89.6月中旬の活動記録
 11日は娘を送ってから自宅に戻って着替え、知人の御母堂の告別式に行く。帰宅して再度平服に着替えて事務所でHPを更新し、その後に市内で所用を済ませながら今議会に上程された市道認定路線を見て回る。

市道2504号

市道2506号

市道2505号

市道2507号

市道2508号

市道6655号

市道4410号(起点)

市道4410号(終点)
、今回の路線のうち2千番台の5路線は市街化調整区域における開発行為の道路で、多くで家が着工されていた。西清小や高柳小学校では人口増加に転じているという話も聞くので週明けには統計を調べようと思う。また、行政による赤道を拡幅した道路は未舗装でも市道認定の議案対象に成る事例が出された。今後も未舗装の道路が市道に成り、結果として市が舗装の責任を負うような悪しき事例にならないことを願う。
 帰宅してからHPを更新するが事務所が西日に炙られて暑い。木更津の最高気温は27.5℃であったが東北や北海道の各所で真夏日になったようである。娘は妻が迎えに行ってくれるので午後5時を過ぎてから麦酒を飲みながら作業を続けていると、この日は4人の新規感染者が明らかになり木更津市の累計感染者は598人、一週間での新規感染者は39人で人口10万人当たりでは28.9人とステージWが4日間続いている状況にあることを知る。明日からの週末は大人しくするしかないと覚悟した。
 
 12日は当初の計画では木更津港から伊豆大島まで暫定的に就航される高速船に乗って大島へ渡り、島一週サイクリングをする計画であったが、東京都の緊急事態宣言が延長されたことに伴い、伊豆大島という感染から影響を受けていない東京都の島々にも自粛延長が波及して高速船が就航しなくなった。また地元の小学校で運動会が開催される日であるが保護者以外の入場が認められない事もあり、予定のない土曜日となってしまった。そこで、朝食を終えてから妻子と母を連れ富津市で開催されるリサイクル展に行き安価で掘り出し物がないかと調査する。
 企業が放出した程度の良い品を安価に購入して再利用することは、地域の販売店の売上を若干低下される事になるかも知れないが廃棄に伴う環境汚染を少しでも防げたと考えると有意義であったと思うし、多くの廃棄物関連企業が集積する富津市の新富地区は新たな環境対策の拠点に成ることを期待したい。
 多くの品を購入してから帰宅し、昼食を摂った後は娘の遊びに付き合いながら本を読む。夕方に届いた新規感染者数情報は2人で、一週間での新規感染者は32人と成ったことで人口10万人当たりでは23.7人となりステージVに戻ったことで若干安堵するものの累計感染者数は600人に達してしまった。状況分析は週末のワクチン接種状況が明らかになる
14日に記載に記載するが、大変な状況が続いていると覚悟する。
 
 13日は妻子と供に花菖蒲の咲く袖ケ浦公園へ遊びに行く。イベントは中止になっていたが花を求め多くの人が集まっていた。娘は子供用の遊具でたっぷり遊んできた後だったので花よりかき氷に夢中であった。冬の間に多かった水鳥は見られなかったが鯉に餌を与えられて満足なようだった。
 公園内でお弁当を食べて帰宅し、娘が昼寝している間に雑務を処理し夕方はニュース番組を見る前に娘と一緒に寝てしまった。
 
 14日は娘を保育園に送ってから自宅で私的な仕事を処理し市内で所用を済ませる。雨なので午後から自宅に篭もって議案を読みHPを更新し、夕方には娘を迎えに行って妻の帰宅まで子守をして過ごした。タブレットには市内で5人の新規感染者が明らかになった事を伝えてきた。詳しく調べてみると袖ケ浦市でも5人で市原市では県内最多の15人に達していた。三市合計の25人はこの日に確認された千葉県の感染者数の91人や全国の936人に対して県の27.4%、全国の2.7%に達するほど多く、この地域だけが感染が進んでいるのかと驚かされた。
 
 15日は娘を保育園に送ってから駅前庁舎に向かうとイオンモールに向かうバス停前に子供の姿が多く、スパークルシティビルのエレベータホール前にはチーバくん・きさポン・ガウラくんが揃っていて驚いた。
 今日は千葉県民の日だったから木更津駅でイベントを行った帰りなのだろうと理解しながら写真を撮り、会派室で議長への引継メモを作成してから議場に入り10時開催の総務常任委員会に出席する。この日の委員会及び協議会の議案は下記の通りである。
区分 番号 内容(件名とは異なる) 関係部


議案54 一般会計補正予算(2号) 総務等
議案52 市税条例の一部改正の専決処分の承認 財務
議案57 市条例の一部改正 財務
議案56 固定資産評価審査委員会条例の一部改正 財務


No.01 令和2年度行政改革推進計画の取組状況 公室
No.02 第2次基本計画進行管理の結果 企画
No.03 第2期創生総合戦略の取組結果の報告 企画
No.04 オリパラにおけるナイジェリアの事前キャンプ 企画
、補正予算で私からはテレワークが前年度より後退している中での追加予算の必要性や電気自動車購入に対する全体計画の有無、巌根駅東口改札設置に関する調査費の範疇や公共交通事業者に対する支給の内訳等の質問を行った。総務常任委員会には岩根と金田の議員が多いため、関連質問の中で巌根駅の東口改札に関する事業費が見通せていないことと開設予定が令和5年度末で東口駅前広場の整備計画は今後進めていくことが明らかになった。市税条例の改正の2議案の中で地価上昇に伴う税額の上昇を一年据え置く改正で木更津市は固定資産税と都市計画税の合計で見込みより約1億1千万円の減額になることや、外国籍の納税者で海外に居る家族の所得が把握できない人がおよそ5百人も居ることが明らかになった。委員会が終わって昼休みとなった。
 午後1時から開始された協議会では市全体の施策や事業を評価するような案件が3本続いた。正副委員長に対する事前説明の時に区分を明確にした資料を要求したが企画部長の口頭説明の中で簡単に終わってしまったが、例えば行革であれば評価基準は金額にする方が理解しやすいし、基本計画とその外枠なのか内側から選択したのか理解しにくい創生総合戦略事業の位置付けは、単に多くの鑑定者が居るだけと考えられないような区別も必要だと考える。オリパラについては情報が多いので
最近思う事に整理するので参照いただきたい。
 午後3時に協議会が終了したので委員会前に作成したメモを元に重城議長や議会事務局長と全国市議会議長会基地協議会に関する諸課題について状況報告を行って対処方針を打ち合わせてから帰宅する。雑務を終えてから早めの夕食を摂り君津市のハミルトンホテル上総で午後7時から開会されるかずさ青年会議6月第一例会に出席する。
 講師は子供に性教育を教える意義を伝える「のじまなみ」さんで、地域紙等で一般の方の参加も自由であることを伝えたため、娘の保育園のお母さん達や教育関係者など多くの方が集まっていた。青年会議所のセレモニーをほぼ省略することなく進行していたが皆さんにはどう感じたか気になる。
 5歳の娘を持つ私にも勉強になった例会が終わり、OB会から出席した私と幹事長及び事務局長は現役の理事長と専務理事とともに通信費の合理化や納涼例会の件について打合せを行い、午後10時になって会場を後にした。感染症が蔓延していない頃で有れば現役と杯を交わし懇親を深めるところであるが、この時間になれば開いている店もなく、自宅に直帰して入浴しする。この日の感染者は7人も居たので感染症の収束は遠そうだと思いながら深夜にHPを更新した。
 
 16日も娘を保育園に送って駅前庁舎に行き、会派室で珈琲を飲みながら10時から開催される教育民生常任委員会をテレビで傍聴する。この日の委員会及び協議会の議案は下記の通りである。
区分 番号 内容(件名とは異なる) 関係部


陳情03 義務教育国庫負担堅持に関する陳情 教育
陳情04 国の2022年度教育予算拡充に関する陳情 教育
議案53 コロナ対策補正予算の専決処分の承認 子供
議案54 一般会計補正予算(2号) 福祉等
議案58 特定保育事業設備運営条例の一部改正 子供
議案59 家庭的保育事業設備運営条例の一部改正 子供
議案60 財産(物品:電子黒板)の購入 教育


No.01 市立図書館管理運営規則の一部改正 教育
No.02 郷土博物館のリニューアルオープン 教育
No.03 新型コロナウイルスワクチンの接種状況等 子供
、陳情3号と4号は毎年採択することが恒例の議案であり陳情の説明も含めて開始15分で可決された。専決処分は申請を行わなくても支給される制度であるが制度の漏れがある指摘があり2月末までは申請を受け付ける事が明らかになった。今後の周知が過大であろう。補正予算では金田小学校の給食室拡張工事が長引き民間の弁当を支給することになりアレルギーのある子供は家庭から持参すること、窓口に設置するセルフレジは1台186万円もすること、富来田小学校の小規模特認校制度としてダナン市やボゴール市の小学校とオンラインで交流する事を始めることなどが質問の中で明らかになった。議案58号と59号は質疑が無く可決され、議案60号で電子黒板の大きさは幅150cm×高さ190cmで小学校に300台・中学校に138台・学び支援センターに1台が配置され小中での仕様の差はないことが解った。委員会が終わって昼休みとなった。
 会派室で弁当を食べ午後からの協議会の傍聴を続ける。市立図書館は他の図書館との情報共有や市民の利用改善として今までの火曜・祝日閉館から月曜閉館で祝日開館に変える規則改正、博物館は7月17日から再開することの報告である。ワクチンについては情報が多いので
最近思う事に整理するので参照いただきたい。
 午後2時前に協議会が終了したので帰宅してから雑務を片付けてから金田地域交流センターに向かう。入口の案内ボードを見ると自主事業を含め17団体が施設を使用し、沢山の住民で賑わっていた。2階に上がり午後6時から調理室で開始される法人会木更津北支部役員会に出席し、昨年の事業報告と決算、今年度の事業計画と予算について審議する。会の終了後、役員である高橋県議はバス停設置に関する署名活動への協力をお願いしていた。これは議会へ陳情されているものだ。
 会場を借りている時間が残っていたので私からも@ナイジェリアのキャンプは7月7日から開始される予定であること、A巌根駅東口にSuica専用改札を設置する方向で調査が始まったこと、B市原市から木更津市にかけての感染が急速に拡大している状況であること等を伝えさせて頂いた。会議が終わって帰宅するとこの日の感染者は11人も確認され、市は県に対し蔓延防止等重点措置の指定を要請したことが伝えられた。夕食後にHPを更新しながら今後の展開が様々に心配となった。
 
 17日は妻に娘を保育園まで送ってもらい私は朝食後に新聞を読んでから駅前庁舎に行き、会派室で建設経済常任委員会を傍聴する。この日の委員会及び協議会の議案は下記の通りである。
区分 番号 内容(件名とは異なる) 関係部


請願01 産業廃棄物処分場漏洩事故の改善を求める請願 環境
議案54 一般会計補正予算(2号) 経済等
議案61 原発事故に起因する損害の和解 環境
議案62 市道路線の認定 都市


No.01 市道125号線のネーミングライツ 都市
No.02 耐震改修促進計画の意見公募 都市
No.03 富士見通り再整備に伴う無電中化 都市
 石井徳亮議員が紹介議員となった請願は、君津市議会と富津市議会にも請願として提出され、君津では一昨日に趣旨採択となり、富津では昨日に否決となったと聞く判断が難しい案件である。廃棄物処分場の第一期事業で漏水事故が平成24年1月に発生して搬入停止措置が行われたが、解決する前に隣接して第二期の計画が行われたのでそれを認可しないようにと平成25年6月議会に陳情が出され、同年8月9日には現地調査も行ったものである。漏水事故から9年が経過しても対策の効果が出ずに基準値以上の塩化物イオンが流出しているので抜本的対策を講じるように県に指導を求めるもの陳情であるが、県は指導を強化しているという情報もあって委員会では否決となった。補正予算ではアクアコインによる優遇施策はスマホの使えない人に対して不公平だとか、無農薬米を生産していない多くの農家の救済が考えられていない等の意見も出されたが、日本賃貸保証(JID)からの寄附金2千万円を活用したアクアコイン使用者に対する20%ポイント還元事業や総務省のマイキープラットフォームとアクアコインを結びつける自治体マイナポイント事業等を含んだ議案が全会一致で可決となった所で昼休みとなった。
 天気も良いので東口まで昼食を摂りに行くと、自由通路の窓には久留里線活性化協議会の壁新聞(?)が数多く掲示され、ショーケースには「芸術文化に親しむまちづくり振興事業」として園児の作品が並べられていた。駅での情報発信効果は通勤通学者には大きいと思うが私もたまには見に行こうと感じた。
 展示は2019年の台風15号通過の傷も癒えない9月28日(土)に開催した
まちづくりコンテストで最優秀賞を取った団体の「アートによる居場所造り」という提案が形になったものの発表と思うが、事業を展開する時期にはコロナ感染症の渦中に成ってしまったというのも大変な話であると感じる。世の中が落ち着いた頃の展開を期待したいと思う。
 会派室に戻り午後からの委員会と協議会の傍聴を続ける。原発事故の和解金は累積で4億72百万円に達したが未和解金も1億29百万円に達していることや桜井の墓地移転に伴う赤道拡幅で認定された4410号線は議会認定後に市で舗装工事を行うことが解り委員会は終わった。引き続く協議会ではポルシェの脇の市道のネーミンライツは他に応札が無く年額63万円で{ポルシェ通り Porsche Strasse}と決まったことの報告があった。日独表記で英語がないのも新鮮である。次に住宅の耐震対策が目標値に達していないので期間が延長され吾妻や岩根4丁目などが重点地域に加えられ改修の案内や訪問等の対応が取られるようになるとともに危険なブロック塀等についての除去工事に対する補助も来年度から始まるような制度変更の意見公募が来月から行われることの報告が行われた。急傾斜指定地域で120軒の危険住宅リストも有るが今年度から再点検を行い連絡先や現状の居住状況等を確認して回る事に対して移転補助がないのかという質問があったが、ここ10年ほどは制度の利用者がないそうである。富士見通りの無電柱化は東電パワーグリッド鰍ニの協定締結が9月議会で上程され10月より工事着手の予定であるが延長660mの道路の両側を地中化する事業費が7億62百万円も係るのである。半分近くが国庫補助とはいえ地中化のコストの高さは昔から変わらず、全国的に広がらないことが身に沁みる。
 午後2時半に会議が終わったので帰宅して私的な仕事を処理し、夕方に娘を連れて帰ってくるとこの日も市内の感染者は11人であり、千葉県は蔓延防止等重点措置を来月11日まで延期し、柏市等の指定を解除する変わりに市原とかずさ四市の指定することを知った。
 
 18日は娘を保育園に送ってから駅前庁舎に登庁し、埼玉県や神奈川県における蔓延防止等重点措置の内容を会派室で調べる。10時からは低炭素社会調査特別委員会に委員として出席する。この日の議案は下記の陳情の審査だけである。
番号 内容(件名とは異なる) 関係部
陳情05 2030年エネルギー基本計画改定に関する陳情 環境
 陳情者の生活クラブ生協・千葉は2月10日にゼロカーボンシティ宣言をした木更津市は国の制度を牽引する期待を込めて木更津市議会から国に対して意見書を出して欲しいという考えである。しかし再生可能エネルギー電力目標を2030年に60%、2050年に100%とすることを求めていたので、太陽光発電の設置による森林等の乱開発・風力発電による低周波被害・揚水発電のダム建設や地熱発電所建設による環境破壊等の問題も再生可能エネルギーに有る中で描く将来像を私から聞いたところ、省エネの推進で化石燃料や原発による発電分を削減することを念頭に置いているようであった。要求水準が現実的でないことと国が既に取組を始めていることを考えると自治体から意見書を出すような事案では無いと私は判断し、他の委員の賛同もなく陳情が否決となって委員会は終了した。協議会事案も無かったので座親委員長には市が報告すべき取組が内容なら議会として勉強を重ねることも考えるべきであり、特に日本製鐵では様々な取組を検討しているのでそれを披露したらと伝えた。
 午前中に会議が終わったので弁当を購入して帰って事務所で雑務を片づけてからHPを更新し、夕方に娘を迎えに行った。
 
 19日は雨模様の土曜日である。頼まれていた家の修理の材料を買いに出たついでに散髪し、帰宅すると7人の新規感染者が明らかになっており、今月の累計が104人に達する事態に脅威を感じる。
 夕食後には事務所で遠方の知人とオンライン飲みをしながら情報交換を行った。話が長くなり午後8時を回ってしまったら、待ちきれなかった娘は庭で花火を楽しんでいたようだ。花火大会も中止なので家で何回か楽しませてあげようと思う。
 
 20日は父の日の日曜日である。木更津トライアスロン大会が陸上自衛隊で行われる日であったが早々に中止が決まり何も行事がない。
 昼間に買い物に行き、午後から妻の協力を得ながら床のシート張り等を行い、夕方には私と私の父を主役に家族で食事会を行った。翌日から蔓延防止等重点措置が開始されることもあり、午後7時を少し越えてお酒も楽しませていただいた。
 
 
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2021年6月下旬の記録