88.6月上旬の活動記録
 1日は朝のメールチェック等を終えたら迎えに来て頂いた草刈議員等とともに東京へ行き浜田代議士が開催する「日本の未来を考える会」に出席する。浜田代議士は安全保障関連法案を審議する衆院平和安全法制特別委員会の委員長として多忙であり、開会から本人不在のまま林・石破・野田等の国会議員の先生方のお話が続く。
 
 森県議によるお披露目のご挨拶と乾杯の後に代議士が会場に現れ、現在国会で詰めている話の状況を報告していただいた。
 会議終了後、最近の流行現象を見るために中野ブロードウェイに移動してサブカルチャーの深い世界を見てくる。その後は都内で所要を済ませ、夕方には日本橋に移動しコレド室町の脇に有る福徳神社で都内まで通っている嫁と待ち合わせ、浄瑠璃を聞いたり食事をしてから帰宅した。
 
 2日は個人的な仕事を片づけ、議会質問の資料整理を済ませてから君津に移動し、南相馬に行った友人と懇親を深めてきた。
 
 3日も個人的な仕事を片づけてから市役所に行き、11時から開催される建設経済常任委員会協議会を傍聴する。
議案は翌日の全員協議会で説明する火葬場の建て替えについてである。内容については「最近思う事」へ記載したとおりである。委員会の傍聴終了後、市役所内で答弁の調整を行うとともに翌日の本会議での質疑を通告して帰宅。自宅にメールで届いた答弁書の案を元に一問一答の整理を行った。
 
 4日は6月議会の初日である。10時から市民歌を斉唱して議会が開始される。執行部上程の14議案と2件の陳情は下記の通りである。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部 担当委員会




議案42 一般会計補正予算(第1号) 財務 先議決
議案43 介護保険特別会計補正予算(第1号) 福祉
議案44 介護保険条例の一部改正 福祉
議案45 工事請負契約の締結(畑沢小体育館耐震) 教育
議案46 工事請負契約の締結(岩根中体育館耐震) 教育




議案47 一般会計補正予算(第2号) 財務 全体
議案48 監査委員の選任 総務
議案49 人権擁護委員の推薦 総務
議案50 市役所の位置を変更する条例の制定 総務 総務
議案51 市民活動センター設置条例の選定 市民 教育民生
議案52 公告式条例等の一部改正 総務 総務
議案53 個人情報保護条例等の一部改正 総務 総務
議案54 国民健康保険税条例等の一部改正 市民 教育民生
議案55 市道路線の認定 都市 建設経済
陳情02 義務教育国庫負担堅持に関する陳情   教育民生
陳情03 国の教育予算拡充に関する陳情   教育民生
 このうち議案42号から46号の「その1」案件は「先議決」として、日程の関係で委員会付託を行わずにこの日に審議され採決される。事前に議案を入手していた私は工事請負契約の2件について、参加資格と調査価格の設定などについて質疑を行い、疑問を解決してから採決を行った。これ以外の「その2」案件については人事案件を除き委員会に付託されるので16日から始まる委員会審査の所で記載する。本会議終了後に全員協議会が開催され前日協議会で議論された「木更津市火葬場の建て替えについて」の説明が行われた。委員会の話を聞かないと解らない点が多いものであるが、質疑のない報告である。
 11時25分からは総務常任委員会協議会が開催され委員長として「市民税・県民税の課税に関する事務に係る特定個人情報保護評価書(素案)及び地方税の収納管理に関する事務に係る特定個人情報保護評価書(素案)に係る意見公募について」という長い議案の協議会を行う。多くの質疑が行われ昼休みの時間帯に入ってしまったが、これは意見公募よりマイナンバー制度そのものに関する多くの疑問があるためで、別途勉強会を開催する必要がありそうだ。
 委員会終了後は同好会である野球部の総会があり、議場でやっさいもっさい踊りの映像を撮り、会派で視察を調整し、質問事項の摺り合わせを行うなど忙しく過ごした後に一旦帰宅し、メールチェックなどを終えてから木更津ビューホテルに行き「里山資本主義とこれからの南房総」と題して午後5時から内外情勢調査会南房総支部の開催する特別講演会に出席し、藻谷浩介氏や渡辺市長の話を聞いてくる。市の職員も70名以上参加しているようだから、この充実した講演が明日の市政に繋がることを期待したい。この日は何も写真を撮らなかったので文字ばかりに成ってしまい、読み難くてすいません。
 
 5日は議会が休会中なので、朝から地元の区長さんと担当部局に挨拶と要望に回り、その後会派室で調べものを行い、市内で所用を済ませて帰宅。午後から歯医者に行って虫歯を抜歯した後、麻酔の効いた身体でHPを更新した。
 
 6日は昼前に部屋の清掃等を済ませた後、自転車で長須賀保育園に行き木更津法人会の社会貢献運動である芝生化プロジェクトに飛び入り参加する。これは私の同級生で近所に住む長須賀保育園の園長がプロジェクトの相談を受けた際に、私が参加した2年前の
久津間保育園の芝生化の状況を相談してきたことがきっかけで、青年会議所時代から良く知るプロジェクトの委員長が私を召集したためである。
 法人会では午前中に中郷保育園での作業を終え、ここが2箇所目という事である。鶴岡大治さんが提唱して2010年に始まった活動も今年が6年目で、この長須賀保育園が15箇所目となる息の長い活動で頭が下がる。当日も多くの会員や園児の父兄が参加され、梅雨入り前の青空の下、爽やかな汗を流していた。
 保育園から帰って着替え、午後3時半からは岩根西公民館で開催される青少年育成岩根西地区住民会議の平成27年度総会に出席する。30名近い会員の参加の中で宿泊合宿や講演会などの事業計画が承認され、私も自分の予定表に計画を記入した。終了後は懇親会へも参加させて貰い、意見交換を楽しんだ。
 
 7日は8時に木更津市役所駐車場にスタッフが集合して乗合で内浦山県民の森に向かい10時より
市民まちづくり塾自然観察会を開催する。石井徳亮議員もスタッフとして支援していただいた。県民の森の設備は良いが、遊歩道の荒れ方は酷く、もう少し手を入れればよいのにと思いながら活動をしてきた。
 木更津には午後3時過ぎに帰着して解散し、夕方は質問の整理をしようと考えていたが、自宅での雑務に追われ、HPの更新も出来なかった。
 
 8日は質問と答弁の調整メールを送った後に市役所に行き、各種の打合せを行いながら午後に一時中断して江川に戻り、午後2時から開催される江川漁業協同組合の総会に組合員として出席する。総会終了後に市役所に戻って打合せを行い、自宅に帰ってからHPの更新を行った。
 
 9日より一般質問が開始される。今回も個人的な感想を記載する。
羅針盤 永原利浩議員
 羅針盤に帰って来た、と笑いをとって始まった冒頭の枕はなかなか良かった。機能別消防団の実例として引き出した松山市の郵政消防団や宮崎市の水上バイク部隊は興味深いが、女性消防団を広報に特化させたい意味が伝わってこない事と配付資料を全く活用できていない事が残念だった。
羅針盤 平野卓義議員
 先月かずさ四市の企画課長会議が開催され、オリンピック・パラリンピックの誘致については広域連携で取り組むことが決まったようだ。その事は嬉しいのであるが、警備や搬送、視察受入等の経費は誘致自治体の負担となる模様である。名誉ある話を受けるために何処まで市民の税金を使えるか、今後の課題となりそうである。
一新の会 國吉俊夫議
 木更津の矢那川河口付近に泊まっている係留ボートは278艘有り、そのうちの109艘は違法係留であるとの事だ。移転先を確保するため潮浜地区に190艘、吾妻地区に100艘分の係留場所が県により計画させているという回答に港の将来が楽しみになった
市民ネットワーク 田中紀子議員
 配布資料は今回も7枚であった。多岐に渡る質問を時間以内にまとめた点も上達を感じる。質問の中では霊園の4,431区画中4,320区画に使用許可を出しているが750区画には墓石が建てられていず、無縁墓地も増えており、合葬式墓地の整備により返納も考えられることから残り区画数が少ない中で追加は慎重にするという事が興味深かった。 
共産党 佐藤多美男議員
 馬来田の「いっせんぼく」周辺の9.5haの敷地に32Mwクラスの太陽光発電所が計画され、環境破壊の懸念があるので保全の方法を質問していた。私的に計算すると1万世帯近い容量なので富来田・鎌足・中郷を自給できる規模なので喜んでも良いかと思う。ポイントを天然記念物の指定とか公園化の取組に向けて聞けばよいのにと思っていた。
 5人の質問が終わり、翌週の総務委員会の進行のため執行部より事案の説明を受け、補足資料等の指示を行ってから帰宅。夜は少し早いが父の日を祝いに家族で外出した。
 
 10日も一般質問の日で、私にとっては1年半ぶりの質問復活の日である。渡辺市長に対しての初質問でもあるが、特に緊張することなくその時を迎えた。
質問全文はこの通り。持ち時間をキッチリ使って終了して自席に戻り次の質問を聞く。
共産党 鈴木秀子議員
 前日の佐藤議員に続きオスプレイの話をされていた。同じ会派なんだから調整して欲しいと思って聞いていた。巌根駅のバリアフリー対応についてエレベーターの設置検討が進んでいる事は明るい話題だが、その費用の1/3は国庫補助があっても、残りに市が負担する前提のようだ。東口改札設置と一体で話を進めて貰いたいと思う話である。
公明党 竹内伸江議員
 新人議員として初登壇であるが声に張りもあり、態度もしっかりしたもので感心したが、一問一答の追求が弱く、もっと突っ込んで聞けば良いのにと思わされた。プレミアム商品券について県内自治体で予定枚数を消化できていないところが有るという回答に驚かされた。
一新の会 石川哲久議員
 放射状の路線バスの時代から環状型のミニバスへという話は、確か市長選でも出ていた公約だったと思いながら話を聞く。この件については鶴岡議員が企業と提携して自治体負担を無くす事例として先進地の四日市の事を上げていたことを想い出す。市役所分散移転を元に、総合的な見直しがあっても良いかなと思う話である。
一新の会 篠崎哲也議員
 自動車事故防止のため、区域内の制限速度を30km/hrに抑える「ゾーン30」の指定が袖ケ浦市の神納地区で本年2月から開始され、本市でも真舟地区と請西南3丁目地区で話が進んでいると知った。知識不足を埋めてくれるこのような質問は喜ばしい。
 この日も5人の質問が終わり、翌週の総務委員会の進行や会派行政視察の調整を議会事務局と行ってから帰宅。夜にHPの更新を行った。
 
 
 →
2015年6月中旬の記録