35.12月中旬の活動記録 |
11日は10時から岩根西公民館で開催される巌根駅人道跨線橋エレベーター設置工事の説明会に参加する。
東西の区長が集まり東口改札の設置も含んだバリアフリー対応についての説明であるが、階段を使わなくて済むようになるという説明が伝わりにくいように感じた。東西に住む方が上りと下りに行く場合の4通りの場合を説明する資料と簡易改札での注意事項を改めて整理して周知する必要があるだろう。
帰宅して娘の本の片付けなどをして部屋の片付けをする妻の邪魔にならないように娘と遊び、夕方は3年ぶりに開催された江川区の忘年会に出席し、消防団詰所や集会所など3時間半に渡って意見交換を行った。
12日は娘を保育園に送ってから登庁し10時から低炭素社会調査特別委員会協議会に出席する。この日の案件は下表の通りである。 |
区分 |
番号 |
内容(件名とは異なる) |
関係部 |
協議会 |
No.01 |
地球温暖化対策実行計画(素案)の意見公募 |
環境 |
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本編は95頁になる計画であるが、2030年における木更津市の温暖化ガス削減量目標の850.2[千t-CO2]のうち697.3が国の政策をあてにしているが積極的に木更津市が民間の太陽光利用を進める補助メニューの拡大を検討するとか、学校や道路法面を民間に貸し出すとかの施策が必要なことと、下水道汚泥によるバイオマス発電や林業の活性化を視野に入れた木質バイオマス発電の検討や洋上風力などのように計画に乗せていない事項も記載して取組に含めない理由を説明する必要があることなどを意見した。なお、これで16件目の意見公募である。委員会が終わり帰宅して雑件を処理してからHPを更新し、夕方は近所の葬儀に参列した。私より少しだけ年上の葬儀は早すぎて辛いものである。
13日は娘を保育園に送ってから登庁し、会派室で議会広報の原稿を作成しながら10時から基地政策特別委員会協議会を会派室のテレビで傍聴する。この日の案件は下表の通りである。 |
区分 |
番号 |
内容(件名とは異なる) |
関係部 |
協議会 |
No.01 |
特定防衛施設周辺整備調整交付金の充当事業 |
企画 |
No.02 |
行政視察(10月25日〜26日:新富町・新田原基地)の報告 |
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今年度は1億6,878万円の交付を受けた交付金を来年度はどの様に使う予定かという説明で、今までも「妊産婦及び乳幼児健診」に使用するのは周辺整備事業ではないだろうという苦情を伝えていたが「母子歯科健診」も加わり、ますます交付金の見える化が遠のいているように感じた。他にも金田の公園整備、江川運動場の整備、畳ヶ池放水路の補修などのハード事業や大気汚染測定装置や騒音振動の調査及び消防車両の購入などにも使用しているが何時も違和感が拭えない。
委員会の傍聴を終え議会事務局と広報誌の原稿やこの夜の意見交換会の次第などを調整してから昼食に行き、13時半から調整区域活性化研修会を傍聴しながら発言も行う。行政からは都市整備部・経済部・農業委員会事務局が集まり、高橋・森両県議も出席する中で主としてインター周辺の利活用の障害となる農振農用地の解除について議論が戦わされた。私からは昨年から君津市が始めた「農業振興地域整備計画の見直し」の内容を確認して上手い手法が有れば参考にするように意見した。個人的には岩盤規制を打ち抜くためには区画整理事業が確実だと思うが、事業期間は最短でも8年くらいは必要になるので即効性がない。
午後3時半に終了したので帰宅し、HPを更新してから消防本部庁舎に移動し消防団幹部と総務常任委員会の意見交換会の進行を担った。
18:30から始まった会議は委員長と団長の挨拶をいただき私から消防団の沿革と消防団の現員数を簡単に説明して現在の状況を議員に把握してもらってから意見交換を始めた。団員のなり手不足や詰め所の老朽化など様々な話題が白熱し、消防団から議会への質問も入るなどして20:50まで続いた。
個人的には出された意見を元に委員会から市長に対して意見書を提出するような方法を検討したいと思うし、消防団からはこの様な会合を定期的に開催して欲しいという要望もあったので来年の改選後に新しい総務委員会で対応することが望ましいだろう。消防庁舎を出たのが21時を回っていたが、お腹が空いたのでコンビニで夜食と麦酒を購入して帰宅し、ニュースを見ながら長い一日の慰労をした。
14日は12月定例会の最終日である。娘を送ってから登庁して反対討論に使う資料を作成して事務局に渡す。10時から始まった本会議では委員会の視察報告の後に付託案件の委員会審査報告が行われた。討論に入り、私から陳情9号に対する反対討論を行った。 |
私からは陳情9号に対して反対の立場から討論いたします。
私も保育園に通う娘の親として運動会や稲刈り体験の行事参加を通じて保育現場の大変さは感じているところであり、保育の環境を向上したいという気持ちは強く持っています。また、牧ノ原市でバスの中に閉じこめられて死亡した事故や裾野市での園児虐待など、保育を取りまく問題も政治が解決せねばならない課題だと考えております。その一方で少子化が進みながらも女性の社会進出に伴う保育率の上昇に伴い、待機児童の解消が優先課題となっていることも事実です。
木更津市では令和3年度の待機児童数が県内最多の90人となるなかで多くの保育施設が開設され2箇所の市立保育園の民営化を進めることや市立保育園に保育士の派遣を受け入れるなどの人員確保対策により、資料【待機児童の推移】に示すように、令和4年度当初では6人に削減することが出来ました。しかしながら12月1日現在では再び90人が待機する状況になっております。陳情者が求める配置基準の見直しが先行すると、全国で深刻な保育士不足を招き、都内との賃金格差が解消できない本市では、多くの保育士が対岸へ流出することが危惧され、再び多数の待機児童の発生が推察されます。
政府も「新子育て安心プラン」に基づき、保育の受け皿の整備を行う中で、保育士資格取得予定者への支援や保育士の再就職支援などを進めています。この様な保育環境の整備が進み、充分に保育士が確保できる状況になる前に配置基準の見直しを求めることは、自治体間や保育事業者での体力勝負となり、最終的には市民に負担を強いる結果となると思われます。従って現時点においては国の動向を見守るべきであり、本陳情に反対します。 |
採決も賛成者少数で陳情は可決されず、執行部上程の議案は全て全会一致で可決された。次いで付託を省略した人事案件と議員の期末手当を人事院勧告に従って修正する発議案がそれぞれ可決され11:05に本会議は終了した。
少しの休憩をおいて11:15より議員全員協議会が開催される。案件は下記に示す21件であり、式次第や部長の説明原稿を含み2,035頁に渡る膨大な内容であり、昼食を挟み13:35まで報告は続いた。 |
番号 |
内容(件名とは異なる) |
関係部 |
頁数 |
No.01 |
飛行場周辺まちづくり基本計画(素案)の意見公募 |
公室 |
72 |
No.02 |
第3次教育大綱(素案)の意見公募 |
総務 |
19 |
No.03 |
地区別防災指針(素案)の意見公募 |
総務 |
226 |
No.04 |
国土強靱化地域計画(素案)の意見公募 |
総務 |
106 |
No.05 |
地域防災計画(素案)の意見公募 |
総務 |
748 |
No.06 |
第3次基本計画(素案)の意見公募 |
企画 |
285 |
No.07 |
彩り豊かな個性が集う共生社会条例(素案)の意見公募 |
企画 |
15 |
No.08 |
パートナー・ファミリーシップ宣誓制度(素案)の意見公募 |
企画 |
32 |
No.09 |
地域公共交通計画(素案)の意見公募 |
企画 |
158 |
No.10 |
中期財政計画の見直し |
財務 |
21 |
No.11 |
新型コロナウイルス関連状況の報告 |
子供 |
50 |
No.12 |
第2次スポーツ推進計画(素案)の意見公募 |
子供 |
31 |
No.13 |
自殺対策計画の計画期間延長 |
福祉 |
50 |
No.14 |
地球温暖化対策実行計画(素案)の意見公募 |
環境 |
107 |
No.15 |
一般廃棄物処理基本計画(素案)の意見公募 |
環境 |
104 |
No.16 |
産業立地促進条例一部改正(素案)の意見公募 |
経済 |
18 |
No.17 |
千葉県誕生150周年記念行事への参画(芸術祭の開催) |
経済 |
9 |
No.18 |
公共下水道事業計画の変更 |
都市 |
5 |
No.19 |
汚水適正処理構想(素案)の意見公募 |
都市 |
14 |
No.20 |
第3期教育振興基本計画(素案)の意見公募 |
教育 |
30 |
No.21 |
新図書館整備計画(素案)の意見公募 |
教育 |
33 |
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少しの休憩を挟み13:45から市庁舎整備特別委員会協議会が開催され、私は2番目の質問者として@西口駐車場の解体と跡地・A今後に予定する新たな業務・B市道207号線・C資金計画・D全体スケジュールを通告していたが持ち時間の20分では資金計画までの質疑で時間が終わってしまった。他の会派は質問時間を残していたので全ての質問が終了した後に残りを行うつもりであったが、斉藤議員から決まり事は守るべきだという異論が出され、全体スケジュールについては資料配付で対応することとなった。質疑の概要については最近思う事に整理したので参照されたい。今月23日に新たな袖ケ浦市議会議場を見学に行くことを決めて委員会は15時に終了した。会派室で残りの質疑について整理し、雑件を片づけてから庁舎を出ようとすると夕焼けが綺麗であった。
帰宅してから暖かな服装に着替えて17時の路線バスに乗り、街中に出て議会最終日の反対討論や庁舎特別委員会について反省を行った。
15日は目覚めると喉が痛く声が出にくい。娘を保育園に送ると「変な声だから話さないでね」と娘に言われる始末である。それでも市内で所用を済ませてから富岡小学校の跡地に行き、明日から本格営業を開始する「ETOWA KISARAZU」の完成披露会に出席する。 |
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大和ハウスグル−プである(株)コスモスイニシアが運営するアウトドアリゾートで笠間に次ぐ2番目の施設である。ETOWAは「会と話」という文字も充てられ宿泊者が学校に忍び込んだような特別な想い出を残すことをコンセプトとしており、事前にインフルエンサーを招いての体験会を開催したということで、既に年内は予約がいっぱいのようである。令和元年台風やコロナウイルスの蔓延により開設まで少し時間が掛かったが、木更津市にとっては中郷中学校に次ぐ跡地利用であり、富岡や馬来田の活性化に繋がればと願う。昼前に帰宅して午後からタイヤを冬タイヤに交換し、雑件を処理してからHPを更新し娘を迎えに行った。
16日は先日から調子の悪い喉の具合を見て貰うため、娘を送ってから耳鼻咽喉科医院へ行く。3年前と同じように声帯の近くに炎症があるが悪い病気ではないと知って安心する。今回も鼻から内視鏡を入れて確認したが、先生は解像度が格段に上がっていると画像を説明してくれた。
帰宅して雑件を処理し、市内で買い物を済ませてから読みかけの新書を読破しHPを更新した。この日は金曜なので一週間の感染者数が発表されたが9日から15日の新規感染者数は1,125人に達していた。人口10万人当たり一週間感染者数も833人となり第7波に近づいている。
一昨日の議員全員協議会で示された資料によると感染者数が増加する中でも君津中央病院のコロナ病床使用者は下図に示すように先月末から減少していた。弱毒化が進み入院を要する者の比率が下がっていると推察していたが、感染者の増加がどう影響するか心配である。
17日は朝9時に妻子を連れて自宅を出て高崎まで達磨を購入に行く。高崎の名物パスタを食べたり学生の頃にも行っていた鹿火屋で竹馬を楽しんだり榛名湖のイルミネーションを見学して、伊香保温泉の夜景に後ろ髪を引かれたが、夜は妻の実家に泊まった。
18日は良く晴れた日曜日であったが、喉が痛くて体調も万全でないので午前中は妻の実家で娘と遊び、午後からは妻の所用を済ませながら帰路に着くなど、家族サービスに徹した日を過ごした。
19日は午前中に私的な用事を済ませ、午後から袖ケ浦市民会館で開催される勉強会から水道事業について説明を依頼され出席する。水道議会を傍聴している団体で、コンセッション方式の導入で水道の運営権が水メジャーに握られてしまい危険な水を高く買わされる可能性を危惧していること理解できた。私からは企業団は民間で容易に採算が取れる条件ではないので直営で進めるしかなく、インハウスエンジニアを抱えて技術継承を進めていることを説明したが、今後は民主党政権下に「コンクリートから人へ」のフレーズの元に土木系の学生が減少し、企業団や水道企業における深刻な人材不足が危機の引き金になる可能性を示唆した。帰宅後に雑務を片づけ、夕方には娘を保育園に迎えに行った。
20日は日中の公務も約束もないので娘の保育園の里芋収穫の手伝いに行く予定だったが娘が体調不良で嘔吐する。そんな訳で午前中は娘を病院に連れて行くが幸い大したことはないようだ。午後からは事務所で遊ばせながら私も急いでHPの更新を行った。夜になり仕事から帰宅した妻に娘を預けかずさ青年会議所OB会の監査を行うため外出した。
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