大型連休が始まる
2020/04/25記
 東京都の小池知事が来月6日まで企業活動を自粛してもらうよう経済同友会に対して要請された。4/27(月)、28(火)、30(木)、5/1(金)の4日間の平日を休暇にすると12連休となる。本来でならば今月29日の昭和の日から大型連休として捉えるべきなのかも知れないが、小池都知事の「ステイホーム週間」定義に敬意を払って大型連休が今日から始まったこととしたい。
 それでも、これだけ快適な天気の週末にも係わらず高速道路で渋滞は発生していないようだ。帰省を自粛する国民が多いという事だと考えると、そろそろ新規に確認される患者数が減ってくるのではと期待する所である。
 ちなみに木更津市議会では4/28(火)に会派代表者会議、30(木)には議会運営委員会が開催される。大型連休に入るのは月が変わってからという事になるのである。
 
 7年前にも記載したが、私は高校生の頃から大型連休は旅をする事を基本としていた。大学を卒業して社会人に成った昭和61年と道路公団を辞めて木更津に帰ってきた平成2年、烏田土地区画整理組合の業務が大詰めを迎えていた平成15年を除くと15歳の時から40歳になるまで毎年自転車で全国を駆け回っていたものである。平成15年に日本全市町村走破を終えてからは車で連続登山をする旅も楽しんだ。
 平成19年に市議会議員になってからは地域行事に顔を出すため遠征の頻度は低くなり、それでも独り者の気軽さから平成21年には北陸、平成22年には四国、平成24年には関西に出かけて山に登った。平成26年に結婚してからは遠征が難しくなっているが、それでも2年前には鹿岳木曽駒ヶ岳(右写真)に連続登山したように、連休は楽しい旅の期待で心が躍っていたものであり、例年なら旅仲間と楽しい企画を交換する頃である。
 
 それが今年は新型コロナウイルスの影響で外出が自粛され、木更津市を含んだ房総半島だけでなく、各地の観光地から遊びに来ないで、帰省をしないでという声が挙がり続けている。稼ぎ時の潮干狩り場も閉鎖され、人が集まる事態を全力で防ごうと頑張っている中で大型連休がやってくるのである。
 日照時間が長くて天気は比較的安定し暑くも寒くもない快適な気温の中、企業活動の縮小による効果かは定かでないが空気が澄んで遠くの山が良く見え、原油の増産と消費の低迷でガソリン価格が安くなっているなど、さぁ出かけようという要素が全て揃いつつあるものの、山小屋の多くも宿泊予約を受け付けず、道の駅も多くが営業を辞めるなど、人が来ないように全国的に対策も摂られているようだ。
 
 大型連休は来年もやってくる。開花や雪解けの時期には若干の変動があるだろうが、多くの自然は来年も同じ様な風景を見せてくれるだろう。老舗の旅館やご当地グルメの有名店など、観光に関する産業の来年も残り期待通りの楽しみがある事と、それまでに風景が一変してしまうような大規模な自然災害が発生しない事を期待しながら、今年は近所の人が居ない公園で娘を遊びながら連休を過ごすことにしようと決めている。
 本来だと地元で行われる岩根こどもまつりや木更津舞尊が今年はなくても、地域の総会や協動事業が中止となって日程が空いて休日の毎日が同じ様な日々を送ることになっても、感染症対策に協力するという自分の決意をするするため、記載した。