高間山 1,343m 群馬県長野原町
2017年08月29日登山:単独
 
 雨が多い夏であまり山に行けないまま8月が終わろうとしていた。そんな時に高崎市にある箕輪城址と八幡塚古墳の写真を撮りに行く用事が出来た。ついでなので登山をしてくることにした。
 午前2時半に起きた娘に目を醒まされ、午前3時半に車に荷物を積み込み出発する。渋川伊香保ICで高速を降りて走っていると携帯が変な音で鳴り始める。何かと思って見たら北朝鮮がロケットを発射したことを知らせるJアラートだった。直ぐに北海道沖に着水したと連絡が入ったので問題ないが、不思議な雰囲気のまま、八ツ場ダムの展望台に到着する。自宅に連絡すると娘の熱が高めなので保育園を休ませ、妻も会社を休むというので山に来ている事に恐縮する。早朝の工事現場を見下ろしてから道の駅に移動し開店したコンビニで食料を購入して登山口に向かう。高間山直下に林道が通っているため、標高1,210mまで車で上がれる事を調べていたが、林道には両脇から草が生い茂り通行量の少なさが実感された。
 
 通行止めの舗装道路の脇に車を停め7:47より歩き始める。まずは足慣らしに王城山を目指す。高間山から遠ざかるように舗装道路を下り、登山道で標高1,050mまで下がり、そこから少し登り返すと王城神社の奥の院に到着した。26日に祭礼が有ったようで、竹や縄が新しい。そこから古城まで0.2kmの看板に添って歩き、小屋を通過して登り返せば8:26に王城山[1,123m]に到着した。三角点があり測量用の櫓も建っていたが薄曇りで展望は得られなかった。水を飲みメールを送ってから往路を忠実に戻る。
 車の所には9:17に戻り、そこから0.6kmの高間山登山道に入ると笹が繁茂して足元が見えにくい。時折道に迷いながら山頂には9:39に到着した。展望もない樹林の中の地味な山頂だったが汗が流れるように落ちる。気温が段々高くなり蒸し暑い。下山は道を外れたり転んだりしないように気を付けて進み10:04に車に戻り着いた。いつもの通り誰にも会わない2:17の登山だった。人が居ないから堂々と裸になって服を絞り汗を拭って着替えてから帰路に着いた。
 
 八ツ場ダムの道の駅でお土産を購入し、倉淵温泉に立ち寄ると露天が休みだったので携帯で調べて相間川温泉に立ち寄る。濃度の高い温泉から上がって箕輪城址に移動する。4年前には着手されていなかった門の復元工事が終わっているので見に来たのだが暑さで汗が流れる。車で少し移動して八幡塚古墳を見る。復元の立派さに驚きながら古墳を回っているとまたもや汗が流れる。高崎で遅めの昼食にスパゲッティをいただき、高崎ICから高速に乗って自宅には18:04に帰り着いた。保育園を休んだ娘の夕食やお風呂を手伝い、一生懸命ご機嫌取りに明け暮れた。
太郎山 2,368m 栃木県日光市
2017年10月04日登山:単独
 
 秋の山に登りたいと思って天気予報を見ていたら明日の日光は昼前から晴れると知り、翌日の娘の保育園への送り届けを妻に代わって貰い、仕事を夜までに片づけて、平日の水曜日の朝3j時に起床して車に荷物を積み込み、2年前に諦めた太郎山を目指して出発した。
 宇都宮で高速を降りて日光に向かうと窓にポツポツと雨が当たる。それでも予報を信じ、コンビニで食料を買っていろは坂を登ると明るくなった空に男体山が聳えていた。車載の温度計は気温8度を示す中で光徳牧場の公共駐車場に停めてコンビニのスパゲッティを食べてから身支度をして、曇りの中を6:35より歩き始める。
 
 刈込湖への遊歩道で山王峠まで登り、車道を少し戻って笹に覆われた登山道に取り付く。上り坂の途中でフリースを脱ぎ汗を拭いながら歩き8:24に山王帽子山[2,077m]に到着すると山王峠から入ってきた登山者が休んでいた。まだ空は雲に覆われており天気の回復は遅そうである。山頂が晴れるようにペースを落とそうと考え先に進む。鞍部の標高1,919mまで156mほど下りそこからスローペースで登るが先ほど山頂であった登山者を抜いてしまった。
 なかなか晴れないなと思いながら山頂が近づいてくると西の空に雲の切れ間が見え青空も広がり始める。9:55に到着した小太郎にも単独行の登山者が居て天気が良くなってきたねと挨拶を交わす。山頂よりこちらの方が展望が良いよと言われ、ここで晴れるまで大休止を執ることにする。すると見る見る青空が広がり始め、テンションも高まってくる。追い抜いた登山者に写真を撮ってもらい、気が付いたら10:30になっていたので山頂まで登ることにする。岩場を越えて10:51に到着すると尾瀬・会津方面は展望がよいものの中禅寺湖方面は小太郎が邪魔して展望が悪い。山頂の神社にお参りして11:00より下山を始める。
 火口跡の新薙の頭を抜けると一気に標高を放出し始める。ロープで岩場を降りながらこの道を登りに使うと大変だろうなと思う。そろそろ下るのにも飽きた12:39に大きな砂防ダムに到着し、ここより林道歩きになる。ここからの太郎が最短距離なのに誰も登ってこないと思いながら曇り始めた天候の中で歩いていくと落石事故多発のため一般車両通行止め措置が行われていた。成るほどこちらから来る人は居ないわけだ。男体山に登っていると思われる4台の車が停まっていたが志津峠までの5.1kmを歩くことに成るとは思っていなかっただろうと可哀想に成る。その後、鹿防止の施設を越え坦々と舗装道路を歩き、13:58に車に帰り着いた。
 
 積算標高差約1,100mを7時間23分かけて歩いた疲れを癒すため千円を払って目前にある光徳温泉にゆっくりと浸かる。湯上がりに三本松の売店に寄ってお土産を購入し、15:10より帰路に着いた。少し早めの紅葉を見ながらいろは坂を降り、鹿沼の「みんみん」で餃子を食べてから高速に乗る。日没後は中秋の名月を見ながら渋滞のない高速道路を飛ばし、アクアラインを渡ると車載の温度計は25度を示していた。房総はまだ秋にが遠いなぁと思いながら自宅に帰り着いた。
三峰山 1,123m 群馬県沼田市
2017年10月09日登山:単独
 
 体育の日を含む三連休には娘を連れて妻の実家に里帰りをしたが、半日だけ単独で山に行って来る許可を得られたので、前から関越道を走る度に少し気になっていた三峰山に登りに出かける事にした。午前5時の暗い中で妻の実家を出かけ北上すると群馬県には濃霧注意報が発令されて実際に周囲の山々が見えなくなる、沼田で降りて山に入れば霧の中に突入し、駐車場が整備された、誰も居ない登山口に到着してから山の服装に着替えて7:38より歩き始めた。案内看板では山頂まで片道5.8kmなので池を回ると往復で12kmを越える長距離だ。
 
 駐車場から進入禁止になっているコンクリート道路の終点まで歩くと立派なモノレールが設置されていた。パラグライダーだと思われるが上の駅は確認できなかった。岩場の急坂を登ると社が立派な河内神社に到着する。山の安全を祈念して参拝する。ここからの展望がよいと聞いていたが霧の中で何も見えない。三峰山は崖が目立つし3つのピークがあるのでハードな起伏が続くかと覚悟していたが、平坦な広い木立の中の従走路を坦々と歩く登山であった。往路で三峰沼に立ち寄ってみたが、山頂部に近いのに人工の農業用溜池だった事には驚かされた。人の手の入っている山なんだと改めて実感する。紅葉にはまだ少し早かった。
 簡単な上り下りを繰り返し、そろそろ山頂かと思ったところに「あと6〜9分で着く」という看板が現れ、本当にそこから6分で山頂に到着した。駐車場から1:50を要していた。谷川岳方面が少し開けていたがまだ霧が残っており展望は良くない。水を飲んで直ぐに帰路に着いた。
 復路の途中で8人の団体と擦れ違う。出会った登山者はこれだけだった。しかしパラグライダーの発着場に立ち寄ってみると20人を越える愛好家がおり、霧も切れて子持山を望む中で、まさに飛び立とうとしているところだった。写真を撮ってから神社により沼田の街中を見下ろす。帰路では天狗岩に立ち寄り、車に戻ったのは11:09だった。3:31で往復できた。
 
 登山口の農協でリンゴなどの土産を買い、沼田の地蔵温泉に入って着替え、食事もとらずに妻の実家に向かったのだが関越は事故渋滞が発生しており、昼過ぎに帰り着く予定が午後3時を回ってしまったが娘の昼寝の時間だったので余り怒られずに済んだ。
矢倉岳 870m 神奈川県南足柄市
2017年11月24日登山:S井と2人
 
 空気が冷え込み富士山が綺麗に見えてきた。恒例の富士周辺登山を行おうとS井が誘うが、彼も仕事が忙しく簡単な山が良いという。私も娘を保育園に送ってから出発して登れる山にしたいと考え、足柄峠から往復2時間である、関東百名山の矢倉岳を選択した。
 
 アクアラインを渡ったのが9時を回っていたので東名の渋滞が始まっており早朝は見えていた富士山も雲を纏い始めた。これは山頂で雲が切れるのを待つことになりそうだと考え南足柄のコンビニで食料を買い込み、登山口の足柄万葉公園に到着して歩き出したのは11:03であり、既に下山してきた人と駐車場で行き会うような遅さであった。
 万葉の歌碑が有る公園は県境の稜線に有り富士が良く見えそうなものだが木立が邪魔で展望が悪い。富士に背を向けて進むことになるが山頂直前まで富士山が良く見えないという設定も粋である。また、登山口の足柄峠の標高は約740mもあり、そこから650mの鞍部まで降りてから870mの山頂に登り返すといった足には優しい登山ルートで病み上がりのS井はいつもよりゆっくり歩いているが、それでも山頂には11:56に到着した。相模湾や房総半島は良く見えているが富士山には雲が掛かっていた。
 苅り払われた広い山頂には3組の登山者がのんびりと過ごしており、我々も写真を撮りながら気長に天気の回復を待つ。時折山頂は見えるもののスッキリと晴れることは難しそうなので13:00に成ったところで下山を開始する。帰りは万葉公園を散策して時間を費やしたので車には14:01に戻り着いた。静岡側に行けば展望も良さそうなので車で足柄城址まで移動すると、矢倉岳の山頂より良い展望が楽しめた。
 
 下山して足柄のスタバで珈琲を飲みながら計画を修正する。当初の予定では同じく関東百名山の大野山で夕暮れの富士を見るつもりだったがS井の体調が悪く、早く暖まりたいというので「いこいの村あしがら」へ移動して温泉に入ろうとした。現地に着くと18:30からでないと入浴できないと言われ、直ぐに携帯で調べた秦野のスーパー銭湯「湯花楽」に移動してサウナで充分に汗を流した。日没後の東名に乗ってみればまた渋滞である。アクアラインを20時過ぎに渡り、三井アウトレットの中にある富田製麺でつけそばを食べてお手軽登山を解散した。
石割山(2回目) 1,413m 山梨県山中湖村
2017年12月29日登山:S井と2人
 
 正月前には富士山ばーん!だ、と主張するS井に、他にも登ったことのない山を提案したのだが近くで見たいという強い希望に負けて、前回は展望の得られなかった石割山を中心に終日富士山を楽しむ計画を建てた。幸い気圧配置は冬型で晴れそうである。
 朝6時に自宅に来たS井の車を私の車庫に入れて出発。中央道で行くつもりで首都高に入ったが、最初に明神山に登るなら東名が良かろうと方針を変え、いつもは横浜町田を利用する東名を数十年ぶりに用賀から走って大井松田で降りる。道の駅あしがらで朝食に富士山カレーを食べてから三国峠まで移動し霜の降りた路肩に車を停める。
 
 服装を整え9:22より明神山[1,291m]へ向けて歩き出し16分で山頂に到着する。ここも2回目の登山であるが前回は寒すぎて満喫できなかった山頂も今回は無風で南アルプスも綺麗に見えており、富士山の東側で最高の展望台だと再確認する。14分ほど展望を楽しんで峠に戻る。
 
 石割神社の駐車場まで移動して10:16より登山を再開し、長い石段で膝の調子を悪くしながら標高を稼ぎ、南側から出てきた雲に視界を遮られる前に山頂に行こうと、神社に立ち寄るのは復路に回して11:00に石割山の頂に着く。前回は見られなかった展望を今回は得られたことに満足する。10分程度で山頂を後にして神社に戻り石の間を通過し、長い階段を下りて駐車場に戻った。

  午後からの計画を立てていなかったが、富士吉田まで移動して昼食を執りながら河口湖に近い天子山[1,104m]に尾根伝いに行くことを決める。細い林道を通行止め場所まで登り13:50より歩き始めると欧米系の恋人同士が軽やかに歩き抜けていった。16分で到着した山頂にはロープウエィで来た台湾の観光客も居て富士山の撮影を楽しんでいた.。逆光では有ったがこの風景も面白い。駅まで足を伸ばさず車に戻りながら2年前に入った葭之池温泉で汗を流そうと電話を入れたら正月休みに入っているとの事なので急ぎ携帯で温泉を探す。
 
 幾つか旅館系の温泉もあったが入浴料が高く、移動距離もあったが山中湖温泉の紅富士の湯まで行き、露天風呂から日没を見届ける。
 湯上がりに富士吉田に戻り新倉山浅間公園からの夜景撮影を行ってから中央道で帰路に着いた。なお、昨年も富士山を見に来ていた事を気が着いたのは夜景をFacebookに投稿したときだった。これは毎年恒例にせねばならないと覚悟を決めた次第である。
No82 .2017/8-2017/12    ←No81No83→
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