安達太良山(2回目) 1700m 福島県只見町
1999年1月17日登山:F島と2人

 毎年1回はスキー登山をしなければ、とF島に誘われあたたら高原スキー場から板で登った。さすがにメジャーな山域なので標識の整備も良く、また難しい斜面もなく、その上ゴンドラ山頂駅から標高差も400m以内とお手軽な山である。登山者も数名来る。
 前回に山頂は踏んでいるので、本当の山頂になる岩の頂上には登らずに山頂の碑の前から帰る。最初は快適に滑られたが、山頂駅直前は斜度が無さ過ぎて下りで滑らず苦労した記憶がある。ゲレンデに出たら本当に快適に動けるが、ワイルドさが無くて物足りない。
森吉山 1,454m 秋田県阿仁町
1999年4月3日登山:F島と2人

 4月2日の仕事を終えてF島を迎えに行き、その足で阿仁スキー場まで走る。今回もリフト利用の楽な登山と考えていたが、ゲレンデの雪はたっぷりあるのに既に春分の日で営業を終えていた。関東なら出来る限り営業を続けるのに勿体ない、と思いながらゲレンデを登行開始。
 ゲレンデだけで650mの標高差を約2時間で登り、避難小屋まで進んだ所で早めの昼食。緩やかなピークに到着し、一気にダウンヒルの開始である。途中の登り返しが少しあるがゲレンデに入れば快適な物だ。この日は私たち以外の誰も会わない登山であった。
比婆山 1,264m 広島県西城町
1999年5月6日登山:F島と2人

 自転車の旅である島並編を終了し、その帰り道で適当な山に登ろうという事になり、F島の推薦で出かけた山である。
 前日まで自転車用の靴を履いていたので、登山用の靴(といってもスニーカー)もジャージも全て三次で購入してのお気軽登山である。
 立烏帽子山の駐車場に車を停めて中国自然歩道を歩くのであるから登山と言うよりブナの森を見ながらの縦走ハイキングを楽しむ、という感じである。逆に島並編の完了を祝って飲み過ぎたから標高差の厳しいコースは行けない、とF島に伝えたのでこんな感じになった。
 道も良く整備されているし、結構快適な山だった。個人的には立烏帽子山[1,299m]の頂や比婆山のブナ林より麓の熊野神社の杉が立派だった印象が強い。
女峰山 2,483m 栃木県日光市
1999年7月10日登山:F島と2人

 7月10日に宇都宮青年会議所のSさんが日本の副会頭に就任したことを記念して祝賀会を開くという案内が届いた。翌年千葉県の代表を出す立場として参加を表明したが、その為だけに宇都宮に行くのは勿体ない、と思ってF島を呼び出し日光の女峰山に登ることにした。
 早朝に志津小屋に車を停めて出発し、大真名子山[2375m]小真名子山[2323m]を越えて帝釈山[2455m]から女峰山頂に至るという、アップダウンの厳しいコースを選んだ。気持ちの良い山道では会ったが、寝不足ということもあり、さすがに山頂直前で大バテ状態になる。F島は『女峰山は私が前にやったように日光駅から歩くべきです』と言うが、その標高差は1900mも有り、実際に山頂から見下ろす高度差に嫌気が挿す。
 下山は唐沢小屋を経て志津林道に降り、長い林道歩きをして車を取りに行く。日光和代温泉で汗を流しF島とは解散。スーツに着替えて宇都宮のホテルに入り、式典に参加。その後は鹿沼の友人であるOさんにカクテルの店を案内して貰い、楽しい夜を味わうのであった。
No27 .1999/1-1999/7    ←No26No28→
日本を走る