07.3月上旬の活動記録
 1日は燃えるごみをゴミステーションに置きに行き、朝食後に8時から岩根西中で集められている資源ごみ(紙・アルミ等)を持ち込んで車から降ろし、娘を請西の土曜学校に送ってから市民会館の朝市を見学して帰宅する。事務所で質問原稿を修正しながら10時半からは使わなくなった灯油タンクの撤去準備として油抜き作業に立ち会い、作業終了後に袖ケ浦海浜公園で行われている「そでがーでん」へ昼食を摂りに行く。
 
 千葉県が管理する袖ケ浦海浜公園の指定管理者は今年度から小櫃堰公園の指定管理者に成った東急グリーンシステム㈱であり、どの様なイベントを行っているのか気に成りながら見に行くと小さなステージパフォーマンスもあり賑わっていた。会社の人に話を聞くと小櫃堰は住宅が近いので騒音を出さない運営を考えているとの事であるが、一年経つので企画を考えていきたいということであった。食事を終えて塔に登り多くの人が楽しんでいる姿を俯瞰してから帰宅してHPを更新してから娘を請西に迎えに行き、夕方に来客対応をしてから町内にお使いに出かけた。
 
 2日は答弁案も帰ってこないので代表質問を終えた齋藤秀樹議員の運転で久留里で開催される新酒まつりに出かけ賑わいの状況を見て回る。
 
 新酒を振舞う5蔵のうち3蔵は友人であるが、それ以外にも多くの知人と挨拶をしながら齊藤議員の分も新酒を楽しませていただいた。天気も良いので例年の倍近い人出があるとのことで須藤本家などでは大賑わいであった。イベントの対応として君津市役所もトイレトレーナーを設置しており、中を見させていただいたが能登での活躍を感じさせる程度に使い込まれている感じがしていた。程よく酔いも回って帰宅し、夕方にバスで街中に出て齊藤議員の代表質問の慰労を行った。
 
 3日も本会議が開催され午前中の代表質問に続き午後からは個人質問が行われる。
新栄会代表 安藤順子議員
 中心市街地活性化の範囲に吾妻公園を入れることで公園で開催するイベントに交付金を活用できる可能性が増えるという答弁があり、私の質問に引用しようかと考えたが原稿の修正も大変なので辞めた。話の中で来月の高柳さくらまつりが6日に開催されることを知った。
公明党 竹内伸江議員
 市長の施政方針に「住宅の確保が困難な市民への居住相談支援体制の構築」というフレーズがありその部分が解るような質疑であった。居住支援法人が木更津市にもあったことを質疑の中で初めて知った。
無会派 大野俊幸議員
 随意契約に区分される公募型プロポーザルについて質問があった。令和3年に9件、4年に22件、5年に11件、6年は1月22日までに13件の契約という回答で
令和4年9月の私の質問後に減ったことが確認できた。
新栄会 座親政彦議員
 11月から始まったオーガニックビズについて市民からの意見は55件中良いと思う者が44件、職員の意見は647件中良いが505件だという答弁であったので来年度も引き続き行われると思い、私も良かったと思った。
 質問が終わり娘を学童に迎えに行って帰宅し、喪服に着替えて南相馬市で一緒にボランティアをしたJC時代の友人の尊父の葬儀に向かった。
 
 4日も本会議が開催され5人の個人質問が続く。
羅針盤 吉田眞紀人議員
 教員の働き改革として部活動の地域移行に伴う試験運用が来年度から江川陸上競技場を使用して開始するという答弁が有ったが掘り下げが少なく終了後に会派室で聞くと決まっていないことが多くて執行部から容赦を求められたようだ。答えられないことを聞くには経験と実績が必要だ。
市民とともに 田中紀子議員
 小項目で25点の質問に7枚の資料を準備している姿勢は凄いと感心するのであるが、公民館を地域交流センターに帰るデメリットが示されず手続き論と公開性の話に成っているように感じられることが残念である。
公明党 佐藤修一議員
 小規模特認校を運営する学校運営協議会で学校の方針が反対された場合はどうするのかという確信をついた質問が有って興味を引いたが基本方針が承認されなかったことは無いという答弁が肩透かしであった。
輝楽会 藤田真澄議員
 木更津市独自のヘルプマークを作る努力をするより県が既に作っているものを市民に周知すべきという説得力のある主張であったが、市の原案と県のそれを資料として提示してくれたらよいのにと感じていた。
新栄会 松井晃治議員
 就労時の姿勢の悪さが体調不良につながるという根拠にコクヨの調査を使ったのは悪くないが、如何せん説明の時間が長すぎて全体のバランスが悪くなっていることに早く気が付いてもらいたい。
 本会議閉会後に一問一答の最終答弁案をもらい原稿を修正して事務局に渡して翌日タブレットで読めるように設定してもらい、学童に立ち寄って娘を連れて帰宅する。気象庁は雪に警戒するようにというほど寒い夜なので早めに入浴して床に入って眠りについた。
 
 5日は8時半に駅前庁舎に登庁し資料を確認した後、9時から議会運営委員会を開催し執行部から追加議案4件の概要説明を受け議会日程の変更を決定する。25分ほどで会議を終えることが出来たので会派室で珈琲を飲み10時から本会議に出席する。
公明党 神蔵五月議員
 市内のペットボトル使用量が約773tで、そのうち454tが水平リサイクルに回されておりリサイクル率は62%という答弁が有った。多いと思いつつ私は登山の際には水筒として何回も使用するリユース派である。
一隅 堀切俊一議員
 質問が多岐に渡っているので最初の答弁者が教育長と7人の部長であった。久津間の築山は住民だけにして運動公園利用者はスタジアムに避難できるように改修すべきという予算を度外視した提案に驚いた。
 以上14人の質問が終わり最後の質問者として午後から私が質問に立った。直前の堀切議員と大綱が重なるため原稿に加筆して議場に入ると住民説明会で反対意見を述べていた主要な3人が傍聴していた。傍聴者が勘違いしてますよという質問も如何なものかと思いながら50分の質疑を終えた。質問が終わり下記の4議案が上程される。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部 担当委員会




議案26 一般会計補正予算(その1) 財務 予算審査
議案27 国民健康保険税条例の一部改正 市民 教育民生
議案28 特定保育施設運営基準等条例の一部改正 子供 教育民生
議案29 業務委託変更契約の締結(富士見通り) 都市 建設経済
 議案に対する大綱質疑が終わり予算審査特別委員会が設置されて本会議が終了される。引き続き会議室で予算審査特別委員会が開催され正副委員長の互選と委員会資料の確認などが行われる。因みに今回の委員は下表の通りで三上議員と大野議員の双方が揃う重厚な布陣であるので答弁に立つ課長にはプレッシャーが大きいことだと思う。
氏名 会派 期数 常任委員会
永原 利浩 羅針盤 4 Ave
4.0
教育民生
重城 正義 自民ク 4 総務
三上 和俊 自民ク 12 総務
大野 俊幸 無会派 9 建設経済
近藤  忍 羅針盤 5 総務
座親 政彦 新栄会 4 建設経済
竹内 伸江 公明党 3 教育民生
神藏 五月 公明党 2 建設経済
佐藤 修一 公明党 2 建設経済
藤田 真澄 輝楽会 1 建設経済
吾津松太郎 羅針盤 1 建設経済
吉田眞紀人 羅針盤 1 教育民生
 単なる偶然であるが委員の半数が建設経済常任委員会に所属する議員なので来週10日の常任委員会審査に続き12日からの予算委員会となると準備の時間も厳しそうだなと感じていた。会議が終わり午後5時まで会派室で予算審査の資料を読み込んでから退出して木更津駅の東口に渡り午後6時開催の熊谷千葉県知事候補者の演説設営準備を手伝う。
 15分ほど遅れて知事が到着し吉田市議の進行で街頭演説会は始まった。渡辺市長と高橋県議の応援演説に続き本人の県政に対する考え方が示される。今回の選挙は実質的に信任投票の様になるので投票率の低下が危惧されるが雨の中でも多くの人が立ち止まって話を聞いていた。
 司会の吉田市議の慰労も兼ねて夕食をという誘いを断り年老いた母と小学生の娘が待つ自宅へ戻る。妻は所用で帰宅が遅いので食事を摂ってから早めに入浴して娘を寝かせつける。妻が帰宅して娘と一緒に寝たところを見計らって事務所に移動し深夜にHPを更新した。
 
 6日から常任委員会審査が始まるので9時半に登庁して10時から総務常任委員会及び協議会に出席する。付託された議案と協議会案件は下記の通りで長丁場に成ることが開始前から想定された。
区分 番号 内容(件名とは異なる) 関係部
委員会 議案15 刑法一部改正に伴う条令整理条例の制定 総務
議案19 手数料条例の一部改正 総務
議案20 職員の勤務時間等条例の一部改正 総務
議案21 市税条例の一部改正 財務
議案17 付属機関設置条例の一部改正 公室
議案18 行政組織条例の一部改正 公室
- 閉会中の継続審査の申し出 -
協議会 No.01 R7年度経営改革推進計画の策定 公室
No.02 定員管理計画の策定 公室
No.03 使用量・手数料等の見直し基本方針の改定 公室
No.04 土地開発公社経営健全化計画(第6次)の改定 企画
No.05 第3期オーガニックアクションプランの意見公募 企画
No.06 吾妻公園文化芸術施設の基本設計(素案) 企画
No.07 公共施設等個別施設計画(市民会館) 総務
No.08 避難行動要支援者避難支援プランの意見公募 総務
No.09 笹子塵芥処理場跡地の災害対策拠点事業 総務
 議案19号では建築審査の標準審査時間が県から示されている状況で職員人件費単価の差が有るため手数料が県内で差がある事や、21号では原付の試乗車用のナンバーは当初に無料で交付するが紛失や損傷の場合は実費相当の500円の手数料が求められることの公平性、17号では付属機関として新たに設置される委員会に市民公募委員を入れない理由などを質疑して考えを確認し全議案とも全員賛成で審査が終わったのは11:35であった。引き続き協議会に成ったが午前中には1件しか処理が出来なかった。若年退職が多い状況では定員の設定を多くして採用を増やすべきとか、土地開発公社の借入金4億円弱を一括返還して金利補償を失くして清算するか逆に積極的に公社を活用して貝渕工区の道路用地を先行買収する組織にするかのどちらかとすべきであるが中途半端ではないかとか、文化芸術施設の基本設計に生じている諸問題を解決した内容を委員会に報告してから実施設計に進むべきとか、笹子の土地を日本財団に無償貸与する場合でも財団に土壌調査と対策を責務とすべき等、多くの案件に意見を述べ続けていたら協議会の時間は伸び会議が終わったのは16:40となってしまった。帰宅してから江川区の土木委員として農地所有者に溝払いの日程を伝えて回り、夕食後に予算資料を少し読み込んでからHPを更新した。
 
 7日は岩根西中学校の卒業証書授与式の案内も貰っていたが、10時から教育民生常任委員会及び協議会が開催されるので、その後の予算審査との関連性を考慮して傍聴を優先し卒業証書授与式を欠席する。前日のうちに電報を送っておいたが、やはり今年度の役員には申し訳ない思いである。久々に天気の良い朝となったので駅前庁舎に行く前に朝日庁舎の屋上で定点観察写真を撮影に行ったら今回の知事選で初めて候補者全員のポスター(?)が埋まっている掲示板を発見した。
 取り敢えず写真を撮影したが、右側の2人の候補者は目立つために記載内容が不明か小さすぎて見えないなど奇をてらい過ぎている。下らなくてコメントもしないが、これでは投票率の低下は避けられない。ともあれ駅前庁舎に移動して委員会を傍聴する。付託された議案と協議会案件は下記の通りである。
区分 番号 内容(件名とは異なる) 関係部
委員会 議案16 犯罪被害者等支援条例の制定 市民
議案27 国民健康保険税条例の一部改正 市民
議案22 家庭的保育事業設備運営条例の一部改正 子供
議案28 特定保育施設運営基準等条例の一部改正 子供
議案23 地域包括支援センター運営条例の一部改正 福祉
- 閉会中の継続審査の申し出 -
協議会 No.01 公民館の地域交流センター移行に伴う意見公募 市民
No.02 金田小学校及び金田中学校の整備事業の進捗 教育
No.03 公共施設等個別施設計画(博物館) 教育
 議案16号は県でも同様の条例があり役割分担をするのではなく双方から受け取ることが出来る制度のようだ。議案27号は国保税の県下統一に受けた段階的な変更で例えば夫が40歳で事業収入が300万円・妻が40歳で収入が無く未就学児の2人の子供がいる場合、年額で令和6年度の45万43百円から52万76百円に値上げされるというもので私も大幅な値上げを受けるようで嫌な案件である。議案22号は管理栄養士は栄養士の資格が必須であったが不要に成ったことが主な変更点、議案23号は職員の配置基準を柔軟にできるようになったことが主な変更点である。審査が終わったのは11:45であったが協議会案件が3件なので正午を若干回っても会議を続けるかと永原委員長が委員に問い、皆が了解したので速やかに終わるものと思ったが公民館でなくなることを市民に丁寧に説明すべきだと引き下がらない人がいて協議会の終了は12時55分に成ってしまった。市民は本当に呼称が公民館で無くなることを気にしているのかと思いながら空腹を感じ、昼食を摂ってから帰宅した。
 事務所で2時間ほど予算資料を読み込んでから午後5時14分のバスに乗り四市君津高校出身者交流会に出席する。袖ケ浦市の粕谷市長をはじめ百人近い係長以上の職員が集まり、私も他市の同級生や議員と楽しいひと時を過ごすことが出来た。全体に好評だったから来年も実施するだろう感じていた。
 
 8日は娘を請西の土曜学校に連れていき、そのまま私も父の会として請西の森の整備に協力する。子ども達が田植え体験をする水田に日照を届けるための周辺の伐採で、15人くらいの参加者がいたが大きな木をチェーンソーで刻んで運搬して整理する作業は想定以上に大変で、久々に9時から17時まで肉体労働をして携帯の歩数計では2万5千歩を記録していたので娘と一緒に帰宅したが先に入浴して食事を摂って早めに横に成った。しかし夜中に目が覚めてしまい録画していた報道番組を5時間以上も見てしまったので日曜日まで調子の悪さが続いた。
 
 9日は天気の良い日曜日で、娘が五井で英語劇の発表をするということは知っていたが前日に仕事をしなかった予算審査に向けた準備とHPの更新作業を進めるため、娘の晴れ舞台は妻と母に任せて終日事務所に籠って作業を続ける。娘たちは夕食を食べてくるというので近くのスーパーで弁当を購入して日没後も事務所に籠り、日付が変わるまで作業を続け、午前2時半に数値に関する質問の通告をしてから就寝した。
 
 10日は激しい寝不足であったが10時から建設経済常任委員会及び協議会が開催されるので傍聴に行く。金曜日の教育民生常任委員会と違い卒業式が無いためか多くの議員が傍聴に出席していた。委員会に付託された議案と協議会案件は下記の通りである
区分 番号 内容(件名とは異なる) 関係部
委員会 議案24 空家等対策推進条例の一部改正 都市
議案29 業務委託変更契約の締結(富士見通り) 都市
- 閉会中の継続審査の申し出 -
協議会 No.01 下水道汚泥堆肥化施設整備事業 都市
No.02 第3次観光振興計画素案の意見公募 経済
 議案24号は特定空家に成る前の管理不全空家の所有者に勧告が行えるように条例変更を行うもので、相続の問題があるという質問に関し管理不全と思われる家屋のうち37軒が所有者調査中というので大変な状況だと理解する。議案29号は撤去を予定していた埋設管396.8mを埋め殺し照明のための引込管は83箇所から66箇所に減らすことで約6千万円の減額となる変更契約である。協議会では汚泥化施設の建設と20年間の運営について約48億で優先交渉権を得た業者の代表企業は多くの堆肥化施設で撤退し香取での実績を残すのみだが問題ないかと質問する議員があり企業の概要を調べると株式の3/4がヴェオリア・ジャパンが保有する企業で提案企業群にGr企業が2社入っていることが明らかになったが、印象面以外は今のところ問題のない話である。それより造られた堆肥の窒素・リン・カリウムのバランスをとるため他の肥料との混合を行うことや基準値以内でも重金属が入ること、有機認定農業には使えないことに驚かされた。協議会の終了は11時35分で会派の若手とラーメンを食べに行き、帰宅してから事務所で予算審査に向けた準備を続けたが、前夜の寝不足もあって午後10時には仕事を終えて寝た。
 
 
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2025年3月中旬の記録