生藤山 990m 神奈川県相模原市 2021年02月27日登山:S井と2人 S井と静岡県の山に登る計画を練っていたが天気予報が今一つ良くない。栃木の山にしようかと思ったが足利の山火事も続いていたので中央道沿いに残る未踏の関東百名山である生藤山に登ることとした。朝7時に自宅で待ち合わせをしたが道路が渋滞してS井の到着が遅れ、県立鎌沢駐車場から歩き始めたのは9:27に成っていた。 本来の登山道である車道は工事で通行止めだから熊野神社から山道に入り分岐を左右左と進みなさいとガードマンに言われて勘を働かせながら進み三国平キャンプ場を過ぎて登里登山口には9:50に到着する。途中にビニールテープでも付けてくれたら安心できたのにと思いながら再度山道に入る。桜のプロムナードの辺りで富士山も見えるが水蒸気が多く背景が白くて鮮やかではない。昼には良く晴れるだろと信じながら10:49に三国山に到着し、始めて他の登山者にあった。 展望がよい山頂のはずだが近年は枝切りがされずに視界が狭くなっているようだ。南アルプスも見えているが良い展望ではないので少し写真撮影をしたら生藤山へ移動する。急な岩場を登り11:03に山頂に到着すると富士山だけは良く見えていた。こちらでも10分ほど休んでから従走路を和田峠に向かって歩き始めた。 連行山を過ぎて少し行ったところで休憩している人達が多くいて、そこから見る富士山から南アルプスに掛けての展望がもっと開けているところと教えられる。目前には木立越しに陣馬山の開けた山頂や小屋も見えており、その先の行程を考えながら写真を撮る。多くのピークにまき道が付けられていたので足への負荷も少なく、和田峠手前の林道に降りたのは12:44であった。 |
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陣馬山(2回目) 990m 神奈川県相模原市 2021年02月27日登山:S井と2人 林道を少し歩いた和田峠には多くの車が停まっており、ヒルクライムを終えた外国人のサイクリストも沢山休んでいる。S井が前に丹沢のヤビツ峠で見たようなサイクリストだと言うので、彼らも母国語で「あいつはこの前ヤビツ峠で見た奴だ」と話しているに違いないと冗談を言いながら12:56まで峠の茶屋で小休止を取る。 稜線の道が整備中で通行止めだったので電話線らしい電柱も建っている物資運搬道を歩いていくと水を運ぶ車と擦れ違う。このルートが山頂小屋の物資を支えているのだと思いながら多くの人が休んでいる山頂広場には13:18に到着した。白馬の像の前で写真を撮ると直ぐに4年前にも立ち寄った清水茶屋へ直行し、今回の山旅の目標でもあった陣馬そば(700円)と瓶ビール(750円)を注文した。因みに蕎麦は前回から百円値上がりしているが季節変動かどうかは確認しなかった。 小屋からは登里の集落からここまでの従走路が一望でき、前回姿を見られなかった富士山を望みながらの一杯は最高である。東京近郊の山も食事が良いのが嬉しいと思いながら14時まで大休止する。 和田集落へ下山し「村の家」で便所を借り梅の花や茶畑を見ながら車道を歩き、駐車場には15:08に帰り着いた。登山靴を脱いでサンダルに履き替え携帯で陣谷温泉に電話すると千円で日帰り入浴できることが解り、車で移動して贅沢な檜風呂に浸かり、歩数で3万歩を越える休憩込みで5:41に及んだ縦走路歩きの疲れを流した。 相模湖ICから高速に乗り、アクアラインから満月(スノームーン)を見ながら木更津に戻る。緊急事態宣言下なので打ち上げは行わず、車内で交通費を精算して夕食も取らずに18時前に解散した。 |
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大日山 333m 千葉県南房総 2021年04月11日登山:W辺と2人 昨年夏の稲包山でのリハビリ登山に続きW辺と信州の飯盛山に登る計画を立てていたが、今回同行するS井が朝に急用が入り午後からでないと参加できないと言う。新型コロナウイルスによる蔓延防止等重点措置が東京にも出される事もあり、県境を越えずに房総の山を2つ歩くことにした。近いこともあり木更津を8時過ぎに出発し、君津で朝マックを食べ、房総唯一の吊り橋である「かじか橋」と沢山不動尊を散策などしたので到着が遅くなり、増間ダム下のヤギが見える駐車場から歩き始めたのは10:09に成ってしまった。 天気は良く晴れ風は涼しく桜の花も残り気持ちの良いハイキング日和であるが増間ダムの奥は道の崩壊で通行止めに成っているという看板が出ている。様子を見ると難しい状況もなく普通に越えて防滝に付き、その上部を橋で渡って良く整備された急な階段を上れば分岐に出て大日如来の鎮座する山頂に11:25に到着した。 山頂からは三浦半島は良く見えたが水蒸気量が多く伊豆諸島や富士山は見られない。ついでなので関東百名山である御殿山まで稜線づたいに足を伸ばそうかとも思ったが、午後に伊予ヶ岳に登る体力を残すことと保田駅に13:15に迎えに行くことを考えると今日はここで終わりにすることを決めた。山頂でゆっくり休憩をとりシャガの咲く道を下って県道に出て駐車場には12:13に到着した。標高差250m程度であるが往復2:04を要した前半の山は終了した。 保田駅に向かい、S井の乗った内房線が到着するまでの時間を利用して駅前の提灯屋で干物を物色した。 |
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伊予ヶ岳(8回目くらい) 337m 千葉県南房総市 2021年04月11日登山:W辺とS井と3人 内房線では弁当が食べられないというS井の希望で合流後に遅めの昼食を摂ることにする。私の提案で勝山の住吉飯店に入ったが、もやし麺は想像以上に迫力があり、お腹の調子も悪くなってしまった。 平郡の天神社駐車場には14:30に到着し、神社を参拝してから山に向かう。伊予ヶ岳は自動車の免許を取った18歳の頃から頻繁に登っており、多分8回目ぐらいだと思うが、今回は大きな砂防堰堤がが出来ており、途中の水田が荒れ果てるなど少し風景が変わってみられた。 肩の休憩所から岩場に入るが、昔は海水浴帰りにビーチサンダルで登ったものが、難易度の高い登山道に感じられる。加齢で体力が低下しているからだろうなとS井と話しながら15:27に山頂に到着した。 北峰には前に登ったことがあるので今回は南峰で展望を楽しむ。大日山では良く見えなかった伊豆大島も見えており、相変わらずの高度感に満足して写真を撮影してから慎重に下山を開始する。 天神社の駐車場には16:17に戻り往復1:47で標高差270mの2峰目が終了した。既に日射しは傾き始めており、近くの大山千枚田で風景を楽しもうという意見もあったが、ラジオからは関東一円の高速道路で渋滞が発生していることを伝えている。房総半島の一般道を通るので大丈夫だとは思うが、念のために早めに帰ろうと決めて一路木更津を目指した。17時過ぎに湯の郷かずさに到着し風呂に浸かってサウナで汗を流しり、歩数で1万7千歩を越える山歩きであった事を確認した。 二人を木更津駅へ18時半に送り届けて解散し、夕飯は自宅で缶ビールを楽しみながら房総も良いなと感じていた。 |
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御殿山(2回目) 337m 千葉県南房総市 2021年05月04日登山:単独 みどりの日は晴れるという予報が出されたが東京都で緊急事態宣言が発令されている事もあり、県境を越えて登山することは自粛し、先月登った大日山と御殿山の稜線を調査する登山を計画した。なお御殿山は2006年4月4日に塩井戸から登っているので15年ぶりである。 家を出たのも10時半を回っており、往路で鯉のぼりを見るため酪農のさとに立ち寄ったので大日山の駐車場から歩き始めたのは12:24になっていた。23日前に下山した道にはアヤメの花が咲いていたが前回目を楽しませてくれたシャガは無くなっており、房総は春先の方が良いなと確認しつつ大日山[333m]には12:52に到着した。休憩も入れず先に進み宝筺印塔山を13:01に通過する。少し道が解りにくいし台風の倒木も多かったが、この先の従走路は良く整備されている。しかし想定外に階段が多く披露が重なる。鷹取山[365m]を13:30に通過し御殿山の頂には13:46に到着した。シンボルであったマテバシイの大木は枯れており15年の変化を実感する。山頂に居た君津の人は午前中に伊予ヶ岳に行ったが高校生の団体も入り、人が多すぎて山頂に立てなかったという。比較的マイナーな御殿山にして正解だったと思う。 山頂からの眺めも良く14:05まで休憩する。昼食も摂っていないので空腹を感じ、山頂写真を撮ってから下山を始める。往路を忠実に辿り、約30人の登山者と擦れ違って駐車場には15:20に戻りついた。マスクを付けて歩いている登山者は数えるほどしか居なかったが、瞬時に擦れ違うので問題なかろう。私も手には持っていたが山頂で休憩するとき以外は全て外していた。 今回の登山口から山頂までの標高差は250mに過ぎないが従走路の上り下りが多く、往復に2:56を要し1万7千歩を越える山歩きとなった。歩数は前回の2峰合計と同じであることに驚いた。 自動販売機でコーラを購入して喉と腹を満たし、大山千枚田に立ち寄って風景を楽しむ。駐車場には県内のナンバーが多かったが都内の車両も見られ県境を越えた移動も多いことを確認する。国道410号線の工事状況を確認しながら豊英経由で君津市愛宕の森酒造に着き、友人である社長と近況を交換しなが生酒を購入し、渋滞もない裏道を走って午後5時半に帰宅した。 |
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仙人ヶ岳 663m 栃木県足利市 2021年05月23日登山:F島と2人 梅雨に入ったかのような重たい天気が続く中、日曜日には晴れ間が広がるという天気予報を聞いた。土曜日には新座の妻の実家に行くので北関東の山に登ろうと考え金曜日の夕方にF島に連絡を入れる。栗生山に登ってから足利の山火事現場を見に行きたいと伝えると、足利市最高峰で面白い山があると教えられたのがこの山であった。 新座を4時半に出発し太田の牛丼屋で朝食を摂った後にF島の家には6時半過ぎに到着する。F島を助手席に乗せて登山口の岩切まで誘導してもらい7:28より歩き始めた。水場が無いと聞いていたのでペットボトルを3本も荷物に入れてきたのに綺麗な沢沿いを遡航していく。水場だらけじゃないかと文句を付けながら生不動やマンガン鉱山跡などを見ながら標高を稼いでいく。沢から離れ急坂を登れば8:35に熊の分岐に到着する。上空には雲が掛かり展望も少なく晴れ間もない。直ぐに雲の中に入りガスに霞んだ山頂には9:02に到着する。山頂には桐生市菱町の看板も出ており群馬県との県境なんだと気付く。風もないので展望が広がる望みも薄いので直ぐに下山を始める。 熊の分岐からは猪子峠まで稜線を行くのが面白いとF島が言う。上り下りが多く岩場もあると前夜にネットで調べて知っていたが往復同じ道よりは良いかと思いF島に従った。知ノ岳[561m]を越えてアップダウンを繰り返し10:10に犬帰しの岩場に着く。慎重に鎖を掴んで降りるが気温が上がり湿度も高く汗が一気に吹き出した。擦れ違う人も幾組か現れ、逆コースでこの起伏を越えてくる人も多く感心する。遠くに見えていた松田ダムが横に見下ろせるようになるなど、かなりの水平距離を移動して猪子岳[511m]に10:39に到着し、これだけ歩いても標高を放出していないことに愕然とする。その後にやっと下り坂が現れ11:21に峠に到着し、駐車場には11:48に辿り着いた。 急いで車に乗り峠のトンネルを抜け十勝屋に着くと昼前なのに既に多くの人が待っていた。幸い駐車場が1台分空いていたので我々も列に並び、F島推薦の蕎麦を食べたが、待つだけの価値のある旨さに感動する。食後に織姫神社までドライブして両崖山の山火事現場まで足を伸ばしたが、仙人ヶ岳の疲労が残り両崖山の頂を踏む根性が無くなっていた。下山し幸の湯で汗を流し足利餃子を購入しF島を自宅に送り届けて渋滞する関越道を使って妻子を迎えに向かった。 |
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