妙義山中道 860m 群馬県下仁田町 2003年11月1日登山 上信越道の下仁田を通過するたびに妙義山に登っていない事が気になっていた。F島に紅葉見学も兼ねて登らないかと誘いを入れ、前日仕事後に彼の家に行き、土産の酒を酌み交わして泊まった。 翌朝5時起床。2時まで大酒を飲んでしまったので体調が悪い。反省しながら各自の車で妙義を目指す。なお、今回はF島の奥さんは妊娠中で留守番である。 下山口の妙義神社に1台を停め、もう1台で中之岳駐車場に移動する。9時頃登山を開始する。石門めぐりはファミリ−向けと書いてあるが結構急坂で鎖場も多い。何より観光客のすれ違いで渋滞が頻発するのが辛い。 石門に到達する頃にはそこそこの疲労感が漂う。流れる汗が酒臭い。ここから紅葉を愛でながら中道を進む。タルワキ沢の分岐で相馬岳の案内標識を見るが体調も悪く「紅葉を楽しむだけで満足しよう」という意見になり、結局そのまま妙義神社に下り温泉に浸かってしまうのだった。相馬岳の山頂を踏むのは3年後になる。下山した神社を参拝した後は妙義山中之岳駐車場でF島と別れ、この夜は北相木村まで走り公園の駐車場で酒も飲まずに車中泊である。 |
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御座山 2,112m 長野県北相木村 2003年11月2日登山 朝目覚めるとスッキリと晴れている。畑の中の細い急坂を登り登山口に車を停める。登山道は直ぐに紅葉の状況が気持ち良い落葉松の林に入る。東北側からの登山道では関東方面の展望が開けても朝靄に霞み好展望とはいえない。歩きやすい土の道を2時間ほど歩いて山頂に到着すると目の間に八ヶ岳の大展望が広がる。山頂だけ展望を味わうように岩場になっていて視界を遮る樹木がないのもとても嬉しい。佐久平との高低差も気持ちよく足下の落葉松の色が素晴らしい。 山頂で麦酒を飲みながら南北アルプスや西上州の山塊を厭きもせず長いこと眺めていると他の登山者が山頂に到着し、皆一様に歓喜の声を上げる。 下山して海ノ口温泉に浸かり道志村まで走り2連車中泊を行う。翌朝は雨だったので御正体山登山を取り止め午前中に自宅に帰ってしまうのだった。 |
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三ツ峠山 1,785m 山梨県河口湖町 2003年12月21日登山 一昨年の三方分山やその前の毛無山のように初冬になると富士山を見る山に登りたくなる。そんな頃にO田さんから子供連れで山に行きたいと要望があったので三ツ峠山に出かけることにした。 午前5時に船橋にあるO田さんの自宅に到着し、彼の車に荷物を積み替えて河口湖を目指す。中央道で夜が明け始めると素晴らしい晴れである。しかしその分放射冷却が進んだようでかなり寒い。 旧御坂峠に入ると路面が凍結している。4WDでスタッドレスにしている私の車なら大丈夫だがO田さんのベンツでは時々滑り緊張しながら登山口のバス停に到着する。この先の林道は凍結のため通行止めである。天気が良いためか先客が5台ぐらい居る。 整備の良い道を小学6年生と登っていく。もちろん先に息が切れるのは不摂生な大人達である。O田さんが休みましょうと泣き言を言い出す頃に三ツ峠山荘に到着し唐突に目の前に富士山が現れる。この景色の元で小休止を取ってアンテナの林立する山頂まで登る。 山頂からは富士はもちろん南アルプスや八ヶ岳、甲府盆地の展望が素晴らしい。北アルプスのピークも良く解る。寒いなと思っていると山荘に泊まった人から「さきほど-4℃でした。でも夜明けは-12℃だったから暖かになりましたよ」と言われ寒さが身に凍みてくる。 帰路は暖まるために私の一押しであるほったらかし温泉に立ち寄って甲府盆地の展望も楽しんだ。 |
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由布岳 1,583m 大分県別府市 2004年1月11日 ANAのマイルを2003年末までに利用しないと流れてしまうと言う事を知り、国内無料往復券と交換することにした。色々考えたが寒い時期でもあり由布岳の霧氷を見て別府温泉に浸かるという計画で大分空港にした。正月明けに寒いところで長く仕事をしたため風邪気味になっていたがせっかく取った3連休と無料航空券なので体調は無視して大分への旅を強行する。 10日は午前中に空港に着きレンタカーを借りて別府に到着。運転が怠く食欲もない状況に「まずい!」と思い海浜砂湯と柴石温泉でたっぷり汗を流して早めにホテルに入り午後5時から横になる。3時間ほどで起きて、お腹も空いたので外に出る。竹瓦温泉に入って石焼きビビンバを食べて帰りまたぐっすりと寝る。 翌朝はかなり身体が楽になっている。予定通り登山が出来そうな体調だが天気がハッキリしない。予報では降水確率も低いので晴れることを信じて正面登山口までドライブして、のんびりと登り始める。 草原を抜けて木立の中の急坂に入り、山頂に近付いてくると念願の樹氷が付いてくる。良いな、と思っていると量が急激に増えてきて西峰の岩場が滑りそうで怖くなる。慎重に登り山頂に到着。全く視界は効かない。下山すると山頂が見えるのはいつもの展開。それより湯治のつもりで由布院、塚原、明礬と浸かり今夜も酒を飲まずに早寝で体調を整える。 12日の朝は風邪も治り快調である。流石に別府の湯だ。天気も晴れだがこの日の午前中の飛行機で帰らねばならない。鉄輪温泉で朝湯を行い後ろ髪を引かれるように大分空港に帰って行くのだった。 |
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