63.9月下旬の活動記録
 21日は天気予報に反して朝から小雨が降っていたので事務所の片付け等を行い、午後から天気が良くなったので山用の荷物を積んで妻の実家に向かう。秋分の日に群馬県で人気のない山に行くつもりだったが妻は叔父の携帯の解約等で子守が難しいので娘を連れて山に行ってと言うし、娘もすっかり山に行く気になってしまった。記憶から登山メニューを引きだし、関東百名山未踏の足利行道山に行くことを決めて寝た。
 
 22日は6時に起床して叔父の遺影に線香をあげ、朝食を食べてから足利市の
行道山を登りに行く。和銅6年(西暦713年)開創といわれる浄因寺と山の空気を2時間ほど楽しんだ。往路で眠らなかった娘も下山して車に乗ると直ぐに寝てしまい、足利で食事を摂る予定を変更して1時間寝させる。
 太田市内で買い物をして熊谷市のスーパー銭湯で2時間以上もお湯に浸かる。渋滞する国道で妻の実家に戻り、夕食を食べて荷物を車に積み夜中に台風の余波の雨が降る木更津市に戻った。
 
 23日は娘を送ってから登庁し10時から交通政策特別委員会協議会に出席する。議題は巌根駅快速列車停車に向けた基本調査の報告と運転免許証返納者に対する取組である。基本調査はJR東日本コンサルタンツ鰍ノ1,771万円で委託され本年3月25日に契約期間を終えたものであるが、巌根駅の快速停車に係る事業費が用地費やシステム改修費を含まずに約16億円から22億円も必要としているものである。12年前の浜野駅における事業費が3億4千万円程度であったことを考えると、自治体に無理難題を吹っ掛けるための報告書を我が市の予算で創ったようで腹立たしいし目的が巌根駅関係者に諦めなさいと伝えるためとしか理解できない。巌根より遙かに乗降客が少ない新幹線駅も有る中で怒りを覚える内容であるが、一方で開発行為が無ければ乗降客も増加しない事が予想され、地域をどうして行くべきかという議論が必要に感じた。
 会議終了後、他市における政策の状況把握等について打合せを行い、昼食を摂った後に13時より基地政策特別委員会協議会に出席する。議題は駐屯地周辺地域振興事業の説明と要望書の提出報告である。総務委員会でも補正予算の審査で議論された内容であるが、視点が違えば文言の一つ一つが気になるものなのだなと論を聞いて感じていた。
 委員会が終わって帰宅し、ホームセンターに台風対策の資材を購入に行き事務所で設置する。台風12号は東に進路を逸れる見込みで影響も少ない予想なので明日の議会は通常通りに決めたが自宅は万一に備えておく。彼岸が過ぎて庭にも白い彼岸花が咲いたが台風で倒れないことを願おう。
 雨雲レーダーの切れ目を狙って娘を迎えに行き、夕食後に事務所に籠もり翌日の特別委員会資料に目を通してからHPを更新した。9時過ぎに仕事を終え入浴してからニュースを見ると台風は洋上を遠ざかっているようで安心して眠りについた。
 
 24日は9時から議会運営委員会が開催され、総務委員会からの発議案上程による日程変更と7月16日に行った
諮問の検討順序の決定及び災害時の連絡手段としてのLINE WORKSの使用について説明が行われた。臨時議会が10月16日に予定されており、そのための議会運営委員会は13日に開催予定なので、その時には3月定例会における当年度議案の委員会付託省略の是非について議論がされる事になる予定である。
 10時には本会議を開催し委員会付託した議案及び陳情についての採決を行い、次いで付託省略した人事案件の4議案を審議してから総務常任委員会から提案された発議案第10号「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書」の審議を行い、陳情以外の全案件を可決して終了した。
 本会議終了とともに議員全員協議会を開催する。コロナ対策で議案を絞った結果、本日の議題は下記に示すように説明2件と資料配付3件の合計5件だけとなった。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部
No.01 新型コロナウイルス対策 子供
No.02 小中学校適正規模及び適正配置実施計画 教育
配布01 鎌足保育園の現状 子供
配布02 第2期広域廃棄物処理事業 環境
配布03 新火葬場整備運営事業の経過報告 環境
 全員協議会が終了して11時を回っていたため1時間以上が必要とされる見込みの庁舎整備特別委員会は13時開始と宣言して休憩に入る。
 午後からの特別委員会では庁舎や議場に関し4会派から合計100件の提案がなされた。因みに羅針盤の提案が56件と過半数を占めてた事も付け加える。提案の無かった無会派から多くの質疑が行われるかと予想していたが、各会派の報告を聞いた直後なので検討の時間が必要となったためか意見も少なく1時間も掛からずに特別委員会は終了してしまった。午前中で委員会が終わったと思ったが後の祭りである。その後は議会事務局と諸調整をしてから帰宅し、私的な仕事の後にHPを更新し9月定例会の終了をひっそりと打ち上げた。
 
 25日は娘を送ってから市内で所用を済ませ、11時から鎌足小学校に移転した鎌足保育園の視察をさせてもらう。現在の請西保育園の案件が議論されていた平成23年9月議会で、現在の真舟小学校がある「真舟中学校用地」の一部に保育園用地を確保し借地に建設を行わないことを
提示した事がある。その際には小学生の通学と保育園への送迎が近接することで交通事故が心配であり認められないと答弁されたが、今回は学校の校舎に同居しているので状況を確認したかったのである。
 保育園は元資料庫だった部屋を間仕切りで区分し、保育スペースと事務室に分けており、出入りは小学校の昇降口とは別に設けられ、父兄が送迎する車両の導線も安全と思われた。当日は雨だったため土の駐車場は改善すべきと思われるので土木課の工事で発生する廃材対応が出来ないか依頼した。
 保育室は入口に近接しトイレも目前であるが、トイレは小学校も使用していた。小学校との間に仕切りはなく、低学年の子どもたちが時折保育園児と遊ぶことや、体育の授業のない時間帯に体育館を利用して遊ぶなど施設の共同利用は上手く回っているようだ。食事も小学校にある調理室から供給を受けており、学校の夏休み期間は中郷保育園から小学校の配食車を使用して昼食を運んでおり、上手く組み合わされていることに感心した。緊急事態であり本来の保育園の認可基準を満たしていない状況にあり乳幼児が居ない年齢構成なので対応できている事も理解しているが、個人的には小規模校における保育併設を合理的に行えている事例であり、今後の施策展開の参考になる事例だと思われた。
 午後から永原基地政策委員長とともに佐賀県議会の
坂口祐樹議員の訪問を受けて意見交換を行う。偶然、この日に今月中はオスプレイの試験飛行はされないことが解ったが、木更津市で運用開始後に生じた問題や対処について情報共有することや、佐賀における進捗状況を聞き有意義な意見交換となった。
 本来で有れば、この日の夕方は大型クルーズ船木更津入港の予定であったが感染症の拡大で残念ながら中止となったので夕方は私的な所用を済ませてから娘を迎えに行き、夜は録溜めた報道番組を見た。
 
 26日は未明から犬が吠えるので何かと思ったら、犬小屋の近くの生け垣の上にアライグマの子供が3匹も登っており驚いた。手を出すと怪我しそうなので取り敢えず写真を撮る。国勢調査をオンラインで回答し人間ドックの問診を記入しHPを更新してもまだ木の上にいた。
 
 27日は朝から小雨が降っていたが犬も鳴かずにアライグマは居なくなっていた。朝食を摂り部屋の掃除を行ってから母と妻子を連れてイオンモールに行き木更津市が認知症の理解促進のために開催しているオレンジフェスを見学しながら買い物を行い、母の誕生祝いに昼を食べて帰宅した。
 帰り道に車内で娘が寝たので布団に運んでから事務所に籠もり各種の作業を行いながらHPも更新した。
 
 28日は日帰り人間ドックを受けてコロナ太りを実感する。帰りがけに議会事務局で日程調整等を行い、その後は天気も良いので買い物や外仕事をしてから娘を迎えに行った。
 
 29日は娘の送迎の他は私的な仕事を片づけていると、市の職員や小学校の児童がコロナに感染していることが明らかになったという情報が寄せられる。今月10日の49人目から新規感染者が18日間無かったが、コロナと共存していく社会であることを改めて実感し、批判やイジメが発生しないことを願った。
 
 30日は娘を送ってから地域で要望のあった現場に立ち会う。事務所に戻って私的な仕事を片づけていたが天気も良いので昼休みを長めにとり鋸山ロープウエイに添った登山道を歩きに行く。昨年の台風で荒れていると聞いていたが1年経ってもまだ痕跡が多く、本当の復旧までは時間が掛かりそうである、
 爽快な展望を満喫して直ぐに下山し、君津で買い物をして帰宅しHPの更新作業を行ってから娘を迎えに行き、図書館で絵本を交換した。その後にイオンモールの娘の好きな店で食事をしたが、会計の時にその店が今日限りで閉店になるので今までの感謝を告げられる。コロナ禍で全国展開している店は不採算店の閉店が続いていることは知っていたが、それでも偶然閉店の日に立ち会って寂しい思いをしながら帰宅すると市民課の職員が新型コロナウイルスに感染していることが明らかになったと連絡が入っていた。前日には保険年金課の職員の感染が明らかになり、第2派は収まっていないことを改めて実感した。
 
 
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2020年10月上旬の記録