晃石山 419m 栃木県栃木市
2020年12月12日登山:妻と娘と3人
 
 熱気球に乗りたいと妻子が言い出し、渡良瀬バルーンレースに行くことになったが、早朝に用事が終わってしまうので近くにある未踏の関東百名山である栃木の晃石山(てるいしやま)を計画した。朝4時半に自宅を出て熱気球を楽しんだ後で相良酒造で日本酒を納入し登山口の大平山神社の駐車場には9時20分に到着した。
 
 登山靴に履き替えている間にテンションが高くなった娘が勝手に登り始めてしまうので荷物を準備する間もなく車の鍵を妻に渡し9:24より後を追いかけ登山を開始する。私は事前にプリントアウトしていた登山地図をクリアファイルに入れたままで、最後までそれを持って歩くことになる。途中で追いついた妻は大平山神社を参拝し御朱印を貰うつもりだったが往路で娘が他のハイカーを追いかけるように神社をスルーしてしまったので休憩も出来ず坂を登り続ける。
 奥の院まで登ると娘も一緒に歩く気になってくれるが、その先の浅間神社分岐で疲れが見え始めた妻には巻道を進むように進言して私と娘は急坂を一気に登る。大平山山頂[341m]で休憩していた人達に凄いねと褒められた娘は気分を良くして下山を始めるが落ち葉で滑ることに気が付き、滑り台を降りるようにお尻で降り始めて服も埃まみれになっていく。娘は巻道合流地点の先で妻の背負ってきた水を貰い一息ついて再び駆け足で先に進む。大したスタミナである。
 ぐみの木峠に降りて登り返し見晴らしからは晴れていても水蒸気が多くて渡良瀬遊水池は霞んで見えなかった。上り下りを繰り返し、一等三角点の有る山頂には10:52に到着する。娘は「疲れた〜」と言ってベンチに横になり妻の到着を待つ。山頂からは日光連山が霞んで見えた。山頂で記念写真を撮影して晃石神社に降り、無事に歩けた感謝を捧げる。その後は関東ふれあいの道を歩くが疲れたのか娘の足取りが時々停まる、大平山神社には12:39に戻り、参拝して御朱印を貰いお守りを購入して表参道を降りて車に戻ったのは13:09であった。
 
 車に乗せて走り始めると直ぐに眠そうな顔になるが、10分も経たずに到着した大豆生田商店で焼きそばと芋フライを食べてから眠ってもらった。妻子とも寝ている中で宇都宮、戸田、朝霞と妻の用事先を回り続け、新座の妻の実家には10時半過ぎに到着。風呂で汗を流しビールを流し込んで床に着いたのは日付が変わる頃だった。低い関東近郊の山でありながら長い一日であった。
兜山 913m 山梨県笛吹市
2020年12月26日登山:単独
 
 用事のない週末の天気が良い事を知り、今年は友人や家族との登山は幾つ有ったが単独行の誘惑も強く、久々に山梨百名山攻略に出かけた。朝5時に起床して中央道を進み兜山に朝日が当たる頃に麓に付き、熊除けのフェンスを抜けて整備された駐車場に到着する。
 
 着替えて登山靴に履き替えている間に続々と車が到着して狭い駐車場には5台が並んだ。人気のある山だなと思いながら7:22より歩き始める。案内板には標高660mと書いてあるので山頂まで250m程度だなと思い時計回りに周遊コースを進み西側から登り始める。植林された杉林を単調に登り8:24に山頂に到着するが誰も居ない。他の人は何処に行ったのかと思いながら展望台に富士山を見に行くがやはり誰も居ない。高度感は素晴らしが逆光で面白くない。結構登ったと思い国土地理院の地図を携帯で調べてみると駐車場の正しい標高は560mだと解り憤慨する。つまらない山だったかなと下山を始める。
 岩場コースを下り始めると正面の展望が開け春日居GC越しに富士山が見える。鎖場も続き変化が楽しい。岩場の下には岩登の準備をしている人達が居た。次の大岩、その次と次から次へとヘルメットを被ったクライマーが現れる。この山は岩の聖地だったのかと感心し、楽しい気持ちになりながら9:20に駐車場に戻った。前半戦は標高差353mで行動時間1:56であり体力には余裕が残っていた。
 駐車場には9台が停まり路肩にも2台が停まっていた。マイナーな山に来たつもりが結構知る人ぞ知る山だったなと思いながら次の目的地に向かって移動すると、狭い道でさらに3台と擦れ違った。本当に人気が高いのだなと感心した。
大蔵経寺山 716m 山梨県笛吹市
2020年12月26日登山:単独
 
 兜山からの途中で朝食を食べようかと思っていたが営業中の食堂も見あたらず大蔵経寺に到着してしまい西側に有る駐車広場に車を停める。ここの標高305mなので山は低いが兜山より標高差は大きい。
 
 自宅から持ってきたパン1個と麦茶を飲んで9:44より歩き始める。直ぐに猪除けのフェンスが出てきて兜山に似ていると感じる。車道を坦々と登ると分岐点に案内看板が出てくる。反時計回りの周遊コースを選び車道を進み法面保護工事現場の上にある展望台から富士山や南アルプスを眺める。兜山もこの山も甲斐駒や北岳の展望が優れないことが残念である。展望台の先で登山道に変わり10:52に展望のない山頂に到着した。誰も居ないのでセルフタイマーで写真を撮った。
 山神宮への下山路からは南アルプスが木立の隙間から見られるが撮影ポイントがない。足元には落ち葉が多くてコースが解りにくく滑りやすくて下山が捗らない。それでも木立に巻かれたテープや時々擦れ違う登山者で方向性を定めて慎重に進み、山神宮まで降りたところで歩きやすい車道に戻ってオレンジジュースを飲みながら下山し10:50に駐車場に戻った。残る山梨百名山は四天王を含め8山に成った。後半戦は標高差411mで行動時間は兜山と同じ1:56であった。
 
 両方の山を合わせて754m、3:58の登山で流石に疲れたし、まだ朝食も食べていない。下山後によく行く奥藤に入り空腹に負けて「鳥もつ煮蕎麦定食」を頼み蕎麦の小皿を10枚食べたら流石に満腹である。近くにあり源泉湯燈屋で汗を流して日も高いが急いで帰路に着き午後5時に自宅に戻り、留守番をしていた娘と遊んで長い一日を終えた。
幕山 626m 神奈川県湯河原町
2020年12月30日登山:S井と2人
 
 午前中は雨でも昼には晴れるという天気予報を前提にS井と年末の山を企画する中で冬型が強まるなら太平洋岸の山と考え、未踏の関東百名山である神奈川の幕山(に登ることとした。朝7時に自宅を出て小田原に着く頃には雨。コロナワールドで朝風呂を楽しみ湯河原でラーメンを食べてから幕山公園に着く頃には青空が広がり始めた。
 
 第一駐車場で準備を終えて11:52より歩き始める。舗装道路を進んだ登山口となる管理事務所にも駐車場があり、今回車を出しているS井が車を取りに行っている間にトイレを済ませる。気温も高く上半身はフリースを脱いで長袖シャツで歩く。往路は急坂を避けて時計回りに進み、気の早い梅が咲く香を楽しみながら西側から登る。登山道に入ると背の高い笹原の中を登り山頂には13:12に到着した。真鶴半島や伊豆大島も見えるのだが周辺の木立が邪魔して展望がスッキリしない。休んでいると正面登山道から男性が登って来たので展望はどうかと聞くと山頂より良い場所が途中に有ったと言うのでそちらに降りると言うとおりに標高を下げた所で展望が開けたて楽しくなる。
 午後2時に成る頃に風の音が急に強くなり冬型の気圧配置に変わったことを理解する。駐車場に近づいた所に出てきた岩場にはヘルメットを被ったクライマーが現れる。この山も兜山と同様に岩の聖地だったのかと感心し、写真を撮って14:19に駐車場に戻った。標高差426mで行動時間2:27の登山を終えた。
 体力には余裕が残っていたが次の山は選ばず車で大観山に登って富士山を眺め大平台温泉で汗を流して木更津に戻り、夕食に2人で中華料理を食べながら今回の精算と今年の打ち上げを行った。
浅間嶺 903m 東京都檜原村
2021年1月10日登山:単独
 
 2年半前に御前山へ登った帰りがけに寄った払沢の滝が冬に氷結する姿を見たいと思っていたが暖冬の年には果たせず時を待っていたところ、数年に一度の寒波が来るという天気予報が出された。同じようなタイミングでコロナウイルス緊急事態宣言も出されてしまったが感染者数が4人だけの檜原村なら日常生活圏で行動するより安心だと自分を納得させて行くことにした。妻からは帰省の話が出ていたので友人も誘えないまま、結局埼玉に行かずに木更津からの日帰りが決まったのは前夜のこだった。未明に起床し午前4時半に自宅を出たが道路が空いており暗い内に檜原村村営駐車場に到着してしまった。
 
 車内で着替え下山後の温泉などを調べていると空が白み始めたので06:39より歩き始める。車の気温計は氷点下7度を示していたので喜びながらも手や耳が痛む中で払沢の滝の状況を見に行く。滝まで歩くと既に3人のカメラマンが各々にポジションを執り撮影していた。滝に近づくと滝壺は多くの氷で満たされて白くなっており幻想的な景色を夜明け前に楽しめて満足する。
 氷結した滝の見学だけでは単なる観光なので07:16に滝の入口に戻り、近くにある関東百名山の浅間嶺をこの日に合わせて残して置いたので、そのまま山頂を目指して歩き始める。仮に自動車で林道を峠の茶屋まで登れば往復2時間以下の簡単な山になるのだが、麓から歩きながら山里の生活感を味わうことも一興である。他に登山者の気配がない中で時坂峠を7:51に越え、代官休憩所跡を8:13に過ぎ、寒いから止まることなく歩き続けて開けた稜線を辿って山頂碑のある展望台には9:06に到着した。ここで始めて他の登山者を見たが直ぐに立ち去ったので写真はセルフタイマーで撮影することとなった。
 小岩浅間の看板がある最高所を9:23に踏んだら速やかに下山を開始する。すると数組の登山者と擦れ違い、林道に出たらヒルクライムをしている多くの自転車も通り過ぎ、合計28人と擦れ違って払沢の滝駐車場まで降りた。川を渡り村営駐車場に戻ったのは10:53であった。
 
 檜原村の近くの温泉は過去の登山で入り尽くしていたので奥多摩街道を都心に戻り深大寺温泉まで移動して入浴して遅めの昼食を摂る。濃厚な黒湯と正月らしい餅入り蕎麦に満足して永福から首都高に乗って3時前に帰宅した。自分の登山の打ち上げを心に秘め、父の誕生日祝いを名目に早い時間帯で食事会を楽しんだ。
No89 .2020/12-2021/5    ←No88No89→
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