.2は廃止団地に残る38世帯(うち36世帯が高齢者)の引越や民間住宅を利用した場合の住宅補助を行うものだが、台風が通過する毎に屋根が飛ぶような祇園団地等を早く廃止したい気持ちも理解できる。No.4は「君に伝えたい米がある」というテーマで来年の11月30日から12月1日にかずさアカデミアホールで開催されるものであるが、強力に推進していた梅澤組合長亡き後に農協も大変だろうと考えながら今年の飛騨大会の資料を見ていた。No5は座親議員の質疑と重なる部分が多く一般質問の答弁では「協議会で詳細は説明します」でも良かったのではと思った。
 会議が終わったのはほぼ5時に成ろうとしている頃であった。傍聴だけでも疲れて帰宅し、この夜は事務所での仕事は中止した。
 
 14日は娘を保育園に送って行くと地鎮祭を行った気配が有る。いよいよ工事に着手するのだと思うが、工事期間中に保育園の駐車場が混雑するだろうなと思う。保育園から自宅に戻り私的な仕事を片づけてからから9月議会の
質問全文の文章化を行い、その後はHPの更新や雑務を行い、夕方は娘を保育園に迎えに行った。
 食事後にHPの更新を完了させ、翌日からの旅の荷物を整え、眠りについた。
 
 15日は妻の会社の有志が集まり山梨県でブドウ狩りを行うというので、娘を連れて夫として参加する。その後は白州にある藪内正幸美術館を訪れ、自力で動物画家の第一人者に成った藪内氏の経歴などを館長さんから聞いて、好きで極めた凄い結果に感動する。
 この夜は埼玉県の妻の実家に訪れ、宿泊させていただいた。
 
 16日は天気が良ければ登山に行くつもりだったが雲が多くて視界が無さそうなので、娘を連れて義父・義母と所沢市の航空公園に行く。広い園内と沢山の遊具に娘は興奮して遊び回り、昼からは疲れて寝てしまったので妻の実家に戻って読書に耽っていた。
 
 17日は妻が入手したチケットを元に栃木県の那須どうぶつ王国へ行き、夕方まで楽しんで帰路に着く。アキモトでパンの缶詰を購入して西那須野塩原から高速に乗ると早速渋滞に捕まる。矢板までの18.9kmに45分も費やしたことに腹を立て、高速を降り、国道4号線から16号線に入り久々に長い陸路で帰宅した。
 
 18日から決算審査特別委員会が開催される。初日は現地調査が入るので娘を保育園に送ってから登庁して私も現地を見学させていただく。
 9時10分に駅前庁舎を出て、子育て包括センター「こどもの森」、真舟小学校増築校舎、みやまのさと保育園、金田西雨水ポンプ場、DMO推進事業と見学して回って庁舎に戻って午前中は終了である。
 午後からは総体的事項・歳入・総務費の審査となるが、例によって歳出の審査が長くなり、初日の審議終了は17:38となった。質疑の中で職員のストレス管理や市民活動支援センターの効果、オーガニック推進事業の課題、タブレット導入による効果額等で勉強になる質疑が交わされた。財産売り払い収入については、単に売却益を得ているだけでなく、長期的にどの様な効果が出ているか検証するべきかなど、好奇心を奏でさせられるものも多かった。傍聴を終えて外に出ると大雨警報が発令された後の水たまりが目立つ中を帰宅し、前日までの旅の片付けを終えたらHPの更新作業を行った。深夜にまた雨が強くなった。
 
 19日も決算審査特別委員会が開催されるので娘を保育園に送ってから傍聴する。この日は民生費・衛生費・労働費・農林水産費・商工費・土木費の一部及び国民健康保険・後期高齢者医療・介護保険・公設卸売市場の4特別会計が対象で、定刻より早い9:55から審査が始まり、途中で幾度かの休憩が入ったものの審査終了は18:07になった。審議の中で生活困窮世帯の中学生に対する大学生のボランティアによる学習支援の状況、防災備蓄の考え、防災気象情報の広域化、職員の残業状況、盤洲干潟の自然環境保全、森林資源の利活用、富士見通りのアーケード撤去の枠組み、観光PRと受入の容量、市場利用者の拡大対策、低落札の品質保全等について勉強になる質疑が交わされた。
 審議が熱を帯びすぎたのか、会議室で蛍光灯が立て続けに切れて休憩中には事務局が交換に追われていた。傍聴を終えて外に出ると既に暗く、同じく傍聴していた草刈議員と審査のポイントの意見交換を行って帰宅した。
 
 20日は決算審査特別委員会の最終日なので娘を保育園に送ってから傍聴する。この日は土木費の残り・消防費・教育費・公債費・予備費及び下水道特別会計並びに上水道会計が対象で、定刻より早い9:55から審査が始まり、途中で幾度かの休憩が入って審査が終わり、討論と採決を行って委員会が終了したのは17:36になった。審議の中で金田西特定と地区閣整理事業の費用対効果、中野畑沢線の事業展開、街中居住マンションの投資対効果、下水道の高度処理と漁場への影響、救急救命士の養成方法、消防の立ち入り調査の状況、ALTの採用と活動状況、文化課の専門知識、図書館で古くなった図書の除籍状況、上水道の老朽艦更新状況等について勉強になる質疑が交わされた。傍聴を終えて外に出ると雨が降っていたが、この日と翌日にエルシオンで100円ビールフェスタが開催され、房総いいねスタンプラリーとの共催と聞いていたので観光協会の方々も誘って参加させていただいた。生憎の天気なのに多くの参加者で楽しい一時を過ごした。
 
 
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2018年9月下旬の記録