月 山 1,984m 山形県西川町 1998年5月1日登山:F島と2人 サイクリング&山スキーの旅である月山編の前半の登山である。 姥沢小屋を出てリフトとTバーを使ってゲレンデ上部に至り、そこからシール登行を行う。同じように登っている人達が多く、月山の人気の程が解る。 山頂の神社の手前で雪が無くなり、板を置き山頂に到着。結構雪が有ると思うが地元の人に言わせるとこれでも雪は少ないらしい。 神社の参拝を済ませた後、シールを仕舞いビンディングを固定して広大なゲレンデを一気に下る。雪の多いシーズンには志津沢コースも有るようだが今年は困難らしい。仮にOKでもどちらかは車を取りに行かねばならないから結局はスキー場に降りる事になる。 スキー場を快適に下れば前夜の宿泊場所である姥沢小屋である。そこで着替えて駐車場まで雪道を200mほど歩くのであった。 |
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八甲田山 1,584m 青森県青森市 1998年5月4日登山:F島と2人 上記の月山同様、月山編の後半の登山である。 酸ヶ湯からのツアースキーで山頂を踏もうと思っていたが、雪不足によりロープウェイを使っての通常登山に切り替える。なお念願のスキー登山は7年後のGWに実現する。 ロープウェイ山頂の田茂萢岳[1324m]は確かに雪が無く、僅かに居た板を抱えた登山者は、滑れるところはほとんど無かった、と嘆いていた。そこから赤倉岳[1548m]、井戸岳を越え大岳の山頂に到着。視界は全くない。大人しく同じ道を帰り下山すれば雲も晴れ山頂が姿を現すという、いつもの展開であった。 |
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後方羊蹄山 1,898m 北海道倶知安町 1998年7月5日:K藤と2人 アクアラインを使えば6時台の飛行機に乗れる環境になったときに全日空の超割が売り出されたから即購入。 夏は北アルプスか北海道に限るという思いでK藤の住む札幌に行く。ただ、K藤の仕事は夕方まで終わらないため映画館で「タイタニック」を見たりして時間を潰す。夕方に合流してから登山口近くの道の駅まで行き車中泊。 翌日は山に雲が掛かっているが登頂する。標高差が大きくガスの中なので変化無く辛い。展望のない山頂から下り昆布温泉に入り札幌に帰りK藤邸に泊まる。 6日月曜の午前中の飛行機で帰り午後から仕事をするのであった。 |
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飯豊山 2,105m 山形県小国町 1998年7月18日登山:F島と2人 羊蹄山から2週間しか経っていないがF島が飯豊に行こうと誘われ大喜びで参加した。 17日の金曜に仕事を終え群馬まで運転し、そこでF島の車に乗り換え関越を北上。さすがに眠くなり関川の道の駅にテントを張り野宿する。 翌朝、飯豊山荘の駐車場に車を停め、大ー尾根を登りはじめる。殆ど徹夜に近い寝不足とテント泊の装備の重さが長丁場の尾根歩きにきつくのしかかる。天気が良いので展望がよいが標高を稼ぐまでは暑さも厳しい。尾根で唯一すれ違った登山者より「ここを登るのかね」と哀れみを交えた視線を送られる。昭文社の地図では宝珠山まで駐車場から8時間で着くべき所が1時間オーバーする。まだ山頂までは遠い。 登山開始から11時間半後、黒戸尾根以来の疲労困憊状況になりながら山頂到着。本山小屋を覗くが予想通り満員でテント泊にする。 テントの中でよくぞここまでとウイスキーの水割りで祝杯を挙げ、直ぐに熟睡するのであった。 |
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大日岳 2,128m 新潟県新発田市 1998年7月19日登山:F島と2人 飯豊の山頂で目覚め御来光を迎える。今日も天気は申し分ない。あまり天気が良いので縦走路から外れ飯豊連峰最高峰の大日岳の山頂まで往復する。昨日の大ー尾根のハードワークが嘘のように今日は快適な稜線歩きである。 山頂は木立が無く開放感溢れる展望を楽しめる。昨日の飯豊頂上に続き担ぎ上げたビールの2本目を開ける。展望を楽しんだら縦走路に戻り、御西小屋前で昼食の時間とする。午後から烏帽子岳[2018m]、北股岳[2025m]、門内岳[1887m]と進み、門内小屋脇のテントサイトで2泊目を迎える。 翌日も好天は続くが休暇が続かないので振り返り見る飯豊連峰と遙か先に聳える杁差岳を目に焼き付け丸森尾根を下山。飯豊山荘の温泉と蕎麦を味わい帰路に付いた。 なお、この飯豊と前回の羊蹄山に休暇を回してしまったため5年続いていた「夏のアルプス」は今年で中断となる。もちろん飯豊山は南北アルプスに比較しても遜色無い山なので悔いはない。 |
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