34.12月上旬の活動記録 |
1日は一般質問の最終日で私は13人目として午後1時から質問に立つ。この日も娘を保育園に送ってから駅前庁舎に登庁し、会派室で私の質問原稿をPDFに変換して議会事務局に渡して個人ホルダーにアップしてもらい、10時から本会議に入る。
●公明党 渡辺厚子議員
木更津市の福祉避難所は9箇所で小学校区に一つは欲しいという水準に達していない。県内で件数が多い自治体は保育園が幼児の避難所として登録されているようで木更津でも保育園を全て登録すれば容易に件数は増えるが、実際の災害に役立つのかという視点は重要である。
●会派羅針盤 鶴岡大治議員
金田BTの利用者が増えていると言うことで袖ケ浦BTと比率を比べた答弁があった。平成28年には57%で有ったものが令和3年には71%まで増えたと答えたが、まだ差がある実態を見せられたように感じた。
午前中の質議が終わって会派室に帰ると携帯電話に15日から始まるアクアコイン20%ポイント還元の案内が届いていた。10月20日から始まった15%還元キャンペーンが先月29日で終了しており、逆に今月上旬は使用が控えられるのではと気になる。ともあれ昼食を摂り、タブレットがフリーズする可能性もあるので紙原稿も用意して議場に入る。
午後1時からの内容については後日全文をアップするが50分を余すところ無く使用し、用意した項目を全てやり取りして質問を終えた。
●公明党 佐藤修一議員
企業立地に関しての質問で令和3年度には156件の相談があったという答弁であった。企業立地奨励制度も拡大するように検討しているようだが、用地問題が解決しているようには見られないことが気になる。
質問が全て終わり大綱質疑の後に議案と陳情が委員会に付託され議会は閉会した。この日はレクが無いので一旦帰宅して雑務を片付け、夜は自らの質問終了を慰労するため街に出かけた。
2日は目覚めると妻が日本は決勝に進出だと伝える。スペイン相手に引き分けに持ち込んだのかと思って床から出るとドイツに続き逆転勝利を果たして居るではないか。娘を保育園に送ってから仕事の手を停めてワールドカップの報道を見る。その後は私的な仕事を片づけ、現地に立会に行き、帰宅後にHPを更新した。この日は金曜なので一週間の感染者数が発表される日である。11月25日から12月1日の間に木更津市内で新たに感染が確認されたものは864人で、一日当たり123を越えた。先月の累計感染者推計値は2140人となり今年の7月、8月に次ぐ3位となり、人口10万人当たり一週間感染者数も640人まで増加した。
今春の第6波を大きく上回って上昇中であり、医療機関に対する負荷が気に成る状況である。第7波より上昇角度は緩いものの、何時頂点を迎えるのか現段階では予測できない中で明日からイベントが盛りだくさんである。そんな心配をしながら保育園に娘を迎えに行った。
3日はアクアライン開通25周年記念イベントが海ほたるで開催されるので妻子を連れて遊びに行く。人工島に着岸している輸送艦2号に乗船し見学させていただいたが、人工島で船に乗るのは工事をしていた27年ぶりだった。なお、この日と翌日のイベントの詳細については最近思う事を参照していただきたい。
帰宅してから服を着替え、夜は翌日の航空祭に出席するために木更津に宿泊している知人のアテンドをしながら情報交換を楽しんだ。
4日は朝9時に家を出て、陸上自衛隊木更津駐屯地で開催される第48回木更津航空祭及び駐屯地創立54周年祝賀会食、イオンモール木更津で開催されるきさらづ防災フェスタ2022、木更津港公共埠頭で開催されるにっぽん丸出港イベントと見て回り続け午後6時に帰宅する。 |
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内容を記載するとあまりに長くなるので、詳細については最近思う事にまとめさせていただいた。何とも充実した週末を過ごさせていただいた。
5日は娘を保育園に送ってから自宅に戻り雑件を処理し、11時25分から岩根西中学校で生徒向けに開催し地域の住民にも開かれた道徳講演会を聴きに行く。講師はシンガーソングライターの松本佳奈さんである。
昔から知っている佳奈さんは岩根西中で不登校になり隣の岩根中学校に転校して卒業しているので小・中学校とも私の後輩である。前に話したときに岩根西中学校で体験を話したいと言っていたので、それが叶えられたようで先輩として嬉しくなるとともに、良い話をしているなと感動した。
帰宅してから雑件を処理してから翌日の委員会資料に目を通し、HPを更新してから娘を保育園へ迎えに行った。夕食を摂り入浴して娘を寝かせて夜中のワールドカップの放送に一喜一憂し、PK戦が終わった後に日本代表は頑張ったと思いながらも放心するように床に着いた。
6日は睡眠時間4時間で起床し、娘を保育園に送ってから駅前庁舎に登庁して協議会資料の追加状況を確認し、10時に議場に入って総務常任委員会及び協議会に出席する。この日の案件は下表の通りである。 |
区分 |
番号 |
内容(件名とは異なる) |
関係部 |
委員会 |
議案75 |
一般会計補正予算(5号) |
財務 |
議案87 |
選挙の公費負担条例等の一部改正 |
選管 |
議案83 |
職員の定年引上関連条例の一部改正 |
総務 |
議案84 |
職員の給与条例の一部改正 |
総務 |
議案85 |
特別職の給与条例等の一部改正 |
総務 |
議案82 |
個人情報保護法施行条例の制定 |
総務 |
議案86 |
情報基本条例の一部改正 |
総務 |
議案89 |
市民会館の指定管理者の指定 |
総務 |
- |
行政視察(1月20日:八潮市・渋谷区)について |
総務 |
協議会 |
No.01 |
中期財政計画の見直し |
財務 |
No.02 |
飛行場周辺まちづくり基本計画(素案)の意見公募 |
公室 |
No.03 |
第3次基本計画(素案)の意見公募 |
企画 |
No.04 |
彩り豊かな個性が集う共生社会条例(素案)の意見公募 |
企画 |
No.05 |
パートナー・ファミリーシップ宣誓制度(素案)の意見公募 |
企画 |
No.06 |
第3次教育大綱(素案)の意見公募 |
総務 |
No.07 |
地区別防災指針(素案)の意見公募 |
総務 |
No.08 |
国土強靱化地域計画(素案)の意見公募 |
総務 |
No.09 |
地域防災計画(素案)の意見公募 |
総務 |
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補正予算でエネルギー高騰に伴う光熱水費等の増加は全体で約46百万円である。施設による増加率に大きな差があるが漏水や漏電等の照査を行ってはいないようだ。10年前に視察した佐倉市役所では資産管理の一元化を進める中で設備の検討も行われており本市でもエネルギー消費の無駄を洗い出し行政負担の削減と同時に温暖化対策を進めて欲しい。定年延長については60歳を越えて降格になったときに7割以上減収となる緩和措置が最大5年続く制度の見直しや定年前再任用短時間勤務を60以前に拡大することで介護離職の防止になることを今後の条例改正の中で検討するように意見した。
来月20日にバスで日帰り視察を行うことを決定して委員会は14時過ぎに終了したが協議会案件が目白押しで資料はタブレットの一面を埋め尽くすほど多い。特に今回は意見公募が多いが、中でも危機管理課の所管するNo7〜9の3案件の違いが市民には解りにくいと思う。整理すると下表の通りである。 |
項 目 |
頁数 |
根拠法 |
所管省庁 |
地区別防災指針 |
223 |
都市再生特別措置法 |
国土交通省 |
国土強靱化地域計画 |
102 |
国土強靱化基本法 |
総務省 |
地域防災計画 |
695 |
災害対策基本法 |
内閣府 |
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根拠法令が違うのでそれぞれの作成や更新が要求されるが、危機管理課が計画の更新作業に追われて実際の弱点の洗い出しを行う余裕がない状況は如何なものかと思う。
委員会の終了時刻は16時半で、13日の消防団との意見交換会に関する打合せをして帰宅したのは17時を回ってしまった。取り急ぎ議案の一覧表のみをHPに記載するに留め、夕方にはかずさ青年会議所の現役OB合同望年例会に出席した。能城理事長の一年を締めくくる挨拶に胸が打たれた。
7日も娘を保育園に送ってから駅前庁舎に登庁して消防団との意見交換会の資料を作成し、10時から会派室のテレビで教育民生常任委員会及び協議会を傍聴する。この日の案件は下表の通りである。 |
区分 |
番号 |
内容(件名とは異なる) |
関係部 |
委員会 |
陳情09 |
保育士配置基準を引き上げ保育士増員を求める陳情 |
子供 |
議案75 |
一般会計補正予算(5号) |
財務 |
議案76 |
国民健康保険特別会計補正予算(第2号) |
市民 |
議案77 |
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) |
市民 |
議案78 |
介護保険特別会計補正予算(第2号) |
福祉 |
議案90 |
市民活動支援センターの指定管理者の指定 |
市民 |
議案91 |
請西保育園・子育て支援センターの指定管理者の指定 |
子供 |
議案88 |
財産(金田中学校用地)の取得 |
教育 |
協議会 |
No.01 |
第3期教育振興基本計画(素案)の意見公募 |
教育 |
No.02 |
新図書館整備計画(素案)の意見公募 |
教育 |
No.03 |
第3次教育大綱(素案)の意見公募 |
総務 |
No.04 |
新型コロナウイルス関連状況の報告 |
子供 |
No.05 |
第2次スポーツ推進計画(素案)の意見公募 |
子供 |
No.06 |
自殺対策計画の計画期間延長 |
福祉 |
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陳情は保育士の配置基準を見直し保育園に保育士を増やすように国へ意見書を提出することを求めるものであるが、保育士確保が困難な中で配置基準を見直した場合は待機児童の増加に繋がるリスクがある。保育士が子どもたちに向き合う環境を整備するために事務員や栄養士の増加で対応することが現実的な対応であるという反対意見が出され不採択となった。補正予算でコンビニ交付が増加した経費の補正が有ったがコンビニ交付が約2万件に対し窓口は8万件も処理しており職員を削減するほどの効果は出ていないようだと感じた。協議会案件では新図書館を単独で建設した場合は約33億円と試算されていることの報告があったが中央公民館や市民会館と複合化してコスト削減することを前面に出しても良いのにと感じて聴いていた。コロナの状況報告の中で君津中央病院の入院者数が出されたが、明らかな数値の誤りがあるのだが誰も質問で聞かなかったところを見るとお疲れなのかも知れない。
上図が11月29日の49人を19人に修正して私が作成した入院患者数のグラフである。今回の第8波は市内において10月末から増加傾向を示していたが、患者数はそれより少し遅れて先月5日から増加傾向を示している。感染の増加に伴い県がフェーズを高めたため、先月22日からコロナ病床を25床から36床に増やして対応しているが、幸いなことに逼迫している状況にはなっていないようだ。ともあれ会議は14時に終了したので帰宅してHPを更新してから娘を迎えに行った。
8日も娘を保育園に送ってから駅前庁舎に登庁して消防団との意見交換会の資料を作成し、10時から会派室のテレビで建設経済常任委員会及び協議会を傍聴する。この日の案件は下表の通りである。 |
区分 |
番号 |
内容(件名とは異なる) |
関係部 |
委員会 |
議案75 |
一般会計補正予算(5号) |
財務 |
議案79 |
公設地方卸売市場特別会計補正予算(第3号) |
経済 |
議案92 |
工事請負変更契約の締結(江川野球場工事・土木) |
都市 |
議案93 |
工事請負変更契約の締結(江川野球場工事・建築) |
都市 |
議案94 |
市道路線の認定 |
都市 |
協議会 |
No.01 |
公共下水道事業計画の変更 |
都市 |
No.02 |
汚水適正処理構想(素案)の意見公募 |
都市 |
No.03 |
一般廃棄物処理基本計画(素案)の意見公募 |
環境 |
No.04 |
産業立地促進条例一部改正(素案)の意見公募 |
経済 |
No.05 |
千葉県誕生150周年記念行事への参画(芸術祭の開催) |
経済 |
No.06 |
行政視察(10月13日〜14日:中間市・佐賀市)の報告 |
- |
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補正予算では光熱費削減取組を示すため金額でなく量を示せとか緊急性が高く地元対応が困難なために経済部が整備する用水路も引き続き地元が管理するのか等の意見が出され、変更契約はインフレスライド条項(建設工事請負契約約款第26条第6項)によるものだが金額増加の内訳を示すべきと言う意見が出された。私は9月議会に続く変更契約となりそれぞれに10万円の印紙を貼った契約書を作成するのでなくまとめて変更すれば良いのにと思っていた。協議会案件では下水道事業計画の範囲に真舟の約80haが加わり汚泥処理が焼却から堆肥化に変更になるがバイオマス発電事業は間に合わないこと、汚水適正処理では新川園の廃止が計画されていること、産業立地条例改正では地元雇用奨励金や人材確保事業奨励金を進出企業だけに適用させることや採用した人材が直ぐに離職しても補助が出るのか、等が話し合われていたが聞きながら庁舎整備に関する質問通告を作成していた。会議は14時半に終了したので通告してから帰宅してHPを更新し、日没後に娘を迎えに行った。
9日は娘を保育園に送ってから帰宅して雑務を処理し、10時に登庁して会派室のテレビで交通政策特別委員会協議会を傍聴する。この日の案件は下表の通りである。 |
区分 |
番号 |
内容(件名とは異なる) |
関係部 |
協議会 |
No.01 |
地域公共交通計画(素案)の意見公募 |
企画 |
No.02 |
行政視察(10月21日:上野原市)の報告 |
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本編は134頁、概要版でも19頁になる計画の意見公募で、無人バスも視野に入れた計画であるが今議会では15件目となる意見公募である。本編が695頁に達する地域防災計画など、約2千頁近い資料に目を通して意見公募をしてくれる市民がどれだけ居るだろうかと思いながら質疑を聞いていた。広域行政として交通計画を立案すべきだという質問や人口減少社会でバス利用者が30%増加することを目標にすることは如何なものかという指摘に同感した。
委員会が終わり朝日庁舎で打合せをしてから市内で所用を済ませて帰宅し、ネット配信を聞きながら自分の議会質問の全文を文字化してHPにアップしたのち私的な仕事を処理した。夕方に市役所から今週の感染者数が届くが、先週より1人増加した865人であり、第8波のピークに達したかの様に見える。来週の発表まで動向が見えないのが歯がゆい。
10日は午前中に娘を事務所で遊ばせながら議会最終日の討論やその後の庁舎整備特別委員会での質問内容を検討する。
午後から木更津商工会議所に行き、広島県福山市の福山ビジネスサポートセンター(Fuku-Biz)において開催されるセミナーをリモートで受講する。これは日経MJの今年度ヒット商品番付から消費のトレンドを読み込むもので、企業理念の在り方や企業価値など勉強になるセミナーであった。
講師は日本経済新聞編集委員の田中陽氏である。全国26箇所の産業創業支援センターが協力して単体では難しい講演などを進めるという手法は素晴らしく、私以外の多くの参加者も満足している様子だった。
→2022年12月中旬の記録 |